「前教皇の凄み」教皇選挙 momokichiさんの映画レビュー(感想・評価)
前教皇の凄み
意外にテンポがいい。無駄な回り道をせず、早々にコンクラーベへ。
亡くなった前教皇の傑物度が凄い。一体どんな人だったんだ?
●枢機卿たちの動向を細やかに掌握していたリスク管理手腕。
●来るべき時代を見据え、教会に真に必要な人材を招へいする洞察力と先見性。
●その死に際し、錚々たる面々が偽りなく涙するほどの、深い人間的魅力。
物語が二転三転。特に最後「本丸はそれか!」(笑) こういうの大好物。
色気が出てきて自分の名前を票に書いて入れた瞬間に爆発が起こったのは、さぞかし腰が抜けただろう。(こっちも驚いた。) "神の鉄槌”としてこれ以上ないタイミングだった。
コンクラーベで“彼”が選出されたシーン。ようやく教会の良心を感じることができホッとした。
このときのローレンスの一瞬の恨めしそうな顔がまた絶妙。
「我々は“理想”に仕える人間であって、”理想”そのものではない。」心に残った台詞。
最後の亀を運ぶシーン。てっきりキレて叩きつけるのかと思ったら、そっと置いただけだった(笑 すっかり憑き物落ちて賢者モードなのね。
コンクラーベはほんと根比べ。←一回言ってみたかった。
上映期間中に現実世界でも教皇が亡くなりコンクラーベが始まるという奇跡的な展開。上映期間も延長。ただ参加した日本人枢機卿によると、実際のコンクラーベは和気あいあいとしていたようで。(笑) そして4回目の投票でプレボスト枢機卿に決まったようです。
上映終盤に差し掛かってたけど、ネタバレに遭遇せずに観れてよかった!
(薦めてくれた同僚に感謝。)
こんなに「ネタバレ」を世の中が我慢し通したのは珍しいですよねぇ?
てか、なんでもかんでもネタバレさせて世間を落胆させる困った輩は、今回はこの映画は観に入ってなかったのかも知れませんけど😁
〉コンクラーベはほんと根比べ。← 一回言ってみたかった
コーヒー吹きました。
封切りからに2カ月。まだそこ、挑戦する人がいたことに(笑)
momokichiさんに一票差し上げますわ
お笑い枢機卿🤣
過分なお言葉、ありがとうございます❗
前教皇の深慮遠謀、どれだけアタマがよく、世事にも長けた人だったんでしよう。
その人を、軽々と超えてしまったベニテスがまたアッパレでした。
今回のリアルコンクラーベは根比べまで行かなかったようですが、どんなんだかいっぺん見てみたいです❗
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。