「秋田の寡黙な男の話」室井慎次 敗れざる者 カプリコルヌスさんの映画レビュー(感想・評価)
秋田の寡黙な男の話
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ついに、ついにこの日がやってきました。
この映画が発表されてからドラマシリーズ・映画シリーズと見てやっと敗れざる者を見ることができました!!
めちゃくちゃ楽しみにしていた反面、
前作の室井さんスピンオフが微妙だった、という気持ちが
あったのでどうなんだろう、と心配していましたが
すっごく面白かった!!!
室井さんが警察を辞めた後の話で、
辞めた理由も警察の内部改革を進められなかったから、というなんとも室井さんらしい理由。
秋田の頑固で寡黙な男という人間性を27年間も一貫して描き続けているストーリーが良かった。
過去のドラマや映画の回想シーンが出てくるたびに
あー、こんなシーンあったよな、と涙が出そうになった。室井さんが青島との約束を果たせなかったことを悔いていて、所轄とキャリア。役職は違えど一つの信念を胸に一緒に働いてきたのを思い出してすごく良かった。
秋田で身寄りのない子供たちを引き取り一緒に暮らしてて、その何気ない日常の一コマがなんとも素敵だった。
小泉今日子の娘が出てきた時には「またか」という
気持ちが大きかったし、もう室井さんに関わらないでよーと思ってた。穏やかな日々を壊して、子供たちの心を破壊する姿に、子に親は選べないとはいえ、蛙の子は蛙だなーと思った。どんなにイヤなことをされても、室井さんなりの説き方で関係を修復していってて良かった。
書きたいことが多すぎて書ききれない。
映画はあっという間に終わってしまったので
はやく続きが見たい!!
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