「タイトルなし(ネタバレ)」IMMACULATE 聖なる胎動 りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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若い米国女性セシリア(シドニー・スウィーニー)がイタリア修道院が修行をする。
そこは老いて認知症を患った修道女たちを看護・介護する場所であった。
院長をはじめ、不気味な同僚もいる。
そんなある日、処女であるにも関わらずセシリアは妊娠の兆候があらわれはじめる。
検査の結果、果たして、妊娠であった・・・
といったところからはじまる物語は、ホラー色の濃いサスペンス映画。
美術や撮影など丁寧に作られている。
が、怖くなく。
その分、ショック描写で怖さを補おうという演出は、あまり出来の良くないエンタテインメントホラーを手本にしたかしらん。
個人的には、キリスト版『ローズマリーの赤ちゃん』を期待したが、無茶といえ、一応すじみちが通った科学的手法による復活の儀。
結果、根源的恐怖が減じてしまった。
ちょっと期待したのだが、期待が過ぎたようでした。
『聖なる胎動』というよりは『悪魔の受胎』、「悪夢の受胎」だなぁ。
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