「デミ・ムーアのキャリアに必要なのコレ?」サブスタンス くつむしさんの映画レビュー(感想・評価)
デミ・ムーアのキャリアに必要なのコレ?
エクストリーム‼️ に大失敗かなと思った。途中まで良かっただけにね。適役と言えば適役だったけど何でオファー受けたんかなデミ・ムーア。2025マイワーストになる予感しかしない。
【追記】※長文酷評です
観たい人はだいたい観終えた頃合いか感想が出揃ったようなので個人的に総括。とにかく感覚がありきたりで古い。女性監督自身が明言してるテーマ、女性が若さや美しさを失うことで社会で透明になっていく辛苦、今更?またショービズ界で若い白人女性に多大なアドバンテージを肯定する文脈もあえてだとしてもコンテンポラリーではない。設定の説明が済んだ時点でテーマも結末もおおよそ予想出来てしまう安い脚本、使用上の諸々のタブーは判りやす過ぎて完全に熱湯風呂の絶対に押すなよ!だw 映画好きにアピールするオマージュもキューブリックに一蹴されそう。ツァラトゥストラの使い方なんて最低、滑稽ですらない。ボディホラーはジョン・カーペンターやクローネンバーグ(オマージュ多数)を知らない世代には新鮮なのか?物体Xもヴィデオドロームもザ・フライも40年程前なのに演出面でほぼ進化が見られないばかりか衝撃は見劣りしている。VFXの問題では無い。そもそもボディホラーは人体の怪物的変化のビジュアルショック自体が本懐だ。ジェンダーというテーマを表現するための過剰演出に用いたのだとしたらオールドファンに言わせれば主従が逆だ。ホラー大作は本職にしか出来やしない。そして何よりなんの余韻もない作品だった。エンドロールでやっと終わったかと。主演2人は途中まで良かった。DIYとぶっ飛ばしキックと死体蹴りは印象に残ってる😆 公開前にGEEKS RULEのTシャツ販売が告知されてて買おうかなと思ってたけど映画観てやめた。絶対着ないから。