コードギアス 奪還のロゼ 第3幕のレビュー・感想・評価
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アッシュの過去…最終章へ
アッシュがノーランドの継子で弟がノーランドに惨殺された過去があり、ロゼ…サクヤの父に助けてもらった過去が…。アクション、ナイトメアフレーム戦、ストーリーともに最高でした。また、最終章にむけてノーランドの秘かな陰謀が……?次回、最終章…絶対楽しみです!
ファンサービスいらない
あくまでホッカイドウブロックとネオ・ブリタニア帝国との戦いのはずなのに、戦力減ってるのに違うエリアまで攻撃の手を広げてきて意味がわからない。
いや、何か裏がありそうだとも思うけど、ガッカリした。やっと今のメンバーに慣れてきたのに。
今のメンバーでノーランドと戦ってシンプルに終わって欲しかった。
歴代キャラが出てくるファンサービスには嬉しい気もしたが、よくよく考えたら、すげー邪魔。物語が、せっかく良い感じに収束を迎えようとしてるのに、突然、変な機械の無人機が侵略を始めて慌てふためくブリタニア勢力に唖然。
ネオ・ブリタニア帝国にも無人機を暴れさせてる。無差別すぎて何がしたいのか、わからない。
たまたま日本に遊びにきてたアキト達まで出るしまつ。知らないキャラはスマホのキャラ達だろうか..
さすがに歴代キャラがナイトメアに乗れば余裕だと思うが硬いとかで押されたりするの見たくない。
ノーランドが最終的な敵なら、それでいいのに。
【皇神楽耶、利用されそう】
優秀ゆえにノーランドがいなくなった後、彼女が和平交渉に加わる事で何かしらノーランドの思惑通りになるのかも知れない。
ノーランドが和平交渉を今、始めた意味を考えると。
【シュナイゼル】
シュナイゼルは、どうしたんだ?
なぜか出てこない。
【サクヤを見てもラズベリーと気づかないアッシュ】
捕まった皇サクヤを見ても、ラズベリーさんと気づかないのが、ちょっと変な感じ。
『え?あな、たは..』みたいになるかと思ったが、全くの別人を見る人、そのものだった。現に本人を前にラズベリーさんが今日もいなかったと話すのには笑ったが『それ、私です』って言ってくれたのも良かった。
【残念なのは】
①敵地でサクヤと会話。自動で閉められて閉じ込められたり催眠ガスとか出そう。
②守る約束したけど弟を騙っていたから許せなくて1度、見捨てた感じなのは良いとしても、もう1度助けるのに犠牲者が出ているので、ちょっとそれはって思いました。正直、最初に助ければ良くない?と思いました。
【キャサリン戦】
ハルカが強いのか弱いのか、よくわからない。模擬戦で簡単に後ろをとられ、無駄が多いと指摘されたハルカ。キャサリンのマシンガンみたいのを槍で弾くのは凄い。
まあ、実際手加減されながら何度も、殺さずに遊んでただけみたいだけど、最終話近くでハルカが、いきなり無駄がなくなって強くなられても唐突すぎて嫌だなぁ。
【感想】
キャサリンの胸!キャサリンの胸。
うん、かなり印象に残った。
良かった見ていて良かった。
でもサクヤ様が1番良かったかな。
胸も可愛さも個人的には囚われて胸が強調されててサクヤ様が最高だった。
次で、遂に終わりか..あっという間にもう終わりなのは寂しくも感じる作品。
毎回、結構、楽しみで今日も寝不足で観に来ました。なんだかんだ言いましたが面白い作品だと思います。
10年代へのアンチテーゼ
7~9話。
急展開のポイントが7話なので早い。
それも7・8話で一応決着を見せ、
9話からはさらに1発予想外にかぶせてクライマックスに持っていく。
この技量でここから外すことはないと思うので、12話しっかり通して傑作の予感。
7話から明確になるが、ギアスシリーズの続編というエンタメ作品でありながら、「ギアスの力の無用さ」をテーマに敷いている。
アッシュを動かしていたのは皇重護の生身の言動であり、話も聞かずにサクヤが頼った「ずる」は必要なかった。サクヤ自身も言うように「ギアスなんて、必要なかった」のである。
また、恐るべきハサミ男クリストフも、徹頭徹尾ギアスが効かなかった相手である。
彼は過去の例からギアスに対して対策し、同時にサクヤを追い詰める端緒にさえした。
「ギアスではない、皇重護と皇サクヤの言葉に動かされたアッシュ」によって死因を作り「貴様の操り人形になるぐらいなら」と瞬時に自死を選んだ彼は、終始一貫してギアスに敗北せず死んでいった。
この中盤クライマックスのやり取りは象徴的で、もはやギアスは場面の転換点にならないことを決定的に描いている。
情報を流していたアインベルクのヤバそうな技師も「ギアスなんてオカルトに」と言っていることから、技師とノーランドはギアスとは異なるベクトルの、ギアス以上の力に邁進しているらしい。これは、結局はギアスに依っていたシャルル&マリアンヌ&VVの成り代わりではなく、さらにその先、今の(メタ的に言えば平成を越えた令和の価値観の)最強を求めている姿勢と言えるだろう。
そして突如海底から出現した殺戮兵器たち。無人機のように思えるが、だとしたらやはりギアスは効かない。
変化し続ける世界・意志ある世界では、ギアスというチートを持っている特別性というだけではもはや窮地を乗り越えることもできず、主人公たり得ないのだ。世界はそういう天賦の才能(チート)ではなく、人々の意志が動かしているという物語作りだ。
そういう意味で、2010年代から10年以上続いたなろう系チートのお約束を真っ向から否定する作品だろう。神からどんな最強スキルを与えられても、そんな「設定」で全能感を得られる世界は、味方も敵もモッブも陳腐なのだ…人ではなく人形遊びの楽園なのだ…と言わんばかりの、2010年代のポストギアス作品「最強チート無双」への否定が込められている。
「ギアスの力は、お前を孤独にする」
は、最強チートスキルでは結局孤独しか手に入らない、とも読み変えられる。それがロゼに対するアッシュの「許せない」であり、暴力による強制を肯定するキャサリンではサクラを意のままにおけない理由である。
この7~9話の見所は、文句なしに皇重護とクリストフだろう。
実はアッシュの師匠であったことが明かされるクリストフの、戦闘前に無言でアッシュと同じ構えを取るところはエンタメとして極上。アッシュは二刀流に見えるが、実はクリストフの両腕ハサミ流だったのだとお馴染みのポーズが判明する。たしかに、物語序盤で挟み込むような攻撃をしていた。(※ナラまで二刀流、キャサリンも二丁拳銃二刀流なのは、主人公と師匠の因縁の特別性が拡散するのでややもったいないと思う)
クリストフはギアス研究に狂っており冷酷非道だが、アッシュだけは幼少期からずいぶんと目をかけていた節がある。アッシュがノーランドに殺されそうになったのを身を挺して庇ったのもクリストフだ。明らかに歪なので、アッシュと出会う前に何があったのか気になる。
どんな退場をするのかと思っていたが、この退場は完璧だろう。ギアスを解かれたアッシュはクリストフという闇の師匠を超えて皇重護という光の師匠の道を意志で選ぶ展開であり、過去にふんぎりがついたわけだが、同時に自らの信念を貫いたクリストフはベクトルが違うだけで皇重護とは同格の死を迎えた。
養父ノーランドという地獄が最初にあったことを考えれば、クリストフの力と皇重護の人格、どちらが欠けていてもアッシュはここまで生きられていない。失意のアッシュに生きる意志(“生きろ!”)を与えたのは皇重護だが、それ以前とその後で実際に戦火で生きる力を与えていたのはクリストフだ。クリストフ必殺の煙幕奇襲を「無駄な動きをせず、急所を狙う」で攻略できたのは、クリストフの教えが身についているからだ。
皇重護もクリストフも過去から今に至るまでアッシュを生かしている血肉であり、また両者ともその信念に殉じて「敗れることなく死んでいった」人間たちであり、高みに登った超えられない存在である。
クリストフはサクヤを撃てるだけの時間と技量があったように思うが、そこで自死を選んだのは研究者としてサクヤを殺す=ギアスが失われることの方が自らの信念に背くから、と考えるのは深読みしすぎか。クリストフに倫理観はないが、サクヤには一貫して危害を加えていない。子供とギアス持ちには、明確に甘い気がする。
そして物語的には、各地で続々登場するナイトメアに乗れる面々。
スザクはチラ見したが、まだチラ見すらしていないのはあの人だ。
きっと主役達を損ねることなく、良い感じに暴れ回ってくれるだろう。
今のところノーランドがガチガチのカス野郎だが、いったい何を考えているのか。
どれほどの実力を持っているのか。
最終幕が実に楽しみ。
追記
少なくともこの9話までは地上波で大いに盛り上がるだろうと感じるので、最終幕が終わった今でもSNSではネタバレしないようにあってほしいと思う
散発的な小爆発よりも、多少我慢して勝機を待ち、そこで一気に勝ちの波を作って乗ってこそ、黒の騎士団や七煌星団の戦いではないだろうか
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