ザ・サブスタンス(原題)のレビュー・感想・評価
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ホラーでありながらコメディ。カオス。
ネタバレは含みません。安心してください。
海外(カナダ)で日本公開よりも半年ほど前に鑑賞。
ボディホラー(異常な肉体変化等がある)映画です。また、日本でのR指定は現時点では分かりませんが、猥褻なシーンが多くあります。家族と一緒に見るのは避けましょう。また、以上の理由とストーリーからデートにはおすすめできません。
全体的にホラー度は高くはないと感じました。逆にホラーのあの重たい空気感が常にある方が好きな方にとっては嫌かもしれません。怖いこと、気持ち悪いことが起きながら笑えるシーンを挟んできます。あまりホラーが得意ではない私にとってはちょうど良かったです。
ホラーに振り切ってない分、メッセージが伝わりやすく、考えさせられる映画になっているように感じました。
以下その他まとめ
テーマ:
「クローン」、「美、若さ、名声への執着」
「クローン技術」をテーマにした作品はよくあるが、この作品のクローンは、全く同じ見た目ではない。元より若く、美しい。
「美、若さ、名声への執着」も珍しいテーマではないがクローンと掛け合わさることで相乗効果が生まれていた。
キャスティング:
完璧
主演のデミ・ムーアをはじめ、クローンのマーガレット・クアリーなどキャスティングに違和感を感じることは一切なかった。
ショット:
個性的なイメージ
ロングショットは少なかったように思うが、カメラが激しく動くショットやスローモーション、さまざまな映画を彷彿させるようなショットは多くあった。
結論
気になったら観る価値あり。
240924全米6位 製作費18億円n
6位は、映画配信サービス・MUBIによる初のメジャー劇場公開作品であるサイコホラー「ザ・サブスタンス(原題)」。デミ・ムーア演じる女優エリザベス・スパークルは、50歳を目前に、より若く美しい自分になるために、ある注射を打ちます。薬の投与後、彼女はスー(マーガレット・クアリー)として、生きていくことになります。「REVENGE リベンジ」のコラリー・ファルジャが監督・脚本を務め、第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で脚本賞を受賞。製作費1750万ドル
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