「怪物の誕生?」アプレンティス ドナルド・トランプの創り方 めるさんの映画レビュー(感想・評価)
怪物の誕生?
日本でも何かと話題のトランプ大統領。日本の報道をみているとトランプは悪!!というイメージがつきかねないネガティブな内容ばかりやけど、アメリカではどうなのか実際のところを知りたい。
今月大統領就任し、早速トランプ節炸裂というところで日本での公開タイミングもこれ以上ないくらい完璧👌
なりたい人に近づくためにはその人になりきってみるのがよいとよく聞くけれど、まさにそれを実践してみたという話。師弟関係がいつのまにやら弟子が師匠を追い越してしまった。この世で勝ち上がっていくためには、絶対に負けてはならず常に勝者でなくてはならない。そして自分の過ちを認めることはトランプにとっては死そのものなのだろう。
日本人は「空気を読む」「謙虚である」ことによって周りとの調和をはかりひたすら自分が世間から浮いた存在にならないように生活をしている人も多いと思う。やから、トランプのような常に自信満々で感情面の配慮をせずに発言をする部分に恐怖を感じるのだろう。相手に恐怖を与えるくらいがいいというセリフもあったが、まさに外交面でもこのやりかたはうまくいっているのかもしれない(これからどうなるかは誰にも分からんが)
この映画がどこまで事実に近いかは不明やけど、トランプにとっては周りの人間は駒以外の何者でもないのかな。使える人間か使えない人間か。大統領としてはアメリカファーストを体現してくれると期待するのはわかる。が、しかし人間としては大切なものが欠けていると思う。妻もロイも近くで支えてくれていた存在なのにね。
ネタバレになるので詳細は書かないが、トランプのメンター的存在であるロイの後半を観ているとトランプの今後は果たして…
いや、しかし現役大統領の映画を作るなんてアメリカさすが自由の国や…日本でよし!岸田さんや石破さんの映画作ろう!!なんて絶対ならない😅主演のセバスチャンスタンの役作りに感動した。動きまでそっくりや!
おはようございます。
トランプさんは善くも悪くも殆ど漫画的にキャラが立ってて映像化しやすいのに対して,岸田さんはそれこそ善くも悪くも地味すぎて正直おもんないのではないでしょうか。
さて,イシワさんは?