ラン・ブロンド・ランのレビュー・感想・評価
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人数以外は色々マイルドに抑えられたリベンジスリラー
ザ・リベンジ系映画です。でも誘拐こそされますが、売り飛ばされたり致命傷を負わされる前に逆襲が始まるので、同ジャンル「I spit on your grave」等と比べると幾分マイルド。ゴア描写も控えめです
その代わり被害者の女性が10人w(正確にはちょっと違う)
ただ設定上仕方ないとはいえ、みーんな金髪スレンダーなので正直見分けがつかず…。流石にメインヒロインの看護師とバディ組んでた子はキャラ立ちしてましたが、それ以外は最終的に誰が助かったのかさえ曖昧でした。
逆にこの被害者の多さが、ジャンル特有のどん底悲壮感すらマイルド化してしまっているように思えます。
決してカタルシスが無いわけではないですが、どちらかというと「Criminal Minds」あたりの海外刑事ドラマを観た時の感覚に近いですね
同時進行で親や警察側の捜索パートも描かれるのですが、正直もっと削っていいと思います。
結局舞台装置止まりだったので、「酒の問題を抱えてる」「○○のエキスパート」みたいなキャラ設定は別に要らないですね。
個人的には、良心の呵責を覚えた男と被害女性たちのやり取りをもう少し深掘りしてほしかったです。
彼も含めてラストはあっさり終わったので、やっぱりそもそも10人は多すぎたのでは…という感想だけが強く残りました。笑
リベンジスリラーの「激烈さ」を期待すると、大きく肩透かしを食らうと思います
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