「極端な人は極端に振れがち」エミリア・ペレス 寝落ち中尉さんの映画レビュー(感想・評価)
極端な人は極端に振れがち
前半と後半でガラッと様子が変わる。
そこそこ楽しめはしましたが、最後の盛り上げ方や仕舞い方は薄い印象でした。
ミュージカル要素は比較的自然な感じで、普段ミュージカル系の映画はあんまり好きではないのですがこのくらいなら許容範囲でした。
メキシコ製ではなくフランス製なのですね。
たしかにそれはメキシコの人々にとっては色々言いたくなりそう。
海外の監督が日本のドキュメンタリーや人間ドラマを描くならともかく、政治的であったり社会的な物語を極端な語り口で描いたら・・・と思うとね。
整形とかってあんまり詳しくは知りませんけど、継続的にメンテナンスや追加手術を重ねないと維持が難しいという話を聞いたことがありますが、ここまでの変化だとどうなんでしょうね~というのは気にかかりました。
不良やヤの人がたまに良い事をして見せると、それまでに重ねた悪行が霞んで見えてしまうという話がありますけども、これもそんな印象かな~?直接描写はされませんでしたが、そこまでの麻薬王だったならかなりの事をしてきたはずでしょうし。その割には転換後の身辺警護のガードが甘すぎますし。心理的な割り切りが大物の割には甘々なんじゃないかな~?とは感じてしまいました。
カープの帽子、私も気になりました。なんだろう・・・
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