密輸 1970のレビュー・感想・評価
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娯楽詰め込みまくり
韓国版あまちゃん(笑)
めっちゃくちゃおもしろい! 序盤からテンポよく話が進み、かつどんでん返し連続の展開で、韓国映画十八番のカナヅチ、ドス、カマでのすばらしいぶっ殺しアクションもあり、クライマックスは主人公たちの主戦場である海中でアイデアを活かした反撃で、129分まったく飽きるところがない! 50年前のテイストの映像もすばらしく、劇伴はBTSや少女時代とはまったく異なる(…実は両方よく知らんのだが)70年代韓国歌謡がひたすら流れて盛りあがる!
奇しくも絶賛公開中かつ高評価のホールドオーバーズと同時代のコメディなんだけど、方や米国のエスタブリッシュなエリート校を舞台に教師と生徒が心を通わせていく作品、方や東アジアの底辺で裏稼業とクソ官憲がだまし合う作品という、もうえらい違いである! おんなじベトナム戦争でも扱いが真逆! どっちがより自分好みかは言わずもがな!サメ映画好きにもおすすめ!
あの時代の空気感を醸し出しながら、現代的なスマートさも。
劇場でみた予告編がとてもよい出来で、鑑賞を決めたのだが、本編もとても楽しめた。
映画全体の雰囲気としては、使われている音楽などの印象もあって、ちょっと野暮ったい感じがあり、まさに1970年代に作られた映画といった空気感が醸し出されていた。
ただし、扱われているテーマは、現代的なスマートさがあって、そのバランスがお見事。
また「モガディシュ」の監督だけあって、アクションシーンの迫力が半端なく、展開のハラハラ感も充分味わえる。それと共に、細かな設定にもリアリティがあって、それぞれの登場人物の信じる「正義」の描き方も上手いなぁと思った。
(ネタバレになるので、あまり詳しく語れないが、ラストの病院のシーンは個人的にジーンときた)
感動の名作とまでは言わないが、エンタメ作品としてとてもよくできていて、観て損はない佳作。
海女さん×シスターフッド「猛龍」
1970年代はどの国もミニスカート、またはタイトで裾広のパンツ、カラフルで柄はストライプやチェック、女性の髪型やメイクも派手で明るくて元気!そのバックに流れるのは演歌&歌謡曲。リズムも歌詞も歌い方も如何にも70年代でどの歌も上手くてさすが韓国と思った。
怪しいのは誰だ?と最後の最後までワクワクどきどき楽しめた。素潜りの海女達の信頼協力関係にうるうるして気持ちよい終わり方で大満足!韓国の海女さんが水に上がるときに吹く口笛がとても素敵だった。きれいな海、珊瑚礁、小さい魚、いいなあ。でも化学工場で汚染された海で採れる貝は死んでいる。公害は大昔からあるが、日本の70年代も公害裁判、スモッグ、そして公害が原因の病気名は子どもでも知っていた。この時代の映画「ジョーズ」や60年代の「荒野の用心棒」へのオマージュありテンポもよく見てて楽しかった。女達の海女としての経験と知恵、きりりとした関係にかっこよさを感じて快感の映画でした。
評判通り面白かった!こういう映画がもっと観たい!
ネット上の評判の良さが気になってた。
やっと観たらやっぱり面白かった。
騙し合いのストーリー、知らないのに懐かしい韓国歌謡曲、シスターフッド(山田優か篠原涼子にしか見えない)、必要以上に本格的でカッコイイアクションシーン、愛らしいキャラのコ・ミンシ!
虐げられていた女たちが、強かに馬鹿な男どもを次々とやっつけるのは、観てて本当に気持ちいい。
こんな映画を、もっとください!
こういう作品が少なすぎるのも、男社会の弊害か?
ナツカオモシロイ
64年生まれのマタゾウにははっきりとした70年代の記憶がある。国も町も違うが何かしら相通じるものを感じる。本作は宇多丸さんも絶賛するのが納得いく娯楽作で、スジも映像も役者も音楽も、全てレベルが高く満足度が高かった。作品の傾向は違うが、「辰巳」と同様の映画満足感。音楽も当時ものらしく、日本の歌謡曲とも似たような感じ、釜山港へ帰れ風の曲も流れてた。登場人物では可愛く可笑しく泣かせるコ店長が最高じゃった。
久々の海外出張で羽田に行く途中で鑑賞するというナゾの行為に走ったわけだが、とにかく見ておいてよかったのである。そしてその足で出張なのにパンフも買ってしまったのである。角川シネマ有楽町のスタッフの方、「スーツケースを預かりましょうか」と申し出ていただきありがとうございました。
隣の席の兄ちゃんが盛んに前後に体勢を変える。「背もたれにドンともたれるのは前の席を蹴るのと同じく迷惑行為なのだよ」と思ったがそのうち映画に引き込まれて気にならなくなったのでした。
'70s海女シスターフッド+サメ映画
要素盛り盛りのクライムエンタメ
このクソアマめ!!!
公開終了ギリギリにして、なんとか滑り込みでリベンジ達成!いやぁ、映画中に寝るなんて良くないねぇ。今週の鑑賞スケジュールには頭悩まされたよ。ちょっとでもヤバい!寝るかも!と思ったら、これからはちゃんとポップコーンとアイスコーヒーを買うことにしよう。対策バッチリなおかげで、無事全編開眼👀
2回目見て思った。なんでこれ寝たんだ。ビッッックリするほど面白いじゃねぇか!「コンフィデンスマンJP」好きにはたまらない、最高の騙し合いバトル。韓国映画の真骨頂。これこそ、映画のあるべき姿。こんな映画が見たかった!アクションもドラマもクライムサスペンスも、ぜーんぶ自分好みの楽しいの詰まった傑作だった!
129分間、一切飽きない。テンポがとにかく良くて、スムーズに展開していくから海の流れに身を任せるかのように、ちょっとややこしい内容にも関わらずスっと頭に入ってくる。やたらリアルな描写も作品の質を向上させている要因だし、登場人物みんな個性的ってのもずーっとワクワクしちゃう秘訣。チュンジャがまあ面白く、お金のことならお任せ!な彼女は本作に持ってこい。彼女なしにはこの映画は成立しない。そう言い切れるほど。
クライムサスペンス、ドラマパートの面白さが異常。全体的に懐かしい雰囲気だからかコメディとして結構笑えるし、それより物語があまりに見応えで溢れていて、「密輸1970」のタイトルをきっちりやり遂げている。刺客とか、仲間とか、税関とか、群青劇の完成度だって高すぎる。
本作の凄いところはそこだけに留まらず、アクションだって「犯罪都市」に匹敵するレベルの大興奮。1回の戦いでこんなバリエーションを見せてくれるのか...贅沢極まりない。それも、陽気な音楽と共に繰り広げられる暴力には思わず笑っちゃう🤣長回しもすっげぇ楽しかった。
「密輸」そして「海女さん」という2つを見事に掛け合せ、ラストシーンなんかは映画の全てが集約されるように全ての要素が機能していて、ホントよくできた映画だなぁと感心した。こういう映画を作れる頭が欲しい。
この展開ならもっと盛り上げれるような演出出来ただろうな〜とか、コメディに寄りすぎるばっかりに緊張感が薄いな〜とか、思うところはあったけど、今年公開された韓国映画の中ではベスト3に入るほどの傑作くらいコメディだった。オップンがまじモナコ過ぎて笑っちゃう笑笑
間延びする
韓国映画はなんでこんなに面白いの?
シスターフッドもの
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