「現実という世界の切なさ」ANORA アノーラ ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
現実という世界の切なさ
幸せはそうそう転がってるもんじゃない、現実をよくみれば、あのバカ息子がイカれてるのは明白。同じダンサー仲間もその辺りはよくわかっていて、アニーだけが舞い上がってる感じがして、観ていて痛かった。それでも、ひとりを除いて、他のダンサーたちが温かくアニーを見守ったのは、一筋の蜘蛛の糸があってもいいじゃないと、上っていくアニーを自分達の希望と置き換えていたからかな。
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talismanさんのコメント
2025年3月4日
ダンサー仲間が一人除いてみんな応援してた。嫉妬して羨ましがる「一人」は必ずいる、それが本当だろうしリアル。その人との関係もいつどんなに風に変化するかわからないですしね!