範馬刃牙VSケンガンアシュラのレビュー・感想・評価
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格闘技漫画の場外乱闘!
「範馬刃牙」は、漫画も全て読んでいて、アニメも見るほど大好きですが、「ケンガンアシュラ」については、全くの未読です。
ただ、「ケンガンアシュラ」についても、興味はあったので、今回、このコラボ作品を鑑賞してみました。
双方の登場人物同士を戦わせると言う設定は、面白い。
花山薫とか、ジャック・ハンマーなんて、バキの好敵手として、お馴染みのメンバーだったんでワクワクして楽しめました。
まぁ、相手のことは良く解りませんが、それでも闘いっぷりはカッコ良かったと思います。ただ、時間の関係ですよね。ちょっとあっさりしすぎかなって気がしないでもない。
観客の中にも、それぞれの登場人物がいて、盛りだくさんって感じ。
そして、メインイベント、バキとアシュラの対決!どっちが勝つかって楽しみにしていたら・・・
まぁ、ある程度予想はついたんですけどね。まさか、オヤジの乱入で水入りになっちゃうとは・・・見ている方も、気が削がれちゃいました。
結果、フツフツとした気持ちだけが残って、満足できる作品じゃなかった。
お互いの作品の良いところが出てたのかな?
バキに比べると画の迫力が足りないように見えたんだけど・・・
ただ、「ケンガンアシュラ」への興味は増したんで、近いうちに見てみようと思います。解れば感じかたも変わるかな?
“一話”で上手く作ってある‥
が、まあ、面白くはない。夫々の長年のファンが観て没入するには無理がある。
どちらもそれぞれの世界で、
あり得ないほど凶暴でディープかつ純粋な裏世界の住人達
あり得ないほど深遠でバカ長いうんちく解説
あり得ないほど強く速くタフで超回復する怪物的戦士達
で唯一無二の格闘超人か武闘哲学者のはずなのに、
いきなり各主宰者が「徳川家つながりで昔からの知り合い」で「(また)対抗戦やろーか⁈」ということ(だけで)トップ戦士達がぞろぞろ集まって参戦(と睨み合いしつつ結局大人しく観戦)する‥ ワクワクさせられるかと思いましたが、なんか淡々と観てしまいました。
試合自体も何故か殆ど至近距離でお互い避けもせず殴り合うだけの展開。“制御の効かない”ホンモノの化け物も何人も登場しますが、尺の都合か皆妙に聞き分けがよく、大人しく帰ってゆく‥。
これが劇場版だったら、かなり拍子抜けして不完全燃焼顔で映画館を後にしたことでしょう。
シンプルな構成で楽しめた!!
映画というか、昔TVで観た餓狼伝説のような?SPアニメという感じで、上手くいった他社コラボだと思います。熱心なファンでないとキャラは分かりませんが、観易く気軽に観る事ができました。構成の見本のような感じで、この構成で例えば、カプコンvsSNKや、ストリートファイターvs鉄拳等も観てみたいと妄想しました。
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