「同時代的バチカンの、その先。」教皇選挙 ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。さんの映画レビュー(感想・評価)
同時代的バチカンの、その先。
フランシスコ教皇がカトリック界隈に起こしたさざなみ。その現実の背景を踏襲した、本作品。ベールに包まれたコンクラーベの覗き見趣味的な好奇心や、枢機卿同士の票の読み合いを通じた神に仕えるものの人間臭さに、相応のエンタメ性がある。特にローレンス枢機卿が疑惑をもとに有力候補を潰すにも関わらず、盲点を突いて、いとも容易くガラスの天井を打ち破る痛快さは必見。
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