「子どもと室井さんの関係良かった。」室井慎次 敗れざる者 新れいすけ(木村れい)さんの映画レビュー(感想・評価)
子どもと室井さんの関係良かった。
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まず、ずっと怖かった。死体が家の近くで出るとか、謎の女が何するかわからんとか、怖すぎ。
まずは容疑者として室井さんが捕まるのか?とヒヤヒヤした。そして最悪、おこちゃま殺害されたらどうしよとか、そんな想像すらした。
なんか、色んな昔の人が不自然な位、地方にみんな出てくるから、リアリティ的にはなんか安っぽくはなってる。
ただ、なんか地元の人がムラ的で怖かったり付属ストーリーがついてんのな。
そしてテンポが中々進まないのはなんでなのかと思ったら前編だったのね。
一番前編で良かったのは、上の子との関係性。上の子は、室井さんを信じてくれていたし、母親の事件の犯人に向き合っていくんだよ。それを静かに室井さんが支えてた。
室井さんは言葉が出ないキャラなんだけど、だからこそ、言葉が出た時の重みが違うんだな。こういうキャラってこういう風になるんだなってマジマジ感じたわ。
下の子にいった言葉泣いちゃったよ。「俺は1年生だ。正直どんな風に接したり叱ったりしたらいいかわからないんだ」ってニュアンスの言葉ね。
ストーリー的には室井さんの人生の選択にいまひとつリアリティはない。
青島との約束が守れなくて失意で退職はわかるとして、田舎に篭って、さらに里親になるまでの経緯の作り込みが甘い。なんで里親になるって発想でたのか。室井さんなんで結婚しなかったのかとかもね。
でも、まずまずかな。踊る大捜査線の明るいハチャメチャイメージとは又違った感じだけど、子供と室井さんに拍手ですね。
小泉今日子怪演だったの思い出したけど、不気味な女はどうなんのか?次も又怖いな〜〜!
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