「長さは半分でいい」ANORA アノーラ 水原秀策さんの映画レビュー(感想・評価)
長さは半分でいい
前半の「ポルノ&享楽」シーンが一時間もある。長すぎるだろう。そこからドタバタコメディになって面白くなってはきたが、人探しのくだりも長すぎる。
あと、ドラ息子の母親ににやられっぱなしなのはアノーラが可哀想すぎた。ちょっと言い返したくらいではね。負けて終わるのはいいとしても何か一矢報いてほしかった。
良心的なゴロツキと心を通わせるという展開、そこからのラストシーンなど部分的に見るべきものはあった。なので佳作とは言える。
ただ、アカデミー賞とか言われるとね。そこまでのもんじゃないでしょと。
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