「現実という世界の切なさ」ANORA アノーラ ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
現実という世界の切なさ
幸せはそうそう転がってるもんじゃない、現実をよくみれば、あのバカ息子がイカれてるのは明白。同じダンサー仲間もその辺りはよくわかっていて、アニーだけが舞い上がってる感じがして、観ていて痛かった。それでも、ひとりを除いて、他のダンサーたちが温かくアニーを見守ったのは、一筋の蜘蛛の糸があってもいいじゃないと、上っていくアニーを自分達の希望と置き換えていたからかな。
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幸せはそうそう転がってるもんじゃない、現実をよくみれば、あのバカ息子がイカれてるのは明白。同じダンサー仲間もその辺りはよくわかっていて、アニーだけが舞い上がってる感じがして、観ていて痛かった。それでも、ひとりを除いて、他のダンサーたちが温かくアニーを見守ったのは、一筋の蜘蛛の糸があってもいいじゃないと、上っていくアニーを自分達の希望と置き換えていたからかな。