「目眩く万華鏡の無防備に酔わされる」メガロポリス 青樹礼門さんの映画レビュー(感想・評価)
目眩く万華鏡の無防備に酔わされる
コッポラはタッカーという映画が大好きで
これはそれに近いテイストを感じた
イタリー気質のどこか陽気なのんきなビジョンは
歳を取れば取るほど無邪気な童心としてスパーク
かつてみたクラシック映画への憧れを
総天然色で臆面もなく広げている
何かにつけ人が一生懸命作りし作品に
ヤジりイチャモンつけディスり発言が蔓延る
知的ぶった現代社会だからこそ
夢見ることを諦めきれず
無謀なチャレンジを繰り返し
倒れては這い上がってきた大先輩が
ほとばしるエネルギーを集めた
エントロピー超大作でお見事であります
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