「“一話”で上手く作ってある‥」範馬刃牙VSケンガンアシュラ keebirdzさんの映画レビュー(感想・評価)
“一話”で上手く作ってある‥
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が、まあ、面白くはない。夫々の長年のファンが観て没入するには無理がある。
どちらもそれぞれの世界で、
あり得ないほど凶暴でディープかつ純粋な裏世界の住人達
あり得ないほど深遠でバカ長いうんちく解説
あり得ないほど強く速くタフで超回復する怪物的戦士達
で唯一無二の格闘超人か武闘哲学者のはずなのに、
いきなり各主宰者が「徳川家つながりで昔からの知り合い」で「(また)対抗戦やろーか⁈」ということ(だけで)トップ戦士達がぞろぞろ集まって参戦(と睨み合いしつつ結局大人しく観戦)する‥ ワクワクさせられるかと思いましたが、なんか淡々と観てしまいました。
試合自体も何故か殆ど至近距離でお互い避けもせず殴り合うだけの展開。“制御の効かない”ホンモノの化け物も何人も登場しますが、尺の都合か皆妙に聞き分けがよく、大人しく帰ってゆく‥。
これが劇場版だったら、かなり拍子抜けして不完全燃焼顔で映画館を後にしたことでしょう。
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