「【”誰かが入ってきた・・。そして鬼神の正体とは・・。”今作は、韓国の名優故イ・ソンギュンとチョン・ユミが夫婦を共演する、睡眠サスペンススリラーである。】」スリープ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”誰かが入ってきた・・。そして鬼神の正体とは・・。”今作は、韓国の名優故イ・ソンギュンとチョン・ユミが夫婦を共演する、睡眠サスペンススリラーである。】
■出産を控えた夫婦のオ・ヒョンス(イ・ソンギュン)とスジン(チョン・ユミ)。
ある夜、隣で眠る夫・ヒョンスがムクリと起き上がって「誰か入ってきた」と呟く。
翌朝、下階の住人である”引っ越しして来た”女からの騒音の苦情も全く覚えがない。以来、ヒョンスは眠るたびに、顔を傷が出来る程かきむしったり、夜中に冷蔵庫の生肉を食べるようになるのである。
◆感想<Catuion!内容に触れています。ネタバレです。マア、観ていれば分かる人も多いと思いますが・・。>
・可なり怖い作品である。故イ・ソンギュンとチョン・ユミが夫婦を演じている事もあるだろうが・・。
個人的には、オ・ヒョンスを演じた故イ・ソンギュンよりも、子を守ろうと必死なスジンを演じたチョン・ユミの鬼気迫る演技の方が怖かったかな。
・ご存じの通り、韓国は儒教の国であるので、年上の人を敬う文化があるが、今作はそれを逆手に取った気がするのである。
・階下に住んでいたそれまでオ・ヒョンスとスジンの営みに興味があり、且つ二人の愛犬ポメラニアンを嫌っていた老人が亡くなり、いたその部屋に娘と孫が越してくる。ここまで観れば、オ・ヒョンスに憑りついたのが何であるかは、わかるであろう。
・それにしても、死んだ老人を夫の中から追い出すために、娘と孫を誘拐してドリルで死んだ老人を脅すスジンの姿の方が怖かったなあ。
<今作は、韓国の名優故イ・ソンギュンとチョン・ユミが夫婦を共演する、睡眠サスペンススリラーなのである。>
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