「全てはアメリカの為に 〜 3つのルール」アプレンティス ドナルド・トランプの創り方 こころさんの映画レビュー(感想・評価)
全てはアメリカの為に 〜 3つのルール
70年代のニューヨーク、青年ドナルド•トランプ( セバスチャン•スタン )は、マンハッタンの会員制高級クラブで弁護士ロイ•コーン( ジェレミー•ストロング )と知り合いになり、圧倒的勝者となる為の3つのルールを叩き込まれる。
未だ何者でもない青年ドナルド•トランプが、弁護士ロイ•コーンとの関わりの中で、日々何を思い、より高みを目指し時代の寵児となっていったのか。
ドナルド•トランプを演じたセバスチャン•スタン。まるで若きドナルド•トランプの私生活を覗き見しているかのようでした。
また、ロイ•コーンを演じたジェレミー•ストロングの冷徹な眼差しや言動は、ロイ•コーンという人物が持っていたのであろうカリスマ性を十分に感じさせる名演でした。
セバスチャン•スタン、アカデミー賞主演男優賞受賞🏆、ジェレミー•ストロング、アカデミー賞助演男優賞受賞🏆でしょうか。
想定以上に赤裸々な内容でしたが、演技は勿論の事、作品としても見応えがありました。
ドナルド•トランプが目指すアメリカの未来像とは 🇺🇸
-感覚が鈍るのは嫌いだ
映画館での鑑賞
その本、古本で購入したんですがまだ読めてないんですよね。あと他にも何冊か読もうと購入してます。民主党の体たらくを見ているとトランプに票を投じざるをえなかった有権者の気持ちもわからないでもないです。でも典型的なポピュリズムですけどね。マイケル・ムーアの「華氏119」なんか見るとわかりやすいかもです。
こんばんは、狂信的な陰謀論者たちを除いてアウトサイダーのトランプにかけてみようというアメリカ人の気持ちもわからなくもないです。既成政党は彼ら有権者たちの要望にこたえられなかったですからね。エリートたちが支配する政治に対していわば毒を以て毒を制すということなんでしょう。でも少々毒が強すぎたかもしれませんね。一期目のトランプ政権でコロナによる被害拡大は明らかにトランプに責任がありましたからね。
そうですね。主演のスタンも監督のアリ・アッバシもそれぞれが独裁国家の出身だけに民主国家アメリカが独裁国家になり下がるのではないかという懸念は誰よりも強かったと思います。それだけに彼らのこの作品への思いは並々ならぬものがあったと思います。
> 知るという意味では必要な映画なんでしょうね
ええ、まさにその通り。
どんな嫌な相手でも、知ることが大切ですものね。
今回の映画はそのためにありがたかったですが、知った中身は俺にとってはホラーのように恐ろしい内容でした。いやはや。
ゴッドファーザーⅢにコメントありがとうございます。
何度もテレビ放送してますよねー。
私も部分的に観たことはあるんですが、頭から通しで連作を、ようやく観ることができました。
たぶん私も、細かいところはすぐ忘れるんじゃないかと思います。
いくつか記憶に残るシーンがあるから、それでいいかな。
トランプ大統領になって、アメリカはどうなっていくのか…不安ですね。