「傑作だった。これが映画というメタも。」フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン たくぼっくすさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作だった。これが映画というメタも。
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映画で感動するしないってのは、映像が真実か捏造かなんて関係なく、なんならほとんど全ての映画は定義によっては捏造だけど、自分の心が動かされたらそれは本物で良いと思う。
なんてことを映画館の帰りに思うことがあるのだが「本物の感動」の意味がひとつクリアになる作品であった。
話としてはリアルとフェイクのよくある対比構造に加えて、嘘で生きたケリーと誠実の化身のコールがアポロ計画成功のために近づいていき、しまいにはフェイクの月面でリアルを確かめるなんて洒落たフィナーレには拍手したくなった。
黄色の色使いと意味合いはわかりそうでわからなかった。黒の次に黄色、青と黄色、覚悟の赤?これは他のレビューも拝見しよう。
爽やかな傑作でした。ほぼ5なんだけどこの映画の宣伝をケリーならもっと上手くやるのでは?と鑑賞前の期待値づくりも含めて4.5。
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