「祝 作品賞」ANORA アノーラ いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
祝 作品賞
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t.A.T.u.の一番売れた曲も忍ばせているとは、監督の目配せも大したものだとw
"ほろ苦さ"的にはしっかり味が染みている作品である 前半あれだけ裸とEDMをガンガン出していって、急降下なリアリティを見せ付ける演出は堂に入っている
ラストの嗚咽は、評価の分かれるところだろうが、自分的には、あの瞬間が限界だったのだろうという、ゴム(コンドームじゃないよ)を伸ばした先のビヨンドを表現したかったのではと好意的に取る
虎の威を借る狐であったって所詮、”狐” それでいいし、ずっと強さを維持なんて不可能 それをキチンと演出してみせた監督の目の付け所が、カンヌ&アカデミーのフィニッシュなのかなぁと・・・
自分的には『レッドロケット』の方が好きだけどねw
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