「カラリストの存在感」美しい夏 虎吉さんの映画レビュー(感想・評価)
カラリストの存在感
ポスターの美しさと、
絵画モデル・お針子〜アシスタントデザイナーが
出てくる作品ってことで
前情報を入れずに鑑賞
原作は1940年出版。
ジェンダーの視点で
今の感覚と解離しているせいか
イマイチ作品の世界観に浸かれなかった
特に違和感があったのは
当時 アシスタントデザイナーだった
主人公が 納期のある商品を
ないがしろにして 仕事を
投げてしまったこと。
それ以外にも 細かく収集出来ない
部分も有り 共感できなかった
また主役の女優
設定が16歳にはとても見えず、
せっかくの身長差の有る配役なのに
初々しさに欠ける印象。
ただ そんな中で素晴らしかったのは
カラリストの仕事ぶり!!
ポスター画像ももちろんだが
画家のアトリエのシーン
オートクチュールデザイナーのアトリエ、
自然の中の光の調整
衣装の色合いも含めて
とてつもない 映像美だった
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