エミリア・ペレスのレビュー・感想・評価
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気づかないほど完璧な整形?
そりゃ、
余程の問題無ければ、
ママと一緒に暮らすよね。
それが「なんでここに残らないんだああああ」
って叔母なる人が暴れても
そりゃー通らないよねぇ。
そらそうなるわ、な結末で。
怒りの沸点は見かけ変えても変えられない、
てことなのか。
でも、ミュージカルの入り方とか面白くて
パワフルで好きだったな。
まさかの極妻バッドミュージカル娯楽超大作
悪くないんだけどイマイチ乗れず…
ミュージカルだって知らなかったし、予想外の展開ばかりで刺激的!
…なのに正直あまりノリきれなかった。(体調悪かったからかも?)
以下その理由↓
まずミュージカルなのが効果的だとは思えなかった。
ミュージカルパートは心の中に留めているけど言えない事だけに絞るとか、ミュージカルにしている意味がもっと明確だと
モヤみが少ない気がした。
でも個人的に歌手が主役とかじゃないミュージカル映画があんま意味わからなくて苦手なだけかも。
あとギャングのボスが女性になる、という発想はめちゃくちゃ引きがあるけど、
そのあと起こる事がそこまで意外性がないのと、
女性の問題、社会の格差やシステムの問題、人は変われるのか問題など、色々詰め込みすぎで結局何が言いたいのかよく分からなくなって
途中から頭が痛くなってしまった笑
ギャングが女性になった事で、
今まで見えていなかった女性の社会的立場の大変さを知り行動する、という展開は分かるのだが、
女性の立場の大変さを主人公が自ら経験したというより、
そういう人たちを助けるだけなので、何だか説得力が弱い。
主人公の個人的な悩みは
結局ずっと家族や自分の周りの人たちに関する事だけなので、生物学的な性別が変わるという設定にしなくても成立しそうな話な気がしてしまう。
余談だけど
これを観て思い出したのが「ナチュラルウーマン」という映画。
こちらも性別適合手術を受けた女性が主人公で、自分の運命と戦う主人公がかっこいいのでオススメ!
欲張りはダメダメ
前情報なしだったので、ミュージカルというのも知らず、
おっ、いきなり歌い出したっ!と、びっくりしながらも最初から惹き込まれました。
女性としての新たな人生を送りたいメキシコの麻薬王マニタスと、
その極秘の依頼を受けた弁護士のリタの友情なのか同士なのか、
妻のジェシーも含めると、ただただマニタスに振り回されただけなのか⋯。
エミリアになったマニスタの人生は前に進んでいくけども、簡単にはいかないわけで⋯
過去と現在、罪と救済、愛と憎しみが交錯する中、運命は思わぬ方向へと大きく動き出してしまう。
いやぁ⋯マニタス、女性になる前は、
「愛されなくても愛さなくても良い〜♪」みたいなこと歌ってたじゃーん。
ちょっと欲張りすぎたのでは?
という、ラストの結果を踏まえての感想です。
リタとジェシーが、女として正反対のタイプに感じるんだけど、
共通しているのは強くて芯が通っているところで、そこの対比はとても興味深い。
フランス映画なんですね、これ。
だから、当国メキシコでは、あり得ないだろう脚本が出来上がるのかなぁ⋯。
総じて面白かったです。
よくわからないままに圧倒される
半分は私、半分は・・・
メキシコシティの弁護士リタは、麻薬カルテルのボスであるマニタスから
「女性としての新たな人生を用意してほしい」
という極秘の依頼を受ける。
リタは完璧な計画を立て、マニタスが性別適合手術を受けるにあたって
生じるさまざまな問題をクリアし、マニタスは無事に過去を捨てて
姿を消すことに成功する。
それから数年後、イギリスで新たな人生を歩んでいたリタの前に、
エミリア・ペレスという女性として生きるマニタスが現れる。。。
といったあらすじ。
冒頭から言葉がわからないわ、ギャング?なに??
映画見てからネットみて、麻薬王だったとわかった。
ところどころミュージカル調になるし。
頭の中がぐちゃぐちゃ笑
おまけに展開もぐだぐだ、好き勝手やった末路は
とんでもないことに。。。
すべてを手に入れることは何人たりとも・・・
なんとも後味の悪い。
みなさん高得点つけているけど、私には合わなかった。
秀逸なる脚本とずば抜けた演技に魅了!
作品内容だけでなくポスターのキャッチコピーすら見もしないで鑑賞したものだから、聞き慣れない外国語(スペイン語)が飛び交っての、シリアスな社会法廷劇と思いきや、いきなり女弁護士が踊りだすミュージカル演出が差し込まれ、さらにマフィアのボスに拉致されてのクリミナルサスペンスに展開していき、作品の土台がわからず(まーこれは自業自得)、冒頭から翻弄されまくり。
ところが、そのマフィアのボスが「性転換をしたい」という設定が出てきてからの、怒涛の展開が面白くてたまらない。
大事なのはコメディータッチではないこと。
「トランスジェンダー」の苦悩をしっかりと描きながら、テーマの重さをミュージカル調の演出で軽やかに伝えていく。
さらに舞台となるメキシコの「麻薬戦争における大量の行方不明者」の社会問題にもスポットを当てて、果敢に切り込んでいく剛腕な脚本に、心底痺れました。
なるほど、主役のひとりであるカルラ・ソフィア・ガスコンさんはトランスジェンダーなんですね。どおりで女性らしさが見事なはずだわ。
全くオススメできない映画
まず、ランキングは低いものの
高評価だったので
鑑賞してきました。
映画マニアには評価が高いのかも?
が、全くオススメできない作品です。
結局、人の評価なんて信用するな!
の代表的作品ですね。
麻薬組織のボスが
性転換し、世の中を救おうとし
同性愛、家族愛、
ヒステリックになり
色々寄せ集めて、
最後に主役は死ぬよ。
チョン・チャン。
です。
低賃金で男性弁護士の下請けしか
させてもらえない女性が
麻薬組織のボスに見初められ
何歳なの?と疑問を感じていたら
中盤で40歳と判明します。
歌うまいし、ダンスも美味いし
目の下は、ずっとクマができていて
屋台でパソコンするか?
これが日本との違いですね。
そもそも日本と比較してはいけない。
インド映画のメキシコ版なんです。
これなら名探偵コナン観た方が
楽しめた気がします。
ミュージカルいる?
前情報無しで観たもんだから、冒頭で歌い出して「え!?ミュージカルやったん?」てなって急いで頭切り替えて観た。
元々ミュージカルは好みでは無いので、知ってたら見なかったかも
コメディ要素もそんなに無かった気がするし、これならミュージカル無しで普通に作っても良かったんじゃ無いか?と思いつつ、これ以上脚本で面白くするのも中々難しい気もする
銃撃戦がミュージカルだったらコメディになったのにね
あ、、アーガイルでそんなん見たわw
でもミュージカルだったから間が持ってたのかもしれない
それに加えていちいちキャラクターの心情を表すシーンが多かった気がする
それでも最後まで退屈せずに見れました
ある意味これはLGBT的な映画なんかな?
最近多いよねーポリコレ配慮なんだか
最後は尻すぼみだった気もする
ゾーイさんは好きな女優さん
外国人の俳優さんはすぐに老けちゃって残念になるけど、この方今もキレイでビックリ
銃を構えると別の映画を思い出して無双しそうに見えて困ったw
姐さんでてますよ
仰天の映画だった。こんなのありかと私を驚かせた。
正直、私が好むストーリーや題材でもない。現代メキシコを舞台に、人種差別や組織犯罪またトランスジェンダーをミュージカルにしてしまうその発想に驚く。「ウィキッド」が既存のハリウッドミュージカルの枠に留まっているのに対し、この作品はその枠を大きく超えている。冒頭弁護士リタの不満を歌うミュージカルシーンは秀逸で、音楽・振り付けとも私を感心させた。
おっさんみたいなおばはん振りがうまい
極端な人は極端に振れがち
前半と後半でガラッと様子が変わる。
そこそこ楽しめはしましたが、最後の盛り上げ方や仕舞い方は薄い印象でした。
ミュージカル要素は比較的自然な感じで、普段ミュージカル系の映画はあんまり好きではないのですがこのくらいなら許容範囲でした。
メキシコ製ではなくフランス製なのですね。
たしかにそれはメキシコの人々にとっては色々言いたくなりそう。
海外の監督が日本のドキュメンタリーや人間ドラマを描くならともかく、政治的であったり社会的な物語を極端な語り口で描いたら・・・と思うとね。
整形とかってあんまり詳しくは知りませんけど、継続的にメンテナンスや追加手術を重ねないと維持が難しいという話を聞いたことがありますが、ここまでの変化だとどうなんでしょうね~というのは気にかかりました。
不良やヤの人がたまに良い事をして見せると、それまでに重ねた悪行が霞んで見えてしまうという話がありますけども、これもそんな印象かな~?直接描写はされませんでしたが、そこまでの麻薬王だったならかなりの事をしてきたはずでしょうし。その割には転換後の身辺警護のガードが甘すぎますし。心理的な割り切りが大物の割には甘々なんじゃないかな~?とは感じてしまいました。
カープの帽子、私も気になりました。なんだろう・・・
葬列に広島カープの野球帽が気になった
この時期はどうしてもカンヌやアカデミーで受賞し評価の定まった映画を選択してしまうのだけれどこれは大当たりでミュージカルシーンに身体が呼応して暗闇にリズムをとりながら楽しんだ。そもそも日常から始まっていつのまにか非日常へと連れて行ってくれる映画が大好きである。音楽ジャンルにラップが幅を利かせ始めた昨今のミュージカルでは台詞から歌へのグラデーションがさらに心地よくなり特に今作は弁護士のラップ調の台詞にダンスが加わり照明が変わり会場の出席者全員を巻き込んでいくNGOのパーティーシーンが圧巻だった。舞台はメキシコで残虐マッチョな実はトランスジェンダーの麻薬王(マニタス)が性別適合手術を受けて(マニタスは死んだことにして)エミリアとして生まれ変わるという、ちょっと今の時代ウケを狙ったようなお話なのだけれど、そこはもうどうでもよくなるくらいにミュージカルパートが秀逸。さすが名作「シェルブールの雨傘」を生んだフランス映画である。唐突感のあるエンディングを含め良かったのだけれど最後のカメラブレブレの葬列パレードは如何なものか?付け足すならFIXの3カット程度で締めくくって欲しかった。
壮絶な人生のぶっ飛んだ設定
想像以上に面白かった‼️
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