「ファンタジーとリアリティの融合」バード ここから羽ばたく Kさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジーとリアリティの融合
《試写会にて鑑賞》
アンドレア・アーノルド監督が描く
動物への視点・描き方は本当に素晴らしい。
撮影方法も見事で手持ちカメラの揺れから
溢れ出る感情が伝わってきました。
また、落書きが至るところにあるなか
”人間嫌い”の文字が印象的。
後半に驚きながらも目頭が熱くなりました。
フランツ・ロゴフスキの怪演とバリー・コーガン
演じる未熟で愛情深い父親役に拍手。
そしてなんといっても孤独を抱えるベイリーの
成長と清々しいラストに希望が見えました。
繰り返し観たい作品です。
とくに生きづらさを抱えている人には
刺さること間違いなし。
本日はありがとうございました。
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