劇場公開日 2025年3月20日

教皇選挙のレビュー・感想・評価

全736件中、1~20件目を表示

4.0前教皇の凄み

2025年5月19日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

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momokichi

5.0あ・・・ああ・・・。

2025年4月15日
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猿田猿太郎

4.0神を理想とする彼らが1番人間らしい

2025年4月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

突然のローマ教皇の死により、次の教皇を決めるために世界中から100人以上の候補者が集められ、外部と完全遮断された礼拝堂で教皇選挙〈コンクラーベ〉が行われる。

文字に起こせばこれだけの話ではあるのに、その話の中に保守派とリベラル派の対立、聖職者のスキャンダル、野心、汚職、多数派と少数派…様々なテーマが次々と何重にも重なってくるのがおもしろい。
神を信じ、神という理想に少しでも近づけるよう生きる彼らが、むしろこれでもかというほど、生々しく人間らしい姿を曝け出すのも、おもしろい。

選挙を取り仕切る主人公ローレンスの息遣いや足音が作品内でもすごく強調して響き渡っていて、それがより一層緊迫感や焦りみたいなのを感じさせてくる。それもあってか、まるで自分もあの場で選挙に参加する1人になったかのような気持ちになった。まさにスリリングなサスペンスエンターテイメント作品!特に最後の衝撃は、是非映画館で味わってほしい。

また、劇中色彩として赤がところどころで印象的に描かれていて、それが絵画のようでとても美しかった。
色彩だけでなく、選挙の準備ひとつをとっても、歴史や気品を感じられる作法や衣装に、思わず「美しい…」と見惚れてしまうシーンが度々あり、その手もこの作品が魅力的だった部分のひとつだった。

宗教に対しての新たな気づきもあり、音と色彩と巧みな脚本で満足度の高い作品だった。

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AZU

3.0スカッとアクション映画並みの鑑賞後感が、よいのか、悪いのか、 奇跡なのか

2025年3月31日
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初週から結構お客さんが入っているとのことで、画面で登場するような、オレのようなおっさんや先輩方ばかりの客層かと思えば、さにあらず。熱心な若い映画ファンなんだろうね、カップルさんも多く、意外とオレのようなメンドクサイお客さんはいなかった。

ルックと鑑賞後の印象ががらりと違う、オシャレさんもエンタメ大好き映画ファンも満足ささる、ある意味奇跡の

「教皇選挙」





「ああ、面白かった!」でスカッとアクション映画並みの鑑賞後感がよいのか、悪いのか、
奇跡なのか、といった塩梅。

面白いけど、ご都合すぎやしねえか。キャラがテンプレ過ぎて漫画だし、ベニテスの演説もちょっとセリフ自体はこっ恥ずかしい。

と思っていたのだが、ラストの亀の出現とそれを噴水に帰す、というところで、これは前教皇が描いたシナリオ通りに事が進んだことが分かる。

前教皇がチェスの名手(先を読む、手駒を操る)であるということと、トマスが前教皇を、「愛してた」ことが本作の主軸。

トマスは、前教皇から、管理者としての使命を受けるが、すでに、クセものだらけの、というよりも、「おいおい、こんなのしかいねえのか。。。」のおじさんたちを教皇候補から外すよう導かれただけで、ベニデスを教皇に仕立てあげるシナリオ通りにことが進んだだけに過ぎない。

もちろん、トマスが、前教皇の部屋に侵入し、ベッドのそばの壁の隙間から証拠を見つけることも織り込み済なんだろうね(笑)

「愛」故に、一人教皇のベッドの脇でおいおいと、むせび泣くところは最高だった。

トマスは「愛していた」から、教皇の思い通りに「管理職」に徹することを決意し、だが、色気なのか、こんなに選挙がもめるなら、なってやろうかと思ったのか、の自分への投票の際、「おいおい、お前違うだろ! ちゃんと仕切れや!」と、爆発という形でのお叱りを受ける。

そんなこんなで選ばれた新教皇が、そういう身体的特色を持った人物だった。

ストーリー自体はもうネタとサプライズ優先のご都合主義満載だが、前教皇の「シナリオ通り」と言われれば仕方ない。。

ところが、前教皇の意に反して、手術を行わなかったことは、トマスの信仰をさらに上回る、ありのままの姿(インノケンティノス)で「理想を求める」姿だった。それは「無垢」であり、「絶頂期」を期待させるダブルミーニング。

トマスの名乗ろうとした「ヨハネ」は、そういった流れからは、「洗礼者」のほうではなく、「弟子」の方を指しているのかなと。

「イノセント」な新教皇誕生と尼僧の笑い声を聞くトマスは、シスター・アグネスの存在も併せて、バチカン内の「女性」の存在を改めて知り、また新時代への「理想」を想像したことだろう。

追記

票を失った各候補のシュンとした顔、素敵。

追記2

「女性」を意識したことで、トマスの「愛」はどこに向かうのか。

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しんざん

4.0最後に驚きはある

2025年3月25日
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知的

難しい

新教皇を決める教皇選挙のことを「コンクラーベ」というらしい。世界中から集まった100人を超える候補者たちが、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうでただひたすら投票を繰り返すその様を執拗に丁寧に描き出している。ちなみに「コンクラーベ」とは「鍵をかけた」という意味で日本語の「根比べ」とは無縁とのこと。
権力を前にするとどんな聖職者とされる人間でさえも時に俗物に成り下がる。観ている私たちは観てはならないものを観せられた気がして気が滅入る。決して同じではないと願うが、普段私たちが直接見ることのできない総理大臣選挙など清廉や潔白を求められる選挙が、この映画のように絶望すべき俗物感情のメロドラマだとしたら最悪だと想像してしまう。
ストーリーは地味で単調なのに、役者の重厚でしっかりとした演技と美しい映像が見応えがあり不思議と長いとは思わない。観客は次第に投票を見守るオーディエンスの立場から投票者側の心情に変化していく。一体誰が教皇に一番相応しいのか?答えを探しながら物語に没頭していく。故ローマ教皇の真意はどこにあったのか?その真意と思惑通りに教皇選挙は進んだのか否か?

ラストにもうひと波乱あり?!
うん、驚きはある

なるほど🧐
選ばれるべき人はいつも一番遠くで変わらぬ心を貫き通す人なのか…

【この映画をオススメな人は】
寝不足ではない万全の体調の方
じっくり味わい深い映画が好みの方
アカデミー賞受賞作品はぜひ押さえておきたい方

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ななやお

4.0俗欲にまみれた中高年男性たちの根比べ

2025年3月23日
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ニコ

5.0ルックが良い

2025年4月30日
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鑑賞方法:映画館

現実にもローマ教皇が亡くなったことで俄然注目度が増している本作だが、そうした外的要因抜きにしても、非常に面白い作品なので、ぜひ多くの人に見てもらいたい。
まず撮影の見事さ。荘厳な宗教画のような雰囲気が全編に漂うが、登場人物たちは電子タバコを吸っていたり、スマホをいじっていたりして、そのギャップが面白い・古くて厳かなものと新しいものが混ざりあう空間になっているのだ。
古いものと新しいものが混ざり合うというテーマは、物語にも反映されている。保守的な勢力と改革派の勢力が権謀術数を用いながら選挙戦を戦うさまにそれが表れている。史上初のアフリカ出身の教皇誕生の可能性もあったが、保守勢力の策略で失脚。女性の方が信徒としては多いカトリックだが、ここで話し合いをやっているのは男性ばかりという現実。そこに楔を打ち込む存在のメキシコ出身でアフガンの協会からやってきた枢機卿。
亀が印象的だ。亀のようにスピードは鈍いが、ゆっくりとカトリック教会も変化しているのだということの現れか。
レイフ・ファインズはじめ、役者がみな素晴らしい。印象的な顔がいくつもあった作品だった。

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杉本穂高

3.5コンクラーベを肴に、どこまで遊べるか

2025年3月31日
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村山章

4.5選挙という名の極上の密室ミステリー

2025年3月30日
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鑑賞方法:試写会

ヴァチカン中枢の深紅の世界を舞台に据えるという宗教的なリアリティに挑んだ知的興奮もさることながら、本作は選挙という民主主義的過程を通じて浮かび上がる推理小説然とした面白さを併せ持つ。それこそ『裏切りのサーカス』のストローハンが脚色を手掛けたのも、一筋縄ではいかないキャラをチェスの駒のように冷静沈着に動かす手腕が最適とみなされたからではないだろうか。兎にも角にもまるで容疑者の如く候補者が浮かび、一人一人が脱落していくその根拠に至るまでの入念な捜査過程があり、しまいには真犯人登場さながらに最後の一人が、動かぬ説得力と確信性をもって選出される。選挙とはかくも先読み不能なミステリーであり人間ドラマなのかと荘厳な描写力に溜息が出る。まるで『サーカス』のスマイリーのように任務遂行するレイフ・ファインズの機微の演技、さらには自らの信仰心と向き合いながらの葛藤も秀逸。久々に極上の密室ミステリーを仰ぎ見た。

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牛津厚信

4.5狭くて広い視野を持つ傑作にしてエンタメ映画

2025年3月23日
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笑える

興奮

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清藤秀人

4.0前教皇の慧眼

2025年6月28日
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nock

4.0名誉・権力・人の妬み

2025年6月26日
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鑑賞方法:映画館

やっと鑑賞できました。
コンクラーベがローマであった年にバッチリ映画と重なり、どうしても観たかったので間に合い嬉しい。

最後のオチ。カトリック教では難しい事でしたね。
公にしなかった判断。現実離れしているけれど、映画の世界では大正解だと思った。

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jiemom

4.0現在を深さで捉え直す傑作だと思われました。

2025年6月25日
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komagire23

3.0テーマありき?

2025年6月22日
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知的

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こん

2.5過大評価

2025年6月21日
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フラグの立て方がいちいちご丁寧なので展開が読める。
意味ありげに治療経歴アリと伏線張られた時点でほぼベニテス当確。オチは唐突すぎて驚きというより白けた。
他の枢機卿達の権謀術数も大したことない。

映像美があればまだ良かったかもしれないけれど、似たような構図が延々に続くので視覚的にも満たされない。
階段のシーンは綺麗だけど明らかに南伊のカゼルダ宮殿で、ヴァチカンじゃないじゃん!と萎えた。

爆破された窓から差し込む光、亀、ローレンスは聖トマスがモチーフ、などなどキリスト教的寓意の扱いもやや野暮ったい印象。

サスペンスにしては展開に意外性がないし、キリスト教を主題にしてシリアスに持ち込むには全体的に安っぽい。

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fullofpromise

4.0おもしろかった!

2025年6月20日
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鑑賞方法:映画館

教皇選挙について興味を持つきっかけになると思う。

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Taka

2.525009

2025年6月19日
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鑑賞方法:その他

陰謀と策略と偽善、権力闘争ってこんなもの

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たかたかたか

3.0乗り切れず

2025年6月17日
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鑑賞方法:映画館

難しい

驚く

音楽とカットは良かった。
オチは意外だったが、あまり乗り切れず。好みではなかった。

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あつ

4.0最後まで衝撃の展開があり面白かった

2025年6月17日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

驚く

序盤から一気に進んだけど、隔離された中での攻防、人間模様がスリリングで最後まで気を抜かない。
そして最後には何段階かの驚きの展開がありとても楽しめました。

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peakhumter

4.0祈りへの疑念

2025年6月15日
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由由
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