劇場公開日 2024年7月12日

「よくまとまった娯楽作」密輸 1970 だむさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0よくまとまった娯楽作

2024年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

久しぶりの韓国映画の鑑賞でした。

観る前はよくあるクライムサスペンスかな、と思っていましたがこれがよくまとまっている。地方の漁村を舞台に、人間の欲望と二人の女性の友情が交錯する。

閉塞的な田舎の雰囲気や「騙そうとする」「騙される」「騙されて疑う」といった感情の動きが常に動いていて、観ていてダレる感じがない。ストーリーを大雑把に言ってしまえば勧善懲悪ですが、主人公たちも純粋に善人ではないのが良かった。

後半になるとアクション映画っぽくなり、元軍人VSヤクザはスピーディでCG映画にはないアクションのキレが良かった。そして、海女さんVSヤクザの水中戦という観た事のない映像が展開されてそれが良かった。これはほかの映画にはない。そしてサメという超暴力がいい味を出しています。

総じて、暴力流血描写は多いのは人の好みは分かれますが、人間模様の移り変わりとキレのアクション映画が良くまとまった娯楽作となってます。

だむ
トミーさんのコメント
2024年9月27日

フォローありがとうございます。
サメは仰る通り超暴力でしたね、ボンベでふっ飛ばされなくて良かった。タコやウニも海中では凶器と化してましたね。

トミー