「出会い、葛藤、発見、自分の新たな可能性、その総てが青く眩しい」ブルーピリオド あおねるさんの映画レビュー(感想・評価)
出会い、葛藤、発見、自分の新たな可能性、その総てが青く眩しい
ブルーピリオド、凄く面白かったです。
私はずっと美術部員だったくせに美術の本質を掴むことのないまま。というか美術部員だったくせに絵自体に関心がないまま学生生活を終えてしまった人間です。
この作品を鑑賞しながら、過去の自分が恥ずかしくなりました。
元から才能がある人は確かに存在しています。その一方で努力でのし上がる人も存在する。
努力をした人間全員の夢が叶う世界でないのが現実ですが、突然何かにのめり込むように夢中になって、向き合って、葛藤して、発見して。
自分も知らなかった新たな可能性を見出していく。
人が何かを始める時、中途半端な気持ちで足を突っ込むべきではないなと考えさせられましたし、
自分が心からそれが好きだという感情に突き動かされている八虎の姿は眩しかったです。
美術に興味がある方はもちろん、興味が無い方にも是非鑑賞していただきたい作品です。
追伸
高橋文哉さんが減量し女性の仕草や好きなものを勉強して取り組まれたというユカちゃん、凄く可愛くて素敵でした!
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