「これだけ観ると完全に消化不良」室井慎次 敗れざる者 あるフォーク乗りさんの映画レビュー(感想・評価)
これだけ観ると完全に消化不良
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踊る大捜査線シリーズを1話も観ていない自分が観に行った作品です。
柳葉俊朗が演じる室井慎次が警察官を依願退職して秋田で訳アリの子供達を引き取り細々と隠居生活をする作品ですが、やはり随所随所に村の男性陣から田舎特有の余所者嫌いや排除しようとする動きが見られ、幾ら現実とはいえ流石に堪えました。
上小阿仁村医師連続退職事例や地方での異常な超少子高齢化はなるべくしてなっているのだと強く感じました。
杏という女の子を引き取ってから事件や事故が多くなり
さらに村人からの嫌がらせが酷くなりますが個人商店のおばあちゃんは姿勢は全く変わらず味方に徹していてこればかりは安心できた一面です。
やはり踊る大捜査線シリーズを観ていた人には回想シーンは本当に懐かしくてたまらないと思いますが観たことがない人には”ああこんな感じに若かったんだ”と言う感想なのでしょうね
猟銃入りのガンロッカーを無理やり開けようとするシーンで敢えて猟銃を触らせて実弾を撃たせ恐怖やこれで人を守ると言うメッセージを伝えるシーンはなかなかでした。
あと彼女が酷かったですね…
まるで見せつけるように浮気して捨てる
長い目で見たら長続きさせなくて正解だったと思いますが
最後はいきなり車庫が火事になるシーンで無理やりエンディングに入り時間の関係なのか終了になりますが続編も記憶が新しいその日中に観て観ましたがこれだけ観ると完全に消化不良ですね…
話も全体的に暗いし結末も曖昧
踊る大捜査線シリーズの回想をしたい方はいいかもしれませんが後味が悪いです。
この時期なので早めに後編とセットで観ることをおすすめします
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