劇場公開日 2025年3月20日

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教皇選挙のレビュー・感想・評価

全860件中、481~500件目を表示

5.0リーダーを選ぶ権利

2025年4月5日
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ローマ教皇急逝、次なる最高司祭を決めるべく、票を持つ枢機卿がバチカンに雁首を揃える

どんな人をリーダーに据えるべきかと、どの人をリーダーに据えるべきかはまったく違う話

候補の駒は限られてるので妥協が不可避、だからそこに取引と打算が芽生えて、それぞれが思惑を抱く、そしてそれは実は死を悟った前教皇にあっても同じ

いや面白かった、アカデミー作品賞ノミネートも納得だし、受賞できなかったのも納得

マイノリティの意見をフルに包摂するのが必須なら選挙なんて意味ない、民主主義はDEIと相性が悪い

人は結局、自分のエゴから逃れられない

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sysr

4.5緊張と爆発

2025年4月5日
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知的

息がつまりそうになるほどの緊張感と次々起こる問題と腹の探りあい。世界中からクセ強な方々が大集合となるとこんなにも先が予想できない展開になるとは…面白かったです。

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たね

5.0秀逸な脚本

2025年4月5日
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静寂で、静粛で。
格調高く、厳かで。
でも礼拝堂の中は生身の人間ばかり。それは外界と同じ。

とても良くできた脚本で、見終わったあとは唸った。
見ているこちらは誰のことも信じられなくなってくる。登場する人物を疑心暗鬼の気持ちで見守ることになる。
だが...そのすべての想像を超えてくる。

冒頭は淡々と物語が進み、シスターが出てきた辺りで大きく展開する。
画面は背景のグレー色と司教の赤い祭服のコントラストが美しい。色っぽい場面も刺激性も皆無だが、脚本が秀逸。
よくここまで仕上げたと思う。素晴らしい作品だと思う。

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ニモ

3.0ここでも"多様性"

2025年4月5日
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イザベラ・ロッセリーニを久々に見たら、凄みが増してて、
母イングリッド・バーグマンを個人的には超えたと思う。
他の役者は、ロッセリーニに比べたら、平常運転で見どころなし。

自分の名前書いちゃったり、選ばれた後の名前考えちゃったり、
なんだかんだで、自分かも〜?て浮かれた瞬間、天罰のような出来事。

安全圏から批判できそうな機関を批判している感じで、
こういう映画は毒にも薬にもならない印象。

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ababi

3.0キリスト教はわからないけど

2025年4月5日
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ウォリ坊

3.5コンクラーベを楽しめた。

2025年4月5日
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ビビ

5.0一級品のサスペンスです

2025年4月5日
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単純

興奮

知的

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たけ

4.5世界一古くてスリリングな選挙

2025年4月5日
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楽しい

興奮

知的

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イザベル

3.5なるほど映画の原題通り

2025年4月5日
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知的

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流離いのオオハシ

4.5人間の本質が見える

2025年4月4日
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鑑賞方法:映画館

どんな人間にも欲はあるものだ。但し何処までそれを表に出さずに容量良く事をこなすか、というだけの話で。

主役のローレンスは何事においても卒がない。堅実な男だ。どんな仕事も彼なら上手くこなせる様に感じられる安心感を覚える。

中盤の展開には実にドキドキハラハラした。このテーマでここまで面白く魅せるのか、という感嘆。建造物や衣装の細やかな美しさ、BGMの良さにも事欠かない。

しかしながら、ローレンス…悲しい哉。最後に垣間見えた彼のほんのささやかな浅はかさが、花の散り際の様に虚しかった。お前は中盤誰に助けられたか忘れたんか。

ただ!彼のことは決して嫌いではない。彼の心持ちに共感を覚えた人は多い筈だ。決して無理をしてキャパシティ以上の本物になろうとしなくても良い。人が持ち得る本質は人によって違うし、光とそよ風が差し込む程度に窓を開けて目の前の景色をいまひとたび見つめ直して生きていくことは、明日を生きる上でとても大切な事なのだから。

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ゑゐ

4.0108人(煩悩)のカルディナーリ(枢機卿たち)

2025年4月4日
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sugar bread

3.5イザベラ・ロッセリーニのシスター・アグネスが一番良かった!

2025年4月4日
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高校の世界史で出てきた「コンクラーヴェ」にまつわる物語。

ラテン語、英語、イタリア語、スペイン語が出てくるが、ラテン語は典礼に関わる部分のみ(特に、投票の時)、あとは、投票に参加している枢機卿たちのそれぞれのお国の言葉が中心。複雑な人称や、時制や場合で変わる動詞の活用を持ち、論理や感情の整理に優れているフランス語やドイツ語は出てこない。製作者が公開国を考えたのか、主要な枢機卿の多くは英語を話す。それにしても、皆さん、ラテン語を含み、多数言語に通じているということだろうけれど。

英語は、何といっても実利的な言語だから、カトリックの教義や歴史よりは、選挙の背景になるような思惑や企み、ミステリーが話の中心になる。あとは、イタリアとスペインがカトリックの主要国であるので、彼らの感情がストレートに出てくるイタリア語とスペイン語が目立つ。

とは言え、ストーリーや俳優たちが優れていれば、それで良いのだが。
私の心に届いたのは、イザベラ・ロッセリーニの扮するシスター・アグネスのみ。「自分達は、invisibleな(目に見えない)存在」という台詞が一番良かった。それでいて、彼女の行動が、選挙の行方に、一番インパクトがあった。

思うに、彼女たちシスターの発言を認めることこそが、プロテスタントの出現、カトリック対抗改革に引き続く、真のカトリック改革に結びつくのではなかろうか。おそらく、それは、経典から遥かに隔たることから、もはやカトリックとは呼べなくなるだろうけれど。その日がいつか来るのではないかと思われた。

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詠み人知らず

4.0すごく引き込まれる映画!!

2025年4月4日
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知的

難しい

・新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」の内容がよくわかります。
・最初は内容についていくのに必死なのですが、どんどん引き込まれていきます。
・みんな良い意味で人間らしいというか、人間の良い所も悪い所もよく表現されていて、すごく面白い映画です。

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ノリスケ

4.0眠たい映画かなと予想してたが

2025年4月4日
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知的

いやいや躍動感あるサスペンス。爺さんばかりで花が無い分、内容に集中できる(笑)。
地動説を認めたのが2008年。そんな世界でも最も伝統に固守しそうな組織にポリコレをぶっこむ。聖事であれ組織と政治は切り離せない。あの結果が公に実現するのは100年後だろうな。ポリコレは科学と違って正解がないので永久にその日は来ないかも。
それにしても意外だったのは
窓の電動シャッター、結果を知らせる煙突からの煙がスイッチひとつで発煙器から出る。
ちょっとがっくり。

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HigeKobo

2.5リーダーは理想よりも手腕だと思うの

2025年4月4日
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映画はそういう話じゃないけれど、思ったのは私なら彼を選ばないなということ。

高潔な信念はないに越したことはないけど、トップが組織を動かすセンスがないと空回りするに違いない。手段がグレーだとしても必要ならば駆使できるようなリーダーの元で働かせていただきたい。

確かに美しい画角、効果的な音楽、練られた脚本ですが、面白いかといわれるともう少し欲しい所

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ジャム太

3.5出世欲と信仰心

2025年4月3日
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知的

枢機卿なら出世欲は皆持っている。ただそこに信仰心が加わって物語は断然複雑で面白くなっていた。
宗教音楽や話されている言語にも背景が含ませてあって、見応えありました。

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zita

4.0真のリーダーとは

2025年4月3日
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なにかを考えさせられた

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K3

4.0人間だものw

2025年4月3日
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いいのいいの、バチカン。
イロイロあって、いいのよ、人間だもの。

12年間キリスト教の中にいて、
素敵なヨハネパウロⅡにお目にかかれたりしたけど、
いい人もそうでない人もイロイロいたし。

コンクラーベってこんな感じでやってるのか〜って興味津々楽しく観られました!

最後のオチにはちょっと驚いたけどね。

いいのいいの、だって人間だものw

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おそらとぴーこ

4.0なるほどこんな風に選ぶのか

2025年4月3日
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怖い

知的

カトリック教徒は世界で12億人いるらしい。
その頂点に立つ教皇の選挙と言われると、好奇心をくすぐられて観賞。

【物語】
カトリックの最高指導者であるローマ教皇が死去し、新教皇を選ぶ選挙、コンクラーベが行われることになる。ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)が、選挙のまとめ役を務めることになり、候補者であり投票者でもある100人を超える枢機卿が世界各国から集まる。そして投票が始まるが、完全な密室の中で虚々実々の駆け引きが行われる。

【感想】
俺は「いつの時代も宗教は争いの種であり、現代における宗教は悪であり、宗教団体は最大の詐欺集団だ」と思っている人間。 が、その一方で教会・神社・仏閣の歴史的かつ文化資産的建造物は大好きで、国内外の旅行では精力的に足を運ぶ。ローマに行った時にはもちろん、サンピエトロ大聖堂に足を運び、その壮大な建造物には唖然とするばかりだった。よくもまあ、信者からこれだけの富を搾取したものだと(笑)

実物を目にすると、ローマ教皇にも自然と興味が湧き、本作の観賞に繋がった。教皇はこうってこうやって選ばれるんだと良くわかり、好奇心は十分に満たされた。興味深いシステムだった。

本作は完全なフィクションのようだが、現実でも密室の中では似たようなことが起きるのだろうと思わせる、リアリティー十分な作品。 聖職者だって権力欲も名誉欲もあり、ライバルを蹴落とそうと陰謀も巡らすだろう。 人間なんだから。

ただ、結末(選挙結果)だけは実際にはありそうにない。きっとどんなに凄い人でも、あんな風に急に票を集められることはあるまい。もっと、根回し的なドロドロした世界であろうと想像するが、「一番優れた人が選ばれて欲しい」という作者の願望が込められているのかも知れない。

きっと。カトリック教徒は「教皇の冒涜だ」と言って本作は観ないのだろうが、信徒でない人達は、ある意味世界で一番影響力のある人がどんな風に選ばれるのか知るだけでも、一見の価値有り。

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泣き虫オヤジ

3.0平凡なブロックバスター・スリラー

2025年4月3日
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「がんばって背伸びしたけど空回り」な編集や構図が目につくものの、音楽もいいし主演俳優(ハリポタのヴォルデモート役の人)も見せるし、最後まで緊張感がとぎれず楽しめるのでは。ヴィラ・デステとかいろんな場所をうまく組みあわせてローマ教皇庁の歴史を巧みに表現していて、それをのぞきみる面白さもあり。

ところで日本の映画館で売ってたパンフレットがひどい。歴史家による教皇庁解説は感心したんだけど、そのほか有象無象の自称レビューを並べてカサ上げしている。とくにISO(笑)を自称する映画ライターのあらすじ並べただけの駄文、そしてごぞんじさえぼう先生のヘンな感想文。この映画はナンスプロイテーションとか全然関係ないし笑える話という指摘もお門違いですね、まったく。読んだ瞬間にゴミ箱に棄てようと思ったね(思いとどまったけど)。こんなバカエッセイを乗せるくらいなら全部カットして、パンフレットの値段を3分の1にすればいいと思うんだけど。

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milou