「Flashy」モンキーマン ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Flashy
デヴ・パテル主演の復讐劇という事だけ頭に入れて鑑賞。
よく見たらジョン・ウィックのチームがアクションやってるっぽいし、ジョーダン・ピールもプロデューサーとしているしであらま豪華とテンション上がりながらの劇場IN。
ストーリーははちゃめちゃでしたがやりたい事全部詰めな感じは嫌いにはなれません、むしろ好物でした。
アクションはジョン・ウィック製作チームがいるってのもあってハイクオリティでハイスピードなものが楽しめました。
身の回りにあるもの全部使ってるやるぜ!の勢いのままキッチンにある皿やらナイフやらをバンバン使うし、トイレだけでなく扉なんかもフル活用しまくって暴れてくれるので爽快そのものです。
ボリウッドのアクション、ハリウッドのアクション、韓国っぽいアクションなどなどお国を問わずのアクション大集合なので、カメラワークは大変なことになっていますが色んなアクションを堪能できただけでも良い映画体験だったなと思えました。
テンポの良いリズムに合わせてサンドバッグを叩きまくって練習することにより覚醒するというなんとも珍しい成長を見れましたし、そこから覚醒して格上の相手すらもボッコボコにしていく様は爽快でした。
しっかりとモンキーマンも作中での成長の要素として描かれていたのもタイトルを無駄にしていなくて良かったと思います。
序盤のやられ役だった頃からチャレンジャーとしての素質を花開かせていくという邪道だけど王道みたいな感じが好物なので刺さりました。
ちょーっと尺が長すぎて持て余してしまった感は否めませんが濃密なアクションを楽しめただけでも十分価値のある作品だと思います。
復讐ものとして見るとパンチの弱さは否めませんが、シンプルにアクションを見にきたぜ!のテンションなら楽しい時間を過ごせますのでオススメです。
鑑賞日 8/23
鑑賞時間 12:40〜14:55
座席 D-4