ライド・オンのレビュー・感想・評価
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猛馬在中
ジャッキー映画好きには、たまらない映画だと思います。
69才のジャッキーのアクション、いけますねー。
娘役のリウ嬢は、正にスクリーンに花が咲いた様で、他の作品もチェックしようと思います。
また、恋人役のグオ氏は体重を増やしたのでしょうか、パンパンな顔でいい感じにリウ嬢に振り回され、ジャッキーにしごかれていました。
お馬さんが秀逸で、賢さとカッコ良さと可愛いさがたまらなかったです。
映画の前半とても良かったのですが、後半安易なセリフが気になりました。
これが中国映画なのでしょうか。
レジェンドを映画の中ではレジェンド扱いせず、いじった方が面白いと思います。
と言いながら自分に置き換えた時、OBとして忖度してもらうのは嫌いではないです。
エンドクレジットのセリフは、最高です。
フェリオサ後の鑑賞なので、心が緩みました。
グリーンマンさん、ご安全に。
動物×親子愛×アクション + 映画業界事情 はちょっとあざといけれど十分な出来
タイトルがほぼ全て。
予算をかけて売れ筋3つに業界話を重ねればそれなりに面白くなるよね。
馬のどこまでがCGIでどこまでが実写なのか判然としないが、アメリカでよくやる背景と人物CGを俳優の演技へ何の違和感もなく融合させられる域にまで中国映画の技術は達している。その達成にまずは乾杯。
その上で、動物をうまく動かせる映画は絶対に面白い。
親子愛をダメ親父が一から築くヒューマンドラマとしてみると、ジャッキーは一時代前の仕事しかしない、できない旦那を演じている。いわゆるテンプレ。娘との関係や脚本はいまいちだが、彼氏が出てくると面白くなる。
老年のジャッキーにアクションの冴えを求めるのは間違ってる。師匠と劇中呼ばれている通り、剽軽な道士風のコメディアンとしてみた方がいい。その点でいえばよい役どころだった。
それぞれを1本の映画として描くにはパワー不足だが、3つ重ねれば十分な価値になる。
映画事情についてジャッキーファンのもっと詳しい人なら後1点追加できるかも。
こんなかわいい女優さんいます(^_^;)?
確かにジャッキーの集大成です。
過去の映像盛り沢山だからね!
だけど日本では“ジャッキーのアクション”では
もう大ヒットは厳しく
ジャッキーマニアに刺さるキャッチとして
こういうコピーなんだろうけど
今作は
「アクション映画で売らなくていいよ!」
ってくらい親子愛に涙します。
お馬さんの頑張りも凄いけど
とにかく娘役のリウ・ハオツン(劉浩存)ですよ!
ずっと愛おしい愛娘!とことんかわいい🩷
親子として、愛娘として。
そして
アクション以外の戦い。法廷。
そこで戦う娘&彼氏と弟子たち。
物語がとても面白かったです。
そんな中でもジャッキーの
スタントマンに対するリスペクトが止まない構成。
いい映画でした。
あーでも
娘の可愛さが90%(^_^;)
ハラハラさせるアクション、笑いを誘うドタバタカンフーシーン、ホロリとさせる人情シーンなどなど、これまでのジャッキー映画の魅力をギュと詰め込んだ本作にとても好感が持てました。
初主演作「タイガー・プロジェクト ドラゴンへの道序章」から50年を経て、2024年で70歳を迎えるジャッキー・チェンの主演作。一線を退いたベテランスタントマンがあることをきっかけにふたたび危険なスタントに挑む姿を描いたアクション作品。
本作は、2023年公開の中国映画。ジャッキー・チェン主演のアクション映画で、初主演の「タイガー・プロジェクト ドラゴンへの道序章」から50周年の記念作品でもあります。キャッチコピーは、「これが人生の集大成! アクションのち、涙。」
本作では主人公であるルオのこれまでの仕事として、ジャッキーが自ら危険なスタントを行ってきた過去の代表的な映画からの映像がNGシーンを含め多数使用されているほか、彼の過去の出演作を彷彿させる衣装や小道具などが登場しています。
●ストーリー
かつて香港映画界伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)。ケガをきっかけに第一線を退き、現在は借金取りに追われながら中国の撮影所に住み込み、愛馬・赤兎(「チートゥ」)とエキストラなどの地味な仕事をこなす日々を送っていました。
ある日、チートゥの元持ち主であった友人ワン(レイ・ロイ)の債務トラブルが原因で、チートゥが借金の肩の一部として連れ去られる危機に。困ったルオは疎遠になっていた一人娘のシャオバオ(リウ・ハオツン)を頼る事にする。法学部の学生であるシャオバオは、恋人の新米弁護士ナイホァ(グオ・チーリン)を紹介。だがシャオバオは、スタントに入れ込むあまり母と離婚した父を受け入れられずにいたのです。
そんなルオに、愛馬との共演というスタントマンのオファーが舞い込んできます。年齢的にも危険をともなう撮影でしたが、ルオはチートゥを守るため、危険なスタントシーンに挑戦していくこととなります。
その結果、昔ながらの体を張った危険なスタントに固執する父の姿に反発したシャオバオと溝ができてしまうのです。
そんななかチートゥに惚れ込んだ大企業の総裁で馬好きのホー(ユー・ロングァン)が、チートゥを買い取りたいと申し出ますがルオは請け合いません。結局は裁判で負け、チートゥをホーに譲る事になったルオ。
シャオバオは、仕事に命がけで挑むことで家族に愛を伝えようとする不器用な父の為に愛馬を返して欲しいとホーに懇願しますが…
●解説
スタントマンと馬。この組み合わせであれば、老いたりといえど、往年のアクションを期待するのも無理からぬこと。実際、映画の撮影現場での乗馬アクションなど、見せ場が用意されていました。
でもジャツキー・チェンも今年70歳。「トランクモンキー/酔拳」などで軽快に拳法を披露し、「プロジェクトA」 「ポリス・ストーリー/香港国際警察」といった作品で無敵のアクションを演じたのは20~30歳代でした。あれから半世紀近く。
さすがに「プロジェクトA」の時計台からの落下や「ポリス・ストーリー」のカーチェイスのような、決死のアクションはないものの、年齢を考えれば、やはりすごい。これはCGかな、と意地悪な目で見てしまうのは、時代の流れと言うしかありません。
なお、吹替え版では、吹き替えは、2023年に引退していたジャッキー・チェン専属声優の石丸博也が本作のためだけの限定復帰し担当しています。
●感想
主演はベテランスタントマンを演じるジャッキー・チェンということになっていますが、見た感想からいうともうこれは相棒の愛馬チートウが主役といっていいくらい、このお馬さん名優でした。裁判に負けてチートウを馬好きのホーに引き渡すシーンでは、チートウがルオと別れたくない感情を爆発させて大暴れします。けれどもルオの「帰れ、もうおまえは嫌いだ!」との一括を受けて引き換えるところは、本当に悲しそうで涙を誘われました。他にもチートウの演技が冴える名シーンが随所に出てきます。
演技を越えてジャッキーとチートウ役のお馬さんとが深い友情と信頼でつながっているように見て取りました。だからこそ劇中劇の危険なスタントシーンにも、あうんの呼吸で撮影できたのだと思います。
還暦を越えたしまった自分としては、アクションそのものよりも、老スタントマンの衿持と哀感に引かれました。CGを拒絶し生身のアクションに固執する仕事人間の気持ちも、娘相手に父親を気取ってみたい心情も分かります。公開中の「帰ってきた あぶない刑事」を見た時の感慨を、この映画でも抱いたのです。
劇中終盤にルオの若い頃のスタントシーンをシャオバオが見て、涙を流すシーンが出てきます。登場するシーンはどれもジャッキーの若い頃の危険なスタントシーンばかりでした。それらを見せつけられてシャオバオのように涙が出てきました。一つのシーンにいのちをかけてまで突進していくのは、役者バカといってしまえばそれまでですが、それでも危険を承知で、役に殉じていく映画愛には、やはり心を打たれる感動があるのです。
ハラハラさせるアクション、笑いを誘うドタバタカンフーシーン、ホロリとさせる人情シーンなどなど、これまでのジャッキー映画の魅力をギュと詰め込んだ本作にとても好感が持てました。
古き良き香港アクション映画風の作品
ジャッキー・チェン50周年の「集大成」
かつて数々のスタントシーンをこなした名スタントのルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)も年を重ねた今は撮影所で仔馬から育てたチートゥ(「赤兎」)と共に観光客相手のパフォーマンスで日銭を稼ぐ日々。その愛馬さえも借金のカタに取られそうになって――
映画の宣伝文に「人生の集大成」と書かれていた意味が鑑賞してわかった。
ジャッキー・チェンファンにとっては懐かしい今までの名スタントシーンが度々流れてファンとしてはかなりうれしかった。
御年70才となりかつてのような危険なアクションスタントは望むべくもないが、コミカルなカンフーアクションは健在。
また馬という相棒を得たことでアクションシーンの多彩さは増したように思える。
彼自身の映画人としての半生をつづると共に、若き日に大ケガを負うスタントシーンを経験した自身も含めたスタントマンに対するリスペクトにあふれた作品です。
特に物語終盤の部分はスタントと言う物の映画における意味を考えさせられる名シーンだったと思う。
ジャッキー・チェンの吹替えと言えばこの人!の石丸博也さんが引退していたにも関わらず今回特別に吹き替えてくださったのもファンとしては嬉しい限り。
アジアのムービースターの経緯を見届けろ!
ひさびさのジャッキー映画!
巨星は堕ちぬが落陽を見る
良いものを観た
この映画は世代によって感じるものが違うのではないか。ジャッキー全盛期の80年代前半に映画館やテレビでジャッキー作品を観て育ってきた世代は、あのシーンで涙を抑えられなかったのでは。これまでの自分の作品を観ながら見せるジャッキーの笑顔と涙が入り混じった表情。「俺は長い間、痛みにも耐えながらよく頑張ってきたな」というセルフリスペクトの表情。あのジャッキーの顔をスクリーンで見られるだけでこの映画を観る価値があると思った。映画を観終わった後、ジャッキーの表情に重ね合わせミドル・シニアの観客も同じようにセルフリスペクトの感情を味わうことが出来る…「サラリーマン人生30年以上、毎朝満員電車に揺られ、辛いこともあったが、会社のため、家族のため、自分のためによく頑張ってきたな」と。あのシーンはドキュメンタリー感があったな。
もはやスタントマンではない。
ちょっと中途半端
2024年劇場鑑賞131本目。
昔からのジャッキーファンは映画館で観ているのでジャッキー本人の声じゃないと違和感がありますから、字幕で当然観ます。
半分引退状態のスタントマンが息子同然にかわいがっている馬のために現役に復帰するみたいな話で、昔ならなんだかんだで残虐非道な悪の組織の悪巧みに巻き込まれるのでしょうけど、今回芯からの悪党は出てこず、せいぜい借金取りとの小競り合いくらいで、アクションをうたうにはちょっと物足りませんでした。
また、過去のジャッキー映画のスタントをこの主人公のスタントとしているのですが、いくら関係者向けのDVDとはいえこんな顔が出るようなスタントをしているわけがなく、説得力に欠けました。
娘の彼氏に対する怖いジャッキーは面白かったですが。
古きよきものを思い起こし、これからの新しいものも期待させる
過去作のオマージュが多数あり、ジャッキー映画好きにはたまらない作品です。
全体的に、昔のジャッキー映画を彷彿とさせる印象でした。
ジャッキーの集大成という感じでしょうか。
原題「龍馬精神」がすでにいいですね。
衰えはみられるものの、その場にあるものものを利用した楽しいアクションは健在です。こういうの大好き。
おきまりの設定・展開なので、ずっとにこにこして観ていられます。
そして登場人物がみんな素敵です。
娘のシャオバオがめちゃくちゃかわいい。
娘の恋人ルー・ナイホァはめちゃくちゃイイやつ。
愛馬のチートゥは言わずもがな、アクションも素敵。
みんなが愛おしく感じられます。
いまでこそCGが活用されているけれど、ひと昔前までは誰かが体を張って命を懸けて挑んでいた。そうしてスリル満点の迫力あるアクション映画が発展を遂げてきた。
古き良きアクション映画が思い起こされ、また、これからの新しい映画に期待を寄せられる、そんな気持ちにさせられました。
ジャッキー映画で初めて泣いた
成龍的故事
止める方が難しい
好評価して頂いた皆さんに感謝!
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