劇場公開日 2025年3月20日

教皇選挙のレビュー・感想・評価

全825件中、1~20件目を表示

4.0聖なる中間管理職。

2025年8月1日
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すっかん

4.0前教皇の凄み

2025年5月19日
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興奮

知的

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momokichi

5.0あ・・・ああ・・・。

2025年4月15日
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猿田猿太郎

4.0神を理想とする彼らが1番人間らしい

2025年4月6日
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知的

突然のローマ教皇の死により、次の教皇を決めるために世界中から100人以上の候補者が集められ、外部と完全遮断された礼拝堂で教皇選挙〈コンクラーベ〉が行われる。

文字に起こせばこれだけの話ではあるのに、その話の中に保守派とリベラル派の対立、聖職者のスキャンダル、野心、汚職、多数派と少数派…様々なテーマが次々と何重にも重なってくるのがおもしろい。
神を信じ、神という理想に少しでも近づけるよう生きる彼らが、むしろこれでもかというほど、生々しく人間らしい姿を曝け出すのも、おもしろい。

選挙を取り仕切る主人公ローレンスの息遣いや足音が作品内でもすごく強調して響き渡っていて、それがより一層緊迫感や焦りみたいなのを感じさせてくる。それもあってか、まるで自分もあの場で選挙に参加する1人になったかのような気持ちになった。まさにスリリングなサスペンスエンターテイメント作品!特に最後の衝撃は、是非映画館で味わってほしい。

また、劇中色彩として赤がところどころで印象的に描かれていて、それが絵画のようでとても美しかった。
色彩だけでなく、選挙の準備ひとつをとっても、歴史や気品を感じられる作法や衣装に、思わず「美しい…」と見惚れてしまうシーンが度々あり、その手もこの作品が魅力的だった部分のひとつだった。

宗教に対しての新たな気づきもあり、音と色彩と巧みな脚本で満足度の高い作品だった。

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AZU

3.0スカッとアクション映画並みの鑑賞後感が、よいのか、悪いのか、 奇跡なのか

2025年3月31日
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しんざん

4.0最後に驚きはある

2025年3月25日
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知的

難しい

新教皇を決める教皇選挙のことを「コンクラーベ」というらしい。世界中から集まった100人を超える候補者たちが、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうでただひたすら投票を繰り返すその様を執拗に丁寧に描き出している。ちなみに「コンクラーベ」とは「鍵をかけた」という意味で日本語の「根比べ」とは無縁とのこと。
権力を前にするとどんな聖職者とされる人間でさえも時に俗物に成り下がる。観ている私たちは観てはならないものを観せられた気がして気が滅入る。決して同じではないと願うが、普段私たちが直接見ることのできない総理大臣選挙など清廉や潔白を求められる選挙が、この映画のように絶望すべき俗物感情のメロドラマだとしたら最悪だと想像してしまう。
ストーリーは地味で単調なのに、役者の重厚でしっかりとした演技と美しい映像が見応えがあり不思議と長いとは思わない。観客は次第に投票を見守るオーディエンスの立場から投票者側の心情に変化していく。一体誰が教皇に一番相応しいのか?答えを探しながら物語に没頭していく。故ローマ教皇の真意はどこにあったのか?その真意と思惑通りに教皇選挙は進んだのか否か?

ラストにもうひと波乱あり?!
うん、驚きはある

なるほど🧐
選ばれるべき人はいつも一番遠くで変わらぬ心を貫き通す人なのか…

【この映画をオススメな人は】
寝不足ではない万全の体調の方
じっくり味わい深い映画が好みの方
アカデミー賞受賞作品はぜひ押さえておきたい方

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ななやお

4.0俗欲にまみれた中高年男性たちの根比べ

2025年3月23日
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ニコ

4.5多様性尊重と反動。疑うことと確信。宗教にとどまらない、現代の問題を突きつける

2025年8月2日
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興奮

知的

驚く

原作は、やはり映画化された「ゴーストライター」など複数の邦訳がある英国人作家ロバート・ハリスが2016年に発表した小説「Conclave」。映画化作品が日本で2025年3月20日に公開され、約1カ月後に当時の教皇フランシスコが死去しコンクラーベが実施されたことで関心が高まり、2カ月を超えるロングランヒットにつながった。原作のほうは8月時点で未訳だが、翻訳出版業界は絶好のタイミングを逸したのでは(どこかの出版社が今頃大急ぎで準備しているかもしれないが)。

ローマ教皇選挙を舞台に、候補者となる有力な枢機卿たちに関する謎や不正をめぐり、選挙を執り仕切るローレンス枢機卿が“探偵役”として真相を探っていくミステリー。レイフ・ファインズをはじめとするキャストらの滋味豊かな演技、重苦しい緊迫感をあおる演出、映像の美しさに引き込まれる。たとえ予備知識がなくとも、ローレンス枢機卿の謎解きによって一人また一人と候補者が脱落していくさまはスリリングだし、思いがけない“アクション”シーンにも驚かされる。とはいえ、先々代のローマ教皇だったベネディクト16世と次の教皇になるホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(フランシスコ)の対話を描いた「2人のローマ教皇」や、カトリック教会のスキャンダルを米新聞紙ボストン・グローブの記者らが暴いた実話を映画化した「スポットライト 世紀のスクープ」をあわせて観ると、フィクションとはいえ本作が21世紀の教会の現実をかなり反映していることがよくわかるだろう。

宗教の話にとどまらない、現代の世界の問題に通じるテーマを扱っている点も、製作国の米英をはじめ各国でヒットした一因だろう。枢機卿らの論争では、多様性の尊重を進めるべきだとする革新派と、昨今の多様性は行き過ぎだとする保守派が衝突する。またローレンス枢機卿は、疑うことが大切であり、疑いなき確信は敵だと説く。原作者ロバート・ハリスの時代感覚を効果的に表現したピーター・ストローハンの脚本も、アカデミー賞脚色賞にふさわしい匠の技だ。

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高森 郁哉

5.0ルックが良い

2025年4月30日
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現実にもローマ教皇が亡くなったことで俄然注目度が増している本作だが、そうした外的要因抜きにしても、非常に面白い作品なので、ぜひ多くの人に見てもらいたい。
まず撮影の見事さ。荘厳な宗教画のような雰囲気が全編に漂うが、登場人物たちは電子タバコを吸っていたり、スマホをいじっていたりして、そのギャップが面白い・古くて厳かなものと新しいものが混ざりあう空間になっているのだ。
古いものと新しいものが混ざり合うというテーマは、物語にも反映されている。保守的な勢力と改革派の勢力が権謀術数を用いながら選挙戦を戦うさまにそれが表れている。史上初のアフリカ出身の教皇誕生の可能性もあったが、保守勢力の策略で失脚。女性の方が信徒としては多いカトリックだが、ここで話し合いをやっているのは男性ばかりという現実。そこに楔を打ち込む存在のメキシコ出身でアフガンの協会からやってきた枢機卿。
亀が印象的だ。亀のようにスピードは鈍いが、ゆっくりとカトリック教会も変化しているのだということの現れか。
レイフ・ファインズはじめ、役者がみな素晴らしい。印象的な顔がいくつもあった作品だった。

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杉本穂高

3.5コンクラーベを肴に、どこまで遊べるか

2025年3月31日
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村山章

4.5選挙という名の極上の密室ミステリー

2025年3月30日
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ヴァチカン中枢の深紅の世界を舞台に据えるという宗教的なリアリティに挑んだ知的興奮もさることながら、本作は選挙という民主主義的過程を通じて浮かび上がる推理小説然とした面白さを併せ持つ。それこそ『裏切りのサーカス』のストローハンが脚色を手掛けたのも、一筋縄ではいかないキャラをチェスの駒のように冷静沈着に動かす手腕が最適とみなされたからではないだろうか。兎にも角にもまるで容疑者の如く候補者が浮かび、一人一人が脱落していくその根拠に至るまでの入念な捜査過程があり、しまいには真犯人登場さながらに最後の一人が、動かぬ説得力と確信性をもって選出される。選挙とはかくも先読み不能なミステリーであり人間ドラマなのかと荘厳な描写力に溜息が出る。まるで『サーカス』のスマイリーのように任務遂行するレイフ・ファインズの機微の演技、さらには自らの信仰心と向き合いながらの葛藤も秀逸。久々に極上の密室ミステリーを仰ぎ見た。

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牛津厚信

4.5狭くて広い視野を持つ傑作にしてエンタメ映画

2025年3月23日
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笑える

興奮

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清藤秀人

途中睡魔に襲われ寝てしまったので、評価出来ません(涙)

2025年8月30日
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途中睡魔に襲われ寝てしまったので、評価出来ません(涙)

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ナオック

5.0進み続ける

2025年8月28日
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知的

斬新

ドキドキ

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キウイジャム

3.5聖職者達の「白い巨塔」?

2025年8月28日
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コンクラーベが話題になっていたので、鑑賞。
イメージでは「白い巨塔」みたく陰謀渦巻く権力闘争かと思っていたが、そうでもなかった。
コンクラーベがどのように行われているかが知れただけでも勉強になった。
聖職者であっても、あらゆる差別や偏見とは無縁ではない。ただ重厚な雰囲気でオブラートには包んではいる。
ラストは意表はついてはいるが、今作のテーマともいえるのかな?ただちょっとトンデモ展開かも?

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ちくわ

3.5前半の展開はスリリングで最高。対して後半の展開は微妙。

2025年8月28日
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映画好きの中で非常に話題になっていた本作。SNSで「『十二人の怒れる男』が好きな人なら刺さる」という投稿を見掛けたので、人生ベスト映画として『十二人の怒れる男』を挙げる私は、期待しながら鑑賞いたしました。

結論、面白かったけど、ラストが微妙。なんならコンクラーベが始まる前の準備段階が盛り上がりのピークだったかもしれない。候補者の中から教皇筆頭となる人が現れ、その人がスキャンダルで失脚し、次に教皇筆頭となる人が現れ、その人もスキャンダルで失脚し……。これの繰り返し。ラストの展開も、「まあそうなるだろうな」という展開で、特別驚きも無い。

事前に『十二人の怒れる男』に似ているという情報を見てしまったせいで、映画の観方が偏ってしまっていたかもしれない。事前知識無く鑑賞したら面白かったかもしれませんが、残念ながら期待を下回ってしまった映画でした。

・・・・・・・・・
ローマ教皇が逝去した。14億人を超える信者を抱える、キリスト教の最大宗派・カトリック教。そのトップである教皇が亡くなったことで、次期教皇を決めるための選挙(コンクラーベ)を行うために、世界中から候補者である枢機卿たちがシスティーナ礼拝堂に集う。自身も教皇候補であるローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は、今回のコンクラーベの運営を任され、その準備に奔走するのであった。
・・・・・・・・・

キリスト教最大派閥のカトリック教のトップである教皇。教皇の死後、新たな教皇を決めるための選挙を描いた作品です。教皇候補である枢機卿たちが文字通り一堂に会し、外界との交流を遮断した室内で話し合いと投票を行う。人種や本拠地などで明確に派閥が分かれており票が分かれてなかなか決着がつかない。そのうち有力候補のスキャンダルが発覚するなどして、選挙は混沌とした様相を呈してきて……。という作品。

先にも述べた通り、私は本作に対して過大な期待をしてしまい、本作はそのハードルを越えることができなかったという印象です。もしかしたら、事前知識なしで鑑賞したら楽しめたのかもしれません。

まずは面白かった点を述べます。
登場人物のキャラや、役者陣の演技は見事だったと思います。登場するキャラクターはカトリック教の重役たちなので、言ってしまえばオッサンばっかりです。そんなオッサンたちが非常にキャラ立ちしていて、魅力的に映ります。また、演技も素晴らしかった。ベテラン俳優で固められた出演者の演技は非常に安定感があり、引き込まれるような魅力がありました。

次に不満点を述べます。
先に述べた通り、事前に聞いていた情報と異なり、期待外れだったと思います。まぁ、これは本作と『十二人の怒れる男』を比較しているX(旧Twitter)のポストを何件か見掛け、勝手に似た作品だと思い込んでいた私が悪いのですが。

私はてっきり本作を、「一堂に会した枢機卿たちが、選挙が終わるまで出られないという密室の中で様々な議論を繰り広げ、様々な候補者たちの思惑が交差して最後まで結末が読めないハラハラドキドキの展開になるのだろう」と勝手に思い込んで期待してしまいました。コンクラーベが実際に開始される中盤あたりまでは、これから歴史に残る出来事が始まるのだという重々しくも期待を抱かせる展開で、本当に楽しかったです。しかし実際にコンクラーベが始まってみると、話し合いらしい話し合いはほとんどないまま選挙は粛々と進むし、有力候補たちがどんどんスキャンダルで勝手に失墜していき、最終的に教皇になったのはそれまでパッとしてなかったのに最後にスピーチしただけで一気に信頼を獲得したベニテス枢機卿。正直、最後にベニテス枢機卿に票が集まって教皇になるまでの流れが急すぎて、納得感がかなり薄かったです。

「期待していたものと違う」というのが私のガッカリしたポイントではありますが、おそらく事前情報無く特に期待しない状態で鑑賞していたとしても、私はそこまで高い評価はしなかっただろうと思います。

世間での評価は非常に高い本作ですが、残念ながら私には刺さりませんでした。しかしこれは単純に「私の好みに合わなかった」というだけで、作品のクオリティは非常に高かったと鑑賞していて思いました。

クオリティの高い話題作を見たい方にはオススメです。

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といぼ:レビューが長い人

3.5この映画が名作である事だけは確信している

2025年8月27日
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知的

驚く

レイフ・ファインズが選挙中に起きる様々な問題に頭を悩ませる話。
主人公ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は選挙の責任者として、集合する枢機卿たちの受け入れ準備を整え、儀式の段取りを仕切り、枢機卿同士の政治闘争や保守派とリベラル派の対立を取りなしつつ、自らの派閥の談合にも参加する。枢機卿とシスターが修羅場になれば事情聴取を行い、枢機卿の不正疑惑に奔走し、さらには亡き教皇からの遺言めいた不正の証拠を見つけて頭を悩ませる。それはそれとして選挙を妨害したいテロ勢力からの攻撃もあり、ローレンス枢機卿は大体ずっと困っている。
信仰・権力・倫理、それぞれの持つ魔力がせめぎ合うドラマの中で葛藤するローレンスの様がじっくりと描かれており、ここはレイフ・ファインズの圧巻の演技力が光を放っている。

選挙にあたりローレンス自身が語る「確信を持たず」というフレーズはこの作品の核心 。現在の行い、信仰、教義を絶対とせず、常に疑問を投げかけるという姿勢はとても正しいと思う。
その一方で、長い歴史に根差したカトリックという組織の中でその信念を貫くことの難しさも描かれており、物語のラストではその言葉そのものが思いがけない形でローレンス枢機卿に返ってくる場面がある。物語中ではリベラル派の筆頭であったローレンス自身もまた、自ら語った「確信を持たず」という言葉に強く揺さぶられ、その重みを思い知ることになる。この踏み込んだラストは、保守・リベラルという枠を超えて、カトリックという組織そのものへの大きな問いかけとなっていて、最後まで油断できない。

この映画の楽しい所は選挙にまつわる政治サスペンス部分だけではない。
教皇選挙(コンクラーベ)といえば、システィーナ礼拝堂で執り行われる枢機卿たちによる儀式で、白い煙が昇れば教皇選出、黒い煙は未決というのは割と有名な話だが、それ以外にも、実際に教皇が死んだ後の段取りはどうなっているのか、世界各地の枢機卿はどのように参集し、どのように選挙を行うのか。選挙に使う専用の紙、専用の投票箱、一人一人が唱える宣誓の言葉、華麗な紅の衣装。コンクラーベに伴う一挙手一投足が事細かに描かれており、深い歴史に裏打ちされた未知のディテールは、見ていて興味が尽きない。

映画はこの一連の儀式を決して無駄なものとしては描かず、その形式に含まれる宗教的な意味合いに大きな敬意を払っている。荘厳さと歴史の重みを画面の中に再現するエドワード・ベルガー監督の手腕が光っている。
このディテールの積み重ねによって観客も儀式の重要性を体感できるようになっており、映画への没入度が高まる。
また同時に、形式にこそ意味が宿ることや歴史を尊重することの重要性を暗に語っているようで、これは保守にもリベラルにも味方しないという、この作品そのものが放つメッセージなのかもしれない。物語・美術・構造のすべてを駆使して真の改革とは何かを問いかける。類まれなる作品である。

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てんぞー

4.5説教と物語の融合

2025年8月27日
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個人評価:4.3
教皇選挙の舞台裏と対比させ、問われる信仰の本質と宗教とは。
劇中での説教の内容に、何度か心こみ上げる部分があり、無宗教の私には感銘をうけるシーンが多々あった。
説教と物語が上手く融合していると感じる。
映像と音楽も素晴らしく、バチカンの重厚な空気が作品から溢れ出ている。
また、この重厚な絵を作っているのは、まぎれもなくレイフ・ファインズの業であろう。
この名優のストイックな演技こそが、本作の柱となっている。
かつて地動説を認めなかった過ち。世界が進むにつれて、再び変化を受け入れる時代がやって来る。
『確信こそが罪』鑑賞後もこの言葉が深く突き刺さる。

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映画BARシネマーナ

3.5左巻きのプロパガンダ映画

2025年8月26日
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怖い

知的

教会の雰囲気が好きなのと、実際にローマ教皇が亡くなられたばかりなので、どこまで切り込んでいるのか気になって見ました。

んーー、LGBTや多様性を訴えて洗脳しようとしてると感じてしまいました。
それ以外は、衣装や映像美、演技と音楽、いずれも素晴らしかったです。
サスペンス的なストーリーも良かったです。

主席枢機卿が最後に自分の名前を投票するところ等
もしかしたら自分でも気づいていない名誉欲があったのでは?と思わせるシーンが幾つかありました。

和洋を問わず、宗教界は汚職や陰謀などが蠢いていますね。事実は小説より奇なり、実際は本編で若干触れられていた児童性愛を皮切りにもっと毒々しいものだと思います。

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ずっ子

4.5革新とは

2025年8月26日
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