「現代人が心に刻むべき歴史」シサム 不死鳥のKAZさんの映画レビュー(感想・評価)
現代人が心に刻むべき歴史
アイヌの方々の、大自然と調和した平和で穏やかな暮らし振りの美しさに心を打たれる。
映画では彼等とは対処的に欲にまみれた侵略者として和人(松前藩)が登場する。
かなり凄惨な映像もあるが、実際には、もっと酷い状況だったのだろうというのが想像出来てしまう。アイヌの人々を蝦夷(エゾ)と蔑み、獣を狩るようにアイヌの人々を討伐する和人の振る舞いは決して許されるものではない。
途中からアイヌ民族に感情移入して心が痛んだ。
彼等に非道を働いた大和民族の子孫の一人として誠に申し訳ないと思う。
こうした映像は後世に残すべき貴重な資料になる。
コメントする