「ストーリー中心のアクション映画」ライド・オン ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリー中心のアクション映画
初めてジャーッキーの映画で泣いたなあ。
馬との愛も良かったけれどやっぱり娘との確執から始まるストーリーに泣かされた。
離婚してからお父さんとレストランで会っている様子を防犯カメラで撮った映像をもらっていつも見ていたのを娘が知ったシーンや昔のスタントマン時代の映像を親子で見ているシーン等など。
その映像が過去の本当のワンシーンだったのは面白かった。ジャッキーならではである。
馬とジャッキーの物語と思っていたら私の中では親子愛が勝ってしまった。
おきまりのエンドロールの中のNG集も健在だ。
娘が法学部だったというのも彼氏が成り立ての弁護士というのも無理矢理感がなきにしもあらずだが二人の活躍でめでたしめでたしでいくかなとは思ったがそうはいかなかった。ここは現実的だった。
衰えた感を感じさせないアクションシーンも良かったし何よりも馬の演技も素晴らしかった。結構笑いを取っていた。
最後は形はどうであれ馬が帰ってきてハッピーエンドとなった。
この映画でスタントマンの大変さを知ることができたし、もし若かかったとしても高所恐怖症の自分には絶対無理な職業である。
スタントマンは影の存在だけどこの映画でもっとリスペクトされるに違いない。少なくとも映画を見た人からは。
ダサい雰囲気のジャーッキーも素敵でしたね、次の映画のジャッキーも楽しみです。
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