「テーマありき?」教皇選挙 こんさんの映画レビュー(感想・評価)
テーマありき?
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厳しい見方かもしれないが、ちょっとうんざり。ローマ教会の風通しが悪いことはわかった。しかし、アフガニスタン出身の教皇が、戦争や対立を肌身で知っている「記号」として登場して、最後にかっさらっていくという構造が強引すぎる。言いたいことはわかるが、リアリティがなさすぎ。あの主人公の羊の管理人を仰せつかった人の方がまだリアリティがある。あとはシスターたちかな。シスターが下働きしかしていないことが驚きだった。そこが光っていた。ラストシーンも。つまり、あれだけ教皇選挙を見せられたが、何も変わらないという予感しかない。そんな映画だった。
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