劇場公開日 2025年3月28日

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エミリア・ペレスのレビュー・感想・評価

全183件中、41~60件目を表示

3.5ビンゴ!!

2025年4月14日
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泣ける

怖い

難しい

燻った日々を送る弁護士と女性になりたいと言う麻薬王の物語。

弁護士リタはある日誘拐され麻薬王マニタスに女性になる為の協力を半ば強制的にさせられるも無事成し遂げ…しかしエミリアとして生きる彼女と再会し再び幕が上がっていく。

麻薬王って時点で大悪党であることは間違いないが、そんなマニタスも1人の人間としての悩みを持ち…。生まれ変わったエミリアと接していくうちにリタとの間にも信頼と友情が。

生まれ変わっても消せない過去、そして生まれ変わっても変わらない気持ちや愛情…そんなものがふんだんに盛り込まれたストーリー。

大好きな匂い…エミリアはどう思っただろうか。

そして最早敵となった彼女。この真実を初めから言えていたら、そしてもし受け入れて貰えていたならばどれほど…。

一方からは近く、もう一方からは果てなく遠いその距離が終始切なかった。

慈善事業!?…はどのツラさげてと思わないこともなかったが、これも変化と言うことか。そしてどんな姿になっても子どもを思う気持ちは変わらないのだなぁ。

難しい性の問題を扱っていながら、狂おしい家族との関わりをよく表現しておりなかなかに没入させられた作品だった。

個人的には、よく出来たストーリーなので別にミュージカルにしなくても良かったかな…なんて。

キラーチューンっぽいものも無かったように感じたし。。

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MAR

4.5組織や警察から逃げるクライムサスペンスじゃない!

2025年4月13日
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興奮

とある直木賞本を読んでメキシコにいつか行きたいな〜と思っていたので、麻薬カルテルのボスが性転換?舞台はメキシコ?へー、観てみるか〜!くらいの知識で映画館へ行きました。てっきり逃げるための性転換手術なのかなって思ってたんです、クライムサスペンスかなって。そしたら全然違った!クィア映画だった!そしてミュージカル仕立てだった!最初の2曲で、わたしはハマりました。全曲を歌い上げる系ではなくて、気持ちの高ぶりなどに乗せて曲になるやつでした。
ぶっ飛んだストーリーだったので、エミリアはあのラストを自身で受け入れていたのかどうかが気になりました。(ストーリー的には言い落としどころじゃないかなと思います、盛りだくさんすぎておなかいっぱいでしたし…)
大人計画(松尾スズキさん)の作品を観たかのような、不思議な感覚で席を立ちました。好き。

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lotta

5.0個人的には今年度の作品賞だ

2025年4月13日
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鑑賞方法:映画館

第97回アカデミー賞最多13部門ノミネートで助演女優賞と歌曲賞受賞とのことでかなり話題性があったが、本作のテーマにあまり興味が湧かなかっため、なんとなく暇な時にふらりと劇場に立ち寄り鑑賞。
上演開始まもなく、劇場に来た甲斐が大いにあったことに大満足。
本作の観どころか、ところどころで流れる語り口調のミュージカルはとても訴えるものがあり、それはそれで意外に迫力ありで絶妙なのだ。
映像的にも、度々とらえる人物のどアップはど迫力で圧倒される。メキシコの曲なのか、もちろん音楽も雰囲気抜群で歌曲賞受賞はまさに伊達じゃない。
役者陣の演技も、助演女優賞受賞のゾーイ・サルダナだけでなく、主演のカルラ・ソフィア・ガスコンや脇を固めるセレーナ・ゴメスの熱演も鬼気迫るものがあり、それぞれが受賞してもなんの不思議もないレベルに思う。
ストーリーは奇想天外ながらもある意味ベタではあるが、終始ハラハラドキドキが止まらない。特にラストのドンパチは、結末はどうであれ大きな余韻を残す。
本年度アカデミー賞最多部門受賞の「アノーラ」も大好きな作品ではあるが、個人的には本作が本年度の作品賞だ。
あぁ…とにかく銀幕で観れて本当に良かったなぁ~と、大満足で劇場を後にした。

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いけい

3.0要素詰め込みすぎたかな。

2025年4月13日
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『女性になりたい』
そんな唐突な申し出にアクシデント的に巻き込まれていく彼らの様子が面白く、あまり説明的な描写もないのも手伝ってスピーディーな展開に魅せられましたが、後半にいくにつれ、尻すぼみになっていきました。

最後のクライマックスは残念な終わり方でした。主人公の生き方を問うのか、家族との関わりを問うのか、過去の自分なのか、後半はどこかに焦点を絞って欲しかったです。
感情移入できませんでした。

リサ役はとても良かった点とミュージカルは意外と受けいれることは出来ました。彼女の出色でした。
今年のアカデミー賞候補はそこまでレベルは高くなかったです。

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ねじまき鳥

3.5ドラッグって儲かるんだな

2025年4月12日
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最初、ドラァグクイーンとドラッグを掛けているのかと思いました。
でも、そんな単純な話ではなく。
性別や人種で差別されている人、見た目で差別されている人、学歴で差別されている人、国で差別されている人……本質は同じところにあり、且つ、差別されているからっていい人じゃない。
人を殺した先に、法律を破った先に、生きづらさの答えはあるのだろうか。
単純には解決できない問題は山積みなんだけど、エミリアのリッチぶりが、韓国ドラマの財閥もびっくりな具合で。
結局は、ドラッグを買う主な層は貧困層で、そこから搾取して、さらには貧困層には理解できない、生きづらさも存在するわけで。
ドラッグに手を出さないことが唯一の、アイデンティティーの確立かもしれないと思いました。

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su-zu

4.0外向きベクトルの映画

2025年4月11日
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フランスの才人監督ジャック・オーディアールが、サスペンスドラマをミュージカル仕立てとした映画。オーディアール監督は、舞台をメキシコに設定し、スペイン/メキシコ人と、スペイン語に馴染みのあるアメリカ人を採用して撮影を進めた。

主人公のエミリア・ペレス/マニタスは、スペイン人のトランスジェンダー俳優カルラ・ソフィア・ガスコンが演じた。その演技は、奔放の一言。彼/彼女に手術を受けさせるために世界を奔走する、狂言回しの弁護士リタを務めたのは、アメリカ人のゾーイ・サルダナ、ただし彼女はプエルトリコとドミニカに縁があり、スペイン語も上手。それでも、英語を話した時が、一番自然で生彩が感じられた。

ドイツ人が「考えてから歩き出す」と言われるのに対し、スペイン人は「走ってから考える」と言われることがあるが、その影響は確かにあった。カルラ・ソフィア・ガスコンの過去の失言が見つかってしまった。10年前ならいざ知らず、昨今のように多様性が認められ、リテラシーが求められるコンプライアンス遵守の世の中では、あり得ないこと。

私にとって一番良かったところは、セリフを喋っていたのがミュージカルに移行してゆくところ、特に群踊の場面。なぜか、北野武の「座頭市」が思い出された。あれは一見タップダンスだったが、本当は太鼓のリズムに乗っていた。彼は黒澤さんの映画を思い描いていたのだと思う。

アカデミー賞候補の有力作だった主な作品は見たけれど、この「エミリア・ペレス」が一番エネルギーに満ちていたと思う。ただし、ベクトルが外を向いている分、無駄なインパクトを発揮してしまったが。

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詠み人知らず

4.0姿を変えても過去は変えられない

2025年4月11日
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悲しい

知的

 フランスを代表する名匠のジャック・オーディアール監督が作った野心的で奇想天外なサスペンスミュージカル。いや、ジャンルを規定できない作品だ。
元は歌劇(オペラ)にする予定だったものを新しさを求め、ミュージカルに仕立て上げたという。

 弁護士のリタ(ゾーイ・サルダナ)は麻薬カルテルのリーダー、マニタス(カルラ・ソフィア・ガスコン)から多額の報酬と引き換えに秘密裏に女性への転換手術を行う依頼を受ける。本心を隠して生きてきたが、残された人生で願いを叶え女性として生きたいという。
リタは性適合手術の手配から残された家族の居場所など全て秘密裏に行うことを全うする。
それから時が経ち、イギリスで成功を手にしていたリタの前にエミリア・ペレスという女性になったマニタスが現れる。
マニタスはメキシコでもう一度家族と暮らすための依頼をしに来たのだ。
マニタスは女性に生まれかわり、過去の悪行を償うための慈善活動にのめり込み、リタもその活動に協力する。

 エミリア、弁護士のリタ、マニタスの妻ジェシー、エミリアの彼女になるエピファニアの4人の女性の視点で進む展開は細やかで演技も素晴らしい。結果カンヌ国際映画祭では演じた4人が同時に女優賞を獲得している。エミリア役のガスコンに至っては史上初のトランスジェンダー女優としての受賞となった。

 ところで、なぜクライムサスペンスとしては似つかわしくないミュージカルの手法を取ったのか。映画におけるミュージカルシーンはどうしても唐突である。舞台劇のミュージカルは舞台装置の中で歌い踊るので違和感はない。一方映画ではリアリティを追求した場面の中で突然歌い踊るのでリアルから離れ、ある意味滑稽でもある。

 エミリアは女性に姿を変え慈善活動に精を出すが、彼女が過去に犯した犯罪は消えるものではない。過去の凶暴さが出てしまうこともある。そうした姿はある意味滑稽でもある。
オーディアール監督はジャンルというものを超え、サスペンスにミュージカルの要素までぶちこみカオスのような映画を作った。それは比喩的にはコメディも包含したある人物の数奇な人生を表現したかったのではないか。

 さて、カルラ・ソフィア・ガスコンの件だ。
ご存知のように、過去のSNSで差別的な書き込みをしていることが発覚し、大批判を浴びている。

 アカデミー賞でも非英語作品で過去最多の12部門13ノミネートを果たしたが、受賞したのは助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)と主題歌賞の2部門のみ。ガスコンも主演女優賞にノミネートされたが落選した。もちろん賞はエミリアではなく個人のガスコンが対象なので、個人の不適切な投稿が原因ではずされたことは当然である。映画同様、過去の過ちは変えられないというという事を地で行く皮肉な結果になってしまったのだ。

 ただ、出演者の不祥事で作品そのものの評価が落とされるのはどう考えてもおかしい。昨今リスク回避傾向が強まり、主催者や製作者が過敏な対策をとるような気がしてならない。
この映画のガスコンの演技は素晴らしかったし、プライベートで不適切があったとしてもその評価は変わらない。ましてや作品の評価が変わるようなことがあってはならない。

 傑作とまではいわないが、意欲的な作品でジャック・オーディアール監督の代表作にもなる作品だと思う。外野に惑わされることなく自分の目で鑑賞して欲しい。

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kozuka

5.0聖母たちの子守歌

2025年4月11日
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楽しい

幸せ

ミュージカル映画ですが、
セリフの延長として気持ちが高まった時に歌が出てくる感じで、
”私歌うまいでしょ”の押し付け感なく、音楽もカッコよくスタイリッシュなので、
ミュージカルの苦手な私でも楽しく観ました。

登場人物の中では、主役のエミリア・ペレスより、
彼女(彼)の変身ぶりと自身の変わらなさを比較して気持ちが揺れ動く
友人弁護士リタの表情、言動に強く魅力を感じました。

仮に全く新しい善の人間に生まれ変われたとしても、
過去を完全に捨てず、良いとこ取りをしようとするならば、
眼を背けたい過去の自分の悪と対峙しなければいけない。

主役のガスコンが自身の過去の発言で炎上し、
過去に向き合わなければならなくなったのはなんとも皮肉な話。

物語は悲劇的な方向へと進みますが、
最後は聖母になることができたのだから、彼女の人生は幸福だったのかもしれない。
そう思わせてくれるような音楽の持つ力は、やっぱり大きいですね。

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HK

3.5あの子たちにはまっとうに自分らしく育ってほしい

2025年4月10日
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もしミュージカルじゃなかったらどうだったかなと鑑賞中不遜にも考えていました。

ミュージカルシーンは斬新にいろいろ工夫されていたし、パフォーマンスも良かったのですが、非ミュージカル部分で高まった緊張感やテンションが、フッと緩和されてしまうというか、ちょっと冷却されてしまうように感じました。

素材としては充分刺激的なものだし、名匠ジャック・オーディアールを持ってすれば、ドラマとしての更なる掘り下げでワンランク上の傑作に仕上げられたのではないかなあ。

ゾーイ・サルダナはアカデミー賞に値する素晴らしい演技とミュージカルパフォーマンスでした。真面目で有能そうな立ち振る舞いにプラスして、あの少し憂いを含んだ表情がなんとも良いですね。

ただ、ラストのエミリア奪回のシーンの武装組織の精鋭を集め先端の銃器を揃える強めの描写が、結局は「力には力で」と私には映ってしまい、少し興醒めしてしまいました。勿論リタも大好きなエミリアを何としても助けたく、そういう描写にせざるを得なかったのでしょうが。

以上いづれもあくまで個人の意見ですのであしからず。

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sugar bread

3.5ミュージカル仕立てじゃなくても・・・

2025年4月10日
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悲しい

楽しい

興奮

作品として悪くはない。
悪くはないんだけど・・・・
ストーリーもしっかりしてるし、
俳優の演技もなかなか。
エミリアの行末を案じちゃった自分がいたしね。
でもこれ、ミュージカル仕立てでやる必要あったのかなぁ?
唄が上手いのはセレーナ・ゴメスぐらいだしW
ミュージカル部分でグッと来たのは息子のところぐらいかな。
なんか、気を衒った感がありありで、
作品がチープになってる感じがする。

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KENKEN

4.0呆れながらおもしろく観ましたよ

2025年4月10日
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笑える

興奮

エミリア・ペレスさん、欲張りすぎ。
何事もほどほどですよ。
いくらお金が有り余っているからといって全てが思い通りにならないと癇癪起こすなんて、
バチ当たりますよ。
(そう説教したくなりました。
あの弁護士は只のイエスマン。
やはり人生には良くないことは良くないと断言してくれる人が必要だということ。)

言葉にもリズムと音階がある。
ミュージカル部分も違和なく納得する。
エミリア・ペレスの数奇な人生の幕切れを美化する為にも
この手法がユニークで見易かったのかも。

麻薬王は女になりたかったと切望。
でも恋愛対象は女性で、女性に成ってからも女性との(レズ)恋愛を謳歌するが(元)女房が欲するヒモ男には嫉妬するなんて。
エミリア・ペレスさんの事だからてっきり又男性に変わりヒモ男と男対決するのかと思ったが。
神様からのギフト(性別)は大事にしてくださいよ。

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なかじwithみゆ

4.0セリーナ・ゴメスがかわいい

2025年4月10日
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悲しい

怖い

興奮

奇想天外でコメントが難しいのですが、劇中曲Mi Caminoが気に入りました。
ジェシーを体当たりで演じたセリーナ・ゴメスが一番良かったです。

エンタメ業界のミュージカルかと思いきや、話はどんどん想像していたものと違う方向へ進みました。
ストーリーも設定も無理があるように思いますが、ミュージカル仕立てとスペイン語とで成り立っている印象です。

エミリアはトランスジェンダー女性とは知りませんでした。
女装でのジョン・トラボルタに似てると思いました。

リタは、必要以上に格好良いのでは?と思いましたが、
アカデミー賞で助演女優賞を受賞したのですね。
様々な意味で話題作です。

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Mikikar

3.5主人公がリタで

2025年4月10日
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良かったかな、と。
エミリアも本当に魅力に溢れて大好きです!

ゾーイ・サルダナは本当美しかった!

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へんそん

3.5映画としてはおもしろい

2025年4月10日
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悲しい

興奮

久しぶりの映画、
内容はいろんな問題が提示されているが、
ミュージカルによって、エンターテインメント性があり、最後まで飽きさせない。

最後まで観た感想は、
ただただとにかく、子供たちがかわいそう。
大人たちに振り回されて、傷つく子供たちの表情が離れなくなるので、
親としては、後味の悪い映画だと思う。

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ひまわり

3.5ラストだけ残念

2025年4月10日
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四人の女優さん、素敵でした
ミュージカルの作りにも満足
見応えがありました
ラストはもう一捻り欲しかったな

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たつじ911

4.0ゾーイサルダナ

2025年4月9日
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新宿ピカデリーで鑑賞
サービスデイもあってかほぼ満席でした

なんだこの話は⁈要素多すぎ
133分あっという間。めちゃめちゃ面白かったです

ミュージカルパートの楽曲、ダンス、演出が秀逸
特にゾーイサルダナのシーンがいい!
助演女優賞を受賞ですが助演ではなく主演でしょうと

そしてこの映画見て、メキシコのいろんな都市が
住みたくない街ランキングに返り咲きました

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ぼろんてーる2

4.0なかなか野心的な力作

2025年4月9日
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ミュージカルなのに全体のトーンが軽くならないのは、各ドラマ部分が人間臭さを押さえたしっかりした演出だからだろう。そしてミュージカルシーンもキレがあり、狭い空間でキビキビと動く俳優達のパフォーマンスに感動した。

暗さをベースにしつつも、その中でカラフルにギラつかせている映像もいい。

最後にもう一つZサルタナのシーンがあればもっと余韻があったとは思うが、それでも充分楽しめた。

それにしても麻薬王の豹変ぶりには驚いた。

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石岡将

4.5前情報を入れずに

2025年4月9日
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悲しい

興奮

知的

前情報を一切入れずに観た!ん?ペドロアルモドバルの新作出たんだっけ?と思いつつ、いきなりインド映画みたいに踊り出して最初ちょっと笑ってしまった。すっごく心揺さぶられるほどではなかったけど、リタの歌や踊りは素晴らしいと思ったし、優駿なのに搾取されるやるせなさや、依頼を受けなんでもやり遂げるタフさはカッコよかった!あのあと心やすらかに過ごせますようにと願う。マニタスとエミリアは違う俳優さんが演じてるのかと最後まで思ってた!パンフレットを読んで、1人の俳優さんが演じてると知ってお見事!と思った。過去の発言で炎上とか色々残念だけど、そういう情報を入れずにみれて自分はラッキーだった!南米ではブーイングという話もあるが、私は映画として普通に楽しんだ。セレーナゴメスも可愛かったし良い演技してたと思う!スクリーンで見れてよかった!配信では見る気しないね。

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Rubysparks

4.0「パリ13区」の後ということで期待し過ぎたか

2025年4月9日
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2022年外国映画ベストテンの3位に置いた傑作「パリ13区」に続くジャック・オーディアール監督作。

カンヌで評価されアカデミー賞では最多ノミネートということで期待し過ぎたか、十分面白かったけど圧倒的ではなかった。激しく愛した前作には遠く及ばなかった。

メキシコの麻薬カルテルのボス(トランスジェンダーのカルラ・ソフィア・ガスコン‼︎)が女性弁護士(ゾーイ・サルダナ)のサポートにより性別適合手術を受け、エミリア・ペレスとして新たな人生を歩むことに。

クライムなのにミュージカル、シリアスなのにエンターテイメント。そういう意味では間違いなく斬新。

ちなみに30代に突入したお久しぶりのセレーナ・ゴメスがボスの妻を演じた。やはり女子力は抜群。益々いい女になった。

最後にエミリアと愛し合う女性を演じたアドリアーナ・パスについても記録しておかないと。

そう、4人でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞‼︎

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エロくそチキン2

3.5ワクワクが止まらない!

2025年4月8日
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楽しい

興奮

クールな満たされない女性弁護士が、突如身をしならせて歌い踊りだす。『な、なんだ、予想と全く違う!?』でも、なかなか楽しいミュージカル仕立て。
次には何だか不穏なサスペンスムード。何か怖い事が起こるのか…と思うも、お話はどんどん展開し、マニタスはエミリアになる。
彼女のセクシーなイイ女ぶりは、やや巨体ではありますが、見ていて爽快。ただリタちゃんが、最後まで女として報われていない事には、少々sympathy…

カンヌ主演女優賞始め、世界的評価の高さにも、『そりゃぁそうだわ』 とっても納得。
コレに似た映画は、他に思いつきません。

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Sue
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