「教師って、改めて尊い職業だと思った。」ブルーピリオド のりたまちびさんの映画レビュー(感想・評価)
教師って、改めて尊い職業だと思った。
読んだことはないけれど、シーモアで表紙はよく見かけていた「ブルーピリオド」。
映画館で予告編を観た時に、まるで漫画のキャラを再現したかのような眞栄田郷敦さんに目が釘付けになった。
素直に、公開初日のレイトショーに行った♪
何だろう、画面の色味もアーティスティックで、登場人物が妖精のように感じた。
特に高橋文哉さん演じるユカちゃん!
そりゃ、ナンパもされるでしょうよ。
そして、ナンパした男性も、美少女ユカちゃんが男と知って驚愕するでしょうよ!
眞栄田さん演じる八虎も、スポーツバーでオールで友人と遊んでるし。
なんかもう、40年前の高校生とは色々違いすぎてビックリ…私は、高校時代ミスドも親と一緒にしか行かなかった。
全く芸術方面詳しくない私でも、八虎の芸大合格はあり得ないと思うけど、好きなことに突き進む彼の生き方に、心が動いた。
薬師丸ひろ子さん演じる佐伯先生が、八虎にかけた言葉「あなたがそう見えるなら、りんごもうさぎも青くていいんだよ」、好き。
ユカちゃんと八虎の海のシーンも、色々エモーショナル。
八虎が、ユカちゃんの電話を受けた後、ユカちゃんのいる海に走り出したところ、かっこよかった。
こんなふうにむき出しの本音を伝えあえる関係、貴重だよ。
来年、子どもたちが就職し、人生で1番したかった子育てが完了する予定。
その後は、私も、ずっと胸の奥で眠っていた自分の夢を追いかけることに決めた。
あー、八虎の今後が気になる。
シーモアで「ブルーピリオド」を買いそうな気がする(*^^*)
プロモーションとしては、この映画、大成功と思う。