「お金を掛けた自主製作映画」メガロポリス toshijpさんの映画レビュー(感想・評価)
お金を掛けた自主製作映画
一言でいうとつまらなかった。もう少しオブラートに包んだ
言い方をするなら「私の感性に合いませんでした」。
途中何度か寝落ちしてしまった。かなり癖のある映画。
大手映画スタジオからの資金が得られず自費を投じたと聞くが
この内容だと興行的に成功する見込みは立たず資金が集まらな
かったというのも合点がいく。
自分のお金で製作して好きなように撮ったのだから本人はきっと
満足していることだろう。観客から支持されようがされまいが
お構いなしといった雰囲気は宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」
(2023年製作)に通じるものがあった。ちなみにコッポラ監督は
1939年生まれ、宮﨑駿監督は1941年生まれでほぼ同年代。
思い残すことがないように自分の世界観を最大限に投影した作品に
したのだろうか。
「地獄の黙示録 ファイナル・カット」(2025年6月公開)
(オリジナルは1979年製作/原題:Apocalypse Now)を観て
コッポラ監督はやっぱり凄いなと思った直後に今作を観て、
目が点になってしまった。作風が違いすぎる。
一部の映像表現に”いいね!”を付けたくなったものの、全体としては
なんじゃこりゃ?な世界で付いていけなかった。最後まで観ても
自分の気持ちは盛り上がらないままだった。
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