「リアルな人間模様で描くコンクラーベ — 結末の余韻も印象的」教皇選挙 桜滝さんの映画レビュー(感想・評価)
リアルな人間模様で描くコンクラーベ — 結末の余韻も印象的
教皇選挙(コンクラーベ)がどんなものか気になって鑑賞しました。
音楽はとても引き込まれるもので、作品全体の緊張感をうまく高めていたと思います。
枢機卿たちの描かれ方もバランスがよく、理想的な聖職者として美化しすぎず、かといって過度に悪役のように扱うこともなく、リアリティのある人間模様が感じられました。選挙に伴う謀略が描かれている点も興味深かったです。
結末については「これで良いのかな」という余韻が残りましたが、実際の教皇選挙も結果が出たら終わりではなく、そこからが本番。そう考えると、映画としての締め方はむしろ自然だったのかもしれません。
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