「こんな叔母さんはイヤだ」エミリア・ペレス カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
こんな叔母さんはイヤだ
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ゾーイ・サルダナがアカデミー助演女優賞、加えて主題歌賞も受賞作品とのことで、丸の内ピカデリーで観賞。
メキシコの麻薬王が整形と性適合手術で女性になりたいがために高学歴の貧乏弁護士(ゾーイ・サルダナ)を誘拐して、破格の報酬と引き換えにミッションを遂行させる。カミさんと子供がいるのに、身代わりの似た男を組織の部下に殺させ、自分は死んだことにして、スイスに高飛び。単に性同一性障害を直したいというよりも、新しい人生を欲しかったに違いないのだが、たくさんの人間がヤク漬けになり、貧困の悪循環の犠牲に上に成り立っている中南米の現状を思うと、一握りのセレブ達のお祭り騒ぎ映画を手放しに楽しめない。女性になって女性を愛したいというのは分かった。男性として女を愛するのには飽きちゃったのかもしれない。なんとも贅沢。麻薬王の強欲さにドン引き 。NPO活動もなんかねぇ。偽善者ってカンジ。
凄腕の整形外科医の名前はワッセルマン反応のワッセルマン博士。セレーナ・ゴメスちゃんもオトナになったが、なんだかな〜だった。前半はミュージカル仕立て。最後の方はドンパチにカーチェイスでドカン。
因果応報というか、自業自得というか······やはり最後は子供が犠牲になるし。
マニタス(麻薬王)と整形後のエミリアは同一人物とは思えなかった。
宇梶剛士&キャシー中島みたいだった🙏
アカデミー賞初ノミネートのトランスジェンダー俳優、カルラ・ソフィア・ガスコンがどちらも演じてると知って、ギンタマが縮みそうだった。
坊や。お父さんの匂いがする叔母さんのそれは加齢臭っていうのョ
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