「ずーっと見ていたよ」アンダー・ユア・ベッド 雨雲模様さんの映画レビュー(感想・評価)
ずーっと見ていたよ
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日本版が申し訳ない。
全く観たことがないまま韓国版を観た。
あとは個人的な感想文。
学生時代印象が薄くまた友達の少なかった主人公が唯一自らの名前を呼んでくれただけで、存在意義を実感してくれたヒロインの彼女に愛を感じ、好意が伝えられないまま時は流れ、彼女は結婚してセレブ妻としての生活を営んでいた。
主人公のヒロインに対する異常な執着心も怖いのだが、暴力を振るい続ける彼女の夫も怖い。
しかし、もっと怖いのは主人公と彼女の夫が境遇が違えど、次男であり兄を快く思っていないことは互いの共通点だろうか。家制度を重んじる家系ならば、兄は認められ、弟は蔑視する。こんな二人が一人の女性をめぐり最後は殴り合いになる。
彼女はもっと別の方法でSOSのシグナルを出す機会があった、それこそホテルに宿泊できるのならば、痣だらけの彼女を不思議に思わぬ不可思議。
DV夫も片目が失明したら医者としてはお後真っ暗だろうから、はっきり言ってざまあみろなエンディングだったのが悪いことした人間には罰が下るとも解釈できるのだが、はれて暴力から開放された彼女はどうするのだろうか。
主人公は逮捕されるが、主人公に愛を感じくっつくのか、或いは金のために夫との関係を続けるのか、色々な考察ができる内容でした。
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