劇場公開日 2025年3月20日

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教皇選挙のレビュー・感想・評価

全638件中、581~600件目を表示

5.0我が国の皇統を思うと、ガクガク ブルブル

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

古今東西、歴史をみれば、戦争の原因の多くが
後継者で争いが元。
世界一有名な、後継者選挙 コンクラーベをテーマに
サスペンス調の ドラマ。
音楽も映像も 不穏さを 良く 表現している。
そして 衝撃の ラスト。
現代のリベラルの 可否を問う。
我が国の皇統を 思うと 無関心ではいられない。

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東條ひでき

4.5映画館で観て欲しい

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

素晴らしい作品だった
なぜコレが話題になっていないのかが疑問
恐らく日本においてはローマ・カトリックなどに関しては理解が十分ではないので、推し出せないのかもしれない
木下グループ傘下に映画配給部門があることも驚いた
もっとプロモーションすればいいかもしれないけど、難しい範囲なのかもしれない

ただ少なくともどこの映画館も満席に近い(東京では)ので、間違いなくペイはできていると思う

ストーリーとしては伏線も多いし聖書を参考とした言葉も多いので、背景知っておくともっと楽しめるかもしれない

羊飼いの話が出てくるし、少しずつ見えてくる実情もあるので、何となく先が読める部分もあるが、個人的には、最後はある意味想定していたものと逆だったので、おぉ、そっちか!と思ったし、カトリックに対しての攻め方として新しいなとも思った

間違いなく、映画館で楽しむ映画のひとつだと思う
ただ、一部の映画館ではあの画面の暗さの描写が本当に暗いので、見にくいかもしれない
日比谷シャンテでは見にくかった
あの暗さこそが、コンクラーベの中でも暗躍を表していると思うので意味はあると思うが、俳優の表情が見にくいと、魅力は半減するかもしれない
(監督は間違いなく明るさで色々なことを表現していると思う)

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ドラゴ

2.0遠慮がちな年寄り坊主の姑息なズル合戦。

2025年3月21日
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スルッと観て幕。
厚顔の策略家がエグい権力闘争に耽溺するでもなく、
寧ろ遠慮がちな年寄り坊主たちの姑息なズル合戦だ。
同宗教の暗部もの「薔薇の名前」の
汚物まみれの露悪の修羅場に比して無菌でツマラん。
前社長が生前に死後の人事の方針を敷いたみたい、
って言われても、別に。

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きねまっきい

3.0根比べ❓雰囲気は良かった。しかし 有料🈶有料パンフ見ないと詳細わからじ ただし結末は誰でもわかる。

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

【更新 令和7年4月28日21時NHKニュース9 ニュースで流れたぞ❗️
リアル 現実コンクラーベ実施発表 ローマ教皇庁❗️
アナウンサーの読む文言が 全部 本作と被った 本作描写事項そのまま基本的事項だった❗️なんか公開時期関係あるのかなぁ。まあ気のせいか❓】

アカデミー 脚色賞 受賞
らしく 進行は 結構凝っている 確かに脚色の妙は感じた。

『重厚』を感じたい人向けの作品。

シンドラーのリスト ゲート悪役 レイフ・ファインズが好演。

本作を 真に理解したい人 に 有料パンフ🈶は必須と思われます。有料パンフ18ページのコラムに要素が凝縮
人間関係 もストーリーも 全て 事後的に確認できるから
最後の方は誰でもわかるけど それに至るまでが複雑。

ただ、基本フィクションだから 映像だけでも良いかもな。

当然 バチカン市国で撮影できず セットとか は事前動画でもわかる。

あぁ ローマ教皇ってこういうふうに選ばれるんだね という気づきはある
【フィクションなので全てが全て正確とは限らない】

確かに 男女不平等カモな 映像で確認を

同様な着目点の トム・ハンクスさんの 天使と悪魔(2009)的な 雰囲気 重々しさ
は当然あるよ。

重々しすぎて 俺のまぶた瞼 まで重々しく😪😪😪なったのは言うまでもない。

でも雰囲気は良かったです。観て良かった。
有料パンフ🈶18ページ ライターのISO さんのコラムも良かった。是非購入してください。

映像で 雰囲気と結末を理解し 🈶有料パンフで その過程 背景を確認できる作品。
【また 長くなってしまいました。🙇 年度末時短レビュー継続中】

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満塁本塁打

4.5コンクラーベ

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

アカデミー作品賞等にノミネートされ、脚色賞を獲得したミステリー映画

権力争いが主題なので、面白くないわけがない作りに

最初、登場人物と名前が一致するのが難しかったのだが、物語が動いてからは、あまり気にならず映画に没頭

鑑賞中、「裏切りのサーカス」に似ているな、と思っていたら、脚本家(ピーター・ストローハン)が一緒でしたね

後半、話が二転三転して、ドンドン面白くなる

劇場も年配者を中心に結構埋まっており(出演陣も渋め)よかったのではないでしょう、か オワリ!

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たれぞう

4.5トランプの当選を阻止せよ(せめて映画の中だけでも)

2025年3月21日
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映画を観ていてずっと思ったことは、「枢機卿って何?」。
そう思ったのは自分だけ?
後で調べたら、公式サイトに書いてあった。
「枢機卿(すうききょう)」=「ローマ教皇に次ぐ高位聖職者」とのこと。
日本にもいるらしい。

次のローマ教皇を選ぶ選挙(コンクラーベ)を実施するため、世界各地から100人以上の枢機卿が集合。
「国連みたい」と思った。

序盤は「コンクラーベのルール説明」「カトリック教会の現状」「有力候補者の紹介」に時間が費やされるため、やや退屈に感じた。

「コンクラーベ」という言葉はニュースで耳にしたことはあったが、実際にどうやるかは今回初めて知った。
「100人以上の投票のうち、2/3以上の得票を得る人が出るまで何度もやり直し」と聞いて、「なんて非効率なんだろう」と思った。
映画だと、投票のたびに新事実が発覚して戦局が目まぐるしく変化していったが、現実はたぶんそんなことは起きないと思うので、途中で「早くおうちに帰りたいからもうこいつでいーや」みたいな人が出てきそう。

コンクラーベ開会宣言みたいな場面で、レイフ・ファインズ演じるローレンス枢機卿が演説。
その内容が素晴らしく、この場面から映画に引き込まれた。
アメリカ大統領選や東京都知事選、兵庫県知事選で、SNSの情報のみを「確信」し、「疑念」を持たず動いてしまった人たちに向けた説教に感じた。

有力候補者は主に4人。
「トランプ」VS「黒人の人気者」VS「教会の重鎮」VS「人望の無いリベラル」。
「トランプ」の当選を阻止すべくローレンス枢機卿たちが暗躍、ところが他の有力候補者たちに次々と問題が発覚して失墜、このままじゃ「トランプ」が当選してしまうけどどうしよう…というのが話の中心。
最初に脱落していく人の場面を観ていて、今年のアカデミー主演女優賞での賞レースを思い出した。

ストーリー自体は逆転に次ぐ逆転。
逆転劇として、かなり面白かった。
そういう話が好きな人だったら「カトリック?なにそれ?おいしいの?」状態でも楽しめると思う。

ラスト。
「えっ」と声を漏らす人が出るくらい、劇場中が衝撃に包まれていて、異様な空気が漂っていたように感じた。
映画を観終わった後、「聖職者だけに」という駄洒落が思いついた。
「コンクラーベは根比ーべ」と言う人よりはマシだと思う。

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おきらく

3.5とどめを刺された気分

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

病み上がりで本調子ではなかったものの、やはり観ないわけにはいかない本作。飛び石連休に挟まれた平日の今日、TOHOシネマズシャンテ9時20分からの回は案の定結構な客入りです。ただ、上映中のスマホや私語、離席も多かったりとやや集中力の欠いた状況もチラホラ。。気を取られないよう、必死にストーリー展開を追いかけます。何と言っても本作は第97回アカデミー賞において「脚色賞受賞」の本格ミステリ映画。物語の前半ではあれやこれやと放り込まれるエピソードに「これは伏線だな」と気づくものの、中盤以降の回収の凄まじさで劇中の教皇選挙もどんどんと混乱をきたしていきます。或いは、その登場から謎めいていて意味深な存在のキャラクターに「これはひょっとしたら?」なんて思わなくもないのですが、そこはやはり脚色賞受賞だけあって「巧い」と思わせる「これでもか」な展開。解ったようなつもりの自分の浅はかさに「参りました」と言わざるを得ません。そして更に、最後に明かされる本作最大のサプライズは唖然の一言。正にとどめを刺された気分です。
信頼のおける名優揃いでドラマとしての見応えは勿論のこと、衣装デザイン賞、美術賞ノミネートも納得なルックは本格的で、いつしかフィクションであることを忘れかけてバチカンのことが心配になりますが、言い方を変えればそれだけこの世界観に入り込んで夢中になります。最近のニュースで「本物」の教皇フランシスコの病状が報じられ、「コンクラーヴェの執行も遠くないのか?」と不埒なことが頭をよぎりましたが、最新のニュースでは快方に向かっているとのこと。と、こんな蛇足はジョン・リスゴーにがっかりされ兼ねませんのでこの辺で。
小難しそうと思って敬遠される方もいそうな題材ですが、ストーリーはミステリとして明解に面白い作品に仕上がっています。堅い一本です。

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TWDera

5.0見る人を選ぶ作品ですね。まさに「根競べ」

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

ミステリアスで 巧妙な作戦の 技。
たーまーりーまーせーん。(^Q^)/゚
ラストの 二転三転は ハラハラしちゃいましたーん。
キリスト教について 多少なりとも知識がないと
わからないかーもしれませぬが セリフも刺さって
見終わってからの 安堵感が また良いもんです。
今年 一番の作品です。°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
出来ましたらチラシの裏の 相関図を読んでおいてね。

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Hammer69

5.0期待を裏切りません

2025年3月21日
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興奮

知的

幸せ

謎に包まれたコンクラーベの内情を覗き見できると、公開前からかなり楽しみにしていました。
システィナ礼拝堂に集う、真紅の法衣をまとった枢機卿たちを俯瞰で捉えたショットがゾクゾクするほど美しく、それだけで観てよかったと思えました。
(礼拝堂は本物ではなくセットですが)

同じローマ・カソリック教会に仕える枢機卿たちとはいえ、それぞれ言語や人種、さらに信条(保守か改革か)も異なる。
そこには選挙選さながらの騙し合いや陰謀策謀がうごめく、というストーリーはフィクションとはいえ真実味がありました。
最後の最後まで先の読めない展開はミステリとして十分楽しめましたが、イスラム教との対立問題や多様性にどう向き合うか、など同時代性への目配りも欠かさない脚本にうなりました。

ベテラン俳優陣たちの静かで熱い演技合戦もすばらしく、自身の信仰とコンクラーベの政治的側面の衝突に苦悩する枢機卿を演じたレイフ・ファインズにはオスカーをあげたかったです。

観る上での注意点。
それほど難しい映画ではありませんが、登場人物の顔と名前が一致していないと中盤からややこんがらがるので、序盤から気を抜かずに見てください。
あと、多言語が飛び交うので、それぞれの人物の主言語がわかれば、背景をもっと楽しめそうです。
私は英語とイタリア語しか判別できず。
ちなみに、英語ではコンクラーベ、じゃなくて、コンクレーヴ、と発音するのですね。

2025.4.21追記
なんと、映画公開中のこのタイミングでフランシスコ教皇が亡くなり、現実世界でコンクラーベが行われることになりました。先代のリベラル路線が続行されるのか、はたまた揺り戻しで保守路線の教皇が誕生するのか⁈
固唾を飲んで行方を見守りたく思います。

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すーちゃん

3.5重厚な人間ドラマ、ミステリーとしでも楽しめた

2025年3月21日
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第97回アカデミー賞で作品、主演男優、助演女優、脚色など計8部門でノミネートされ、脚色賞を受賞。
ローマ教皇選挙を舞台にしたミステリー仕立ての重厚な人間ドラマです。
ローマ教皇が亡くなり教皇選挙による新教皇を決めるまでの様々な陰謀や差別、スキャンダルの応酬で
聖職者とはいえ人間の欲望が渦巻くのがリアルでした。
ラストも無事に決まったかと思いきやのどんでん返しで社会問題にも切り込んでいて興味深かったです。
地味な作品でしたが見ごたえはありました。
おススメ度は普通のやや上

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Yoji

3.5よかった

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

 主人公を中心に痩せ気味で彫りの深い顔立ちの人が3人、同じ服を着ているので見分けがつかない。あれ?違う人?みたいになって物語に集中できない。キリスト教に関心がなくても自民党の総裁選のようで面白い。クオリティも相当高いし、テンポもよくて飽きない。ただ人の見分けがつかないので髭とかメガネとかホクロなどで分かりやすくしてほしい。

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吉泉知彦

4.0知らない世界を垣間見る

2025年3月20日
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鑑賞方法:映画館

予備知識ないけどテーマが面白そう+レイフファインズ好きなんで観てきました。

教皇の死から始まる一連の出来事。枢機卿から互選で、一定以上得票するまで投票繰り返すってことでいいのかな。
教皇選挙に関するしきたりとか衣装とか儀式とかも興味深いし、前教皇の思惑もからんだミステリー仕立てなストーリーも面白かった!
とにかく画面がほぼおっさんですが、選挙の行方が気になりすぎて食い入るように見入ってしまった。レイフファインズ、ほぼずっと眉間にシワよせてたなあ…。

クリスチャンでない私は客観的に見てしまうけど、クリスチャンだったりするとまた違う思い入れがありそうな気もする。

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つかさき

4.0枢機卿も人間だった。

2025年3月20日
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鑑賞方法:映画館

『CONCLAVE』

閉鎖的な組織で行われる聖なる選ばれし者たちの儀式。
どんなものかと興味があって、初日に鑑賞。
なんのことはない。枢機卿たちも人間だった。

旧教皇の死から始まり、冒頭から不安を煽るBGM。
波乱の予感。ひとつの噂話が点から滲むように広がっていく。疑惑が憶測を呼び、不安、苛立ち、それぞれの思惑がどんどん表に浮き彫りになってゆく。

選ばれた者は自分の心に従い、本質を見抜いていた。
ふさわしいと思えた。

きっと、どこの国、どこの組織でもあり得るけれど
まわりに惑わされず心眼を磨いておこう。

2025.3.20

そして実際にコンクラーベが始まってドキドキした!
すごいタイミングだわ。

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airi

5.0教皇の秘蔵っ子

2025年3月20日
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鑑賞方法:映画館

脚色賞受賞がなるほどと頷ける、近年の大収穫。日本的な例えなら魑魅魍魎が跋扈する伏魔殿。陰謀渦まく密室劇。居並ぶレッドハット(枢機卿)の佇まいは圧巻で絵面は良いものの、実際はムッとする加齢臭が充満した空間である。
物語は、当初から、選挙人リストには無く、最後に滑り込んで来たベニテスを逆転候補だと匂わせる。そして、次々と馬脚を露わし脱落してゆく候補者達を見せながら主題を語らせる。

我々は“理想”に仕える人間であって、”理想”そのものではない。

ある意味、開き直りに聞こえる言葉だが、亡くなった教皇は、そこに至る過程まで、全てを読んでいた。生前、誰のことも信用せず、密かに枢機卿全員の身上調査を行い、コンクラーベのシナリオを作っていたのだ。
辞任の申し出をしてきたローレンスは信用に足るとして、辞任は却下で、これを仕切り役に抜擢し、要所要所でシスターアグネスを補佐役に廻しながら、ベニテスの名言シーンへ誘導してゆくというものだ。
教皇は”彼“ベニテスの素性を知ったうえで選挙に送りこんだ、言わば、秘蔵っ子である。
ラスト、ベニテスの告白は二段落ちで、ヤラレタ感が強い。池から這い出てきた亀も教皇のお気に入りだったと得心するローレンスの表情は、久し振りに野外の風にあたった窓辺で、心無しかほのぼのとして見えた。

追記  もう一つの物語『シスターアグネス』
教皇庁職員の調査内容は、すべてシスターアグネスのパソコン内で管理され、ローレンスも度々閲覧していました。そして、彼は、あるヒントを求めて教皇の部屋に忍びこみますが、はからずも泣き出し嗚咽します。それは故人を偲ぶようでもあり、”愛“を思わせるようにもみえます。そこで、ふと壁に隠された紙片を見つけ出すのですが、その気配をドアの外で、事の”進捗“を確認するようにシスターアグネスがうかがっていました。
途中で色気を出したローレンスにはテロ?の爆破で天井からガレキを浴びせます。それは神罰のように思えたでしょう。
ベニテスの名演説の口火を切るきっかけも彼女の発言からでした。
こんなところに亀が? 亀は孵化環境でオス・メスが変わってしまう生き物。ベニテスともども教皇のお気に入りでした。亀を置いたのは彼女かも知れません。
亀を抱いたローレンスは階下の若いシスター達を見やりながら、その象徴的な結末を噛み締めます。
すべての過程で彼女の役割は大きなものでした。

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ノーキッキング

2.0場外にすっ飛ばされた気分

2025年3月20日
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鑑賞方法:映画館

ダンブラウンの天使と悪魔を読んでコンクラーベの事は知識があったので、まぁあんな感じかと、あまり観る気がしていなかったけど、ネット界隈でざわついているようなので…
突然の教皇の死去、選挙に渦巻く野心、策謀、イスラムの脅威
ローマ教皇になるべくは誰なのか?誰がなりたいのか?
あの出来事から一気に風向きが変わるのも違和感、
まだ何かあるのだろうと思ったらまさかの、
多様性の巴投を突然くらった、、
一本? いやいや、場外にすっ飛ばされた気分
アカデミー脚色賞👏👏👏
こういう題材を取り上げればアカデミー賞に引っかかるのだろう
まさにコンクラーベ同様の裏側を見たようで、もう笑ってしまったよw

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kanapopo

3.5現代に語りかけている作品

Kさん
2025年3月20日
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静けさの中に響き渡る息遣いと足音。
コンクラーベは緊張感に満ちていて
こちらも参加している感覚になりました。

中間管理職のつらさとドロドロの人間関係。
陰謀、差別、スキャンダルなど…。
目が離せない密室ミステリーを堪能。

信仰の敵は”確信”

内に秘めていたものがどんどん炙り出される。
なんといっても色彩とカメラワークが見事。

そうきましたか!というフィナーレに
現代的なものを感じました。

人は誰もが罪を抱えて生きている。
純潔な者はいない。

『伝統』か『多様性』か。
突き刺さるものがありました。

レイフ・ファインズのラストの微笑みが印象的。
音楽にも引き込まれました。

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K

4.5ドキッ!男だらけの根比べ大会

2025年3月20日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

おじさん達がむさ苦しい閉鎖空間で根比べをする場所といえばサウナかシスティーナ礼拝堂と相場が決まっている。
本作では後者のほうが描かれた。

様々な思惑が飛び交い権謀術数が駆け巡る密室劇。
物語はおじさん同士の会話だけで9割がた進んでいくが、演出がとてもキレているので全く退屈しない。
ほどほどに謎解き的要素もあるのがアクセントになっている。

罪を悔いる者、罪を重ねる者、罪とは何かを問う者…権力を渇望する者、権力に失望した者…
おじさん達の群像劇として見てもとても楽しかった。

さて、物語の終盤、ある出来事によって、閉鎖されて空気が澱んでいたシスティーナ礼拝堂に外の空気が入ってくる。
そしてそこから物語は衝撃のラストへと猛烈に突き進んでいく。
おじさん達が辿り着いた答えはなんだったのか?ぜひその目で確かめてほしい。

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タランティン・クエンティーノ

4.0聖職者とて抗えぬ"人"としての性

2025年3月20日
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興奮

知的

隔離された聖域の中で行われる教皇選挙。同じ神を信仰していたとしても全く違う思想を持つ候補者達による対立、駆け引き、すれ違いから、彼らが聖職者である一方、1人の人間として生々しい人間味を感じさせ、選挙を仕切る主人公の葛藤と憤りはすごく見応えがあった😊

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シャルコー_Charcot

4.5最後の最後に知る真実にビックリ仰天

2025年3月20日
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ローマ新教皇を選出するための選挙(コンクラーベ)を取り巻く物語。
序盤は淡々としていてるけど中盤からは陰謀、差別、スキャンダルが判明して
候補者がどんどん自滅していく。
この選挙で枢機卿の人間臭さが如実に表れて
枢機卿といえども世の中の人間と一緒だなと思い知らされた。
レイフ・ファインズの落ち着いたシブい演技が光り
ほぼ礼拝堂の中だけで進んでいく物語なのに
大きな物語を見せられたような気持になります。
何と言っても最後の最後に知る真実にビックリ仰天
思いも寄らないラストにこの映画の凄さを知りました。

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tom

4.0老眼と鼻息

2025年3月20日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

ローマ教皇が逝去、後継を巡り教皇選挙が開催、候補者達の駆け引き・陰謀・スキャンダルうごめく選挙の舞台裏と内幕を描いたミステリー。

物語は密室劇に近い。サスペンス風の権力争いと一人の首席枢機卿の思惑を中心に描かれる。まずは知られざるカトリック教会の内幕に注目した切り口に感心。登場人物やシーンも限定的だ。堅苦しい映画かと思ったが、思いのほかエンタメ性が高く、鑑賞後は、日本だと三谷幸喜のドラマの題材だな、と感じた。

勝手解釈は、眼鏡と息遣い。教皇候補者がそれなり高位高齢の為、老眼は違和感無いが、主人公ローレンスは真実を知ろうとどこからか眼鏡を取り出しエビデンスをチェックする。物語のポイントには真実を見る眼鏡が活躍するのだ。
あと、気になる息遣い。法則性を気にしていたが、結局分からなかった。ただ、普段静寂感のある教会内もこの時ばかりは騒がしい。そんな中、この呼吸音演出は観客がローレンスに没入するのに役立っていると感じた。少なくとも彼の鼻息が聞こえると自然と彼に集中していた。
ややもすれば、面白く無くなる題材だが、事件や論理はシンプル、感情や感覚はナイーブにした脚色は見事、大衆性の高い映画として成立している。

喰わず嫌いにならずに気軽に観られる作品だと思います。絵画のような荘厳な教会施設を観るのも、息遣いを聞き取るのも、劇場向けかなと思います。是非、映画館でお楽しください!

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ihatakaeight