「設定と前半は楽しめたが、後半は結論:やっぱりホラーは合わない」サブスタンス alvoさんの映画レビュー(感想・評価)
設定と前半は楽しめたが、後半は結論:やっぱりホラーは合わない
ホラー基本見ないけどあまりに今見たい映画が無さすぎる!というのと、アカデミー賞だし?アラフィフの老化対策だし?というところに望みをかけて飛び込み鑑賞。あ、前夜祭だったんだ。通りでレビューが少ないなと。。
前半は面白くて夢中になった。分身が出てくるシーンとか気持ち悪くはあるけど、基本はルッキズムの成れの果て、人が狂っていくというサスペンス寄りの話だし、自分が手に入れたらどうするだろう?とか考えながら設定を楽しめた。なるほど脊髄液で安定させるのね、ふむふむとか。デミさまは美しいけど、50歳のたるんだお尻と分身スーちゃんのパツパツのお尻の対比、そうなるよねーとか。
でも後半はちょっと展開がだるくなってきて、自分が受けたインタビューにそこまで他人事として嫉妬できるかー?とか、なぜ7日目の夜にわざわざ男連れ込むのー?とかさっきまで立つのもやっとだったのに何その全力疾走、とかの無理設定が気になりだし。
挙句、え、まだ続くの、そろそろ終わりでは。。?と思ってから本番ホラーが始まり40分くらい続く。(思わず時計を見てしまった) 好きな人はここからが楽しいんだろうけど。。最後は気持ち悪いというよりは笑えるくらいの振り切ったスプラッタ?うーん、懸念していた怖さ、は人工的だったのでそこまでなかったけど、グロ物体の見どころわからず、ひたすら時間が過ぎるのを待っておりました。
ホラー好きな人にあれはどう楽しむのか聞いてみたい。あの肉片の造形いい!とか血の勢いがいい!とかを見るのだろうか。。やはり私にホラーはまだ難しいらしい。
追記。怖くなかったと思ったけどまんまと夜悪夢見た、なんか人を殺したのを必死に隠す?夢だった。ちゃんと蝕まれていたらしい。
