「ハヌマーン降臨! ワイルドなインド・アクション映画の興奮! 粗削りな魅力とパワーの快作!」モンキーマン ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
ハヌマーン降臨! ワイルドなインド・アクション映画の興奮! 粗削りな魅力とパワーの快作!
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インド、ある男の復讐劇。
前半の復讐に至る準備から、実行時の興奮。
犯行後の延々と続くノンストップ逃亡アクションにドキドキ。
悪い奴を徹底的にやっつけてくれるとスカッとする。
そして王道的な展開で、いったん休養からの復活!
まずは闇ファイトで盛り上がる。
そしていよいよクライマックス、これまでの怒り爆発!
よどみない格闘アクションに燃える!
軽快な「ジョンウィック」印のアクションに魅せられる。
少しマンネリ化、インフレ化してしまった「ジョンウィック」が失ったワイルドさがある。
(「ジョンウィック」のアクションは、もはや”防弾スーツの格闘ダンス”という「型」で、戦いではなくなっていた。本作でも、これ以上洗練されてしまうと魅力半減のギリギリの線。)
「NOPE」のジョーダン・ピールが製作者の一人、「スラムドッグ$ミリオネア」主演のデーヴ・パテールが、製作・監督・脚本・主演作というから興味深い。
特にパテールのこだわりと「熱」が伝わってくる。
舞台がインドでありその社会的な背景と、ハヌマーンなど伝説的要素が、アクション映画としてはとても新鮮です。
以下超余談です。
特オタなら「ハヌマーン」のことは45年前からお馴染みの存在。
「ハヌマーン」と言えば、ウルトラ6兄弟と共闘したインドの巨大ヒーローです!
ウルトラ怪獣軍団と戦い、墓泥棒は容赦なくひねりつぶし、勝利のダンスを踊るのだ!
「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」!もう45年経ってしまった…。
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