愛はステロイドのレビュー・感想・評価
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展開が読めないストリー。
週刊文春の映画評で褒めてあったので、鑑賞してみた。スリラーなのか、ホラーなのか、ミステリアスな展開で先が読めなかった。ところどころエグい表現があって、苦手な私は苦痛だった。
殺人事件が起こってから、物語はやや面白くなるが、展開は行き当たりばったりで先が読めない。たまに驚く映画表現があって、監督が楽しんでいる事がわかる。けれど、ついていけない人もいるだろうと思う。楽しんだ者勝ちかもしれない。
ポコペンポコペンダーレガツツイタ
愛はステロイド(映画の記憶2025/8/29)
久々のA24ということで、期待と不安が入り混じったこの感覚を解消すべく観に行ったわけで。ストーリーはぶっ飛んでいるがちゃんとまとめてきたなという感はあり。ただこれは好き嫌い分かれるなという印象。
演技よりもケイティオブライエンの肉体がすげぇの一言。あれもCG入れてる部分あんのかな?ただ元がやべぇから加工されてても気にならん程度かもしれん。
エドハリスは役的にマッチしてるな・・・なんか向こうのゲームキャラでいそう。
邦題「愛はステロイド」原題「Love Lies Bleeding」まぁ日本人的には邦題の方が引かれるか。どちらも作品意図は伝わるし。
すげぇ評価高い人もいるだろうけど、すげぇ評価低い人もいそうだが、80年代後半辺りの設定感とかよくできてたなぁと思い作品の作りこみは良かったのでそれなりの評価
(5.5点/10点中)
70点ぐらい。バンドガールみたいなクリステン
クリステン・ステュアートが攻める!
昔はトワイライトシリーズでロバート・パティンソンと一緒に「厨二病のガキ共が大好きなアイドル女優」とのレッテルを貼られていたクリステン・ステュアートも今ではインディーズ映画の女王ぐらいにはなったんじゃないだろうか。それぐらいには普通の映画になかなか出演しない!笑
彼女のそういった尖った姿勢を支持したい。
前にもクィア物に出演してるので女性との絡みも何の違和感も無いしガンガンに攻めててちょっと笑ってしまった。いや。相手役のケイティ・オブライアンも頑張ってるんだけど明らかに攻め負けしてるよね。恐るべしクリステン。
しかしこのケイティ・オブライアンという女優は初めて見たがこの役のために生まれて来たんじゃないかと思うぐらい完璧だったし中毒性のあるキャラクターになっている。顔立ちも確かに80年代にとてもモテそうな顔してる。なんて美しい筋肉、そして目力。素晴らしい女優。
エド・ハリスはいつも通りって感じでしょうもない禿げロン毛が面白かった。あと最近頑張ってるジェームス・フランコの弟が兄にそっくりなイケメンだった。作品のノリ的にはよくあるA24系って感じで「何故ただ普通にやらない?」と思うひんまがったストーリーの流れだが今作は音楽の良さもあってしっかりとノスタルジーを感じられる作りになっている。何よりも主役の二人がとても魅力があるから新しいクィア物の傑作を見た気分になれる。あとエンディングがとても最低でなかなか良い。このエンディングで星を増やした。ドリーミーな映像表現も素敵だったしやりたい放題なとこも含めて愛しい作品だった。もっと派手でも良かったかなとは思ったがそこはA24だから仕方ないかって感じ。個人的にはあまり好きな作品は多くない会社だが今作は良かった。
ポイントが高いルーの“後始末力”
今週の1本目はA24作品『愛はステロイド』。すっかりと定着した感のある多くの“A24作品ファン”に囲まれ、公開初日にTOHOシネマズ日比谷にて鑑賞です。
なお、シンプルながらちゃんと引っかかりがあり、しっかりと記憶に残る邦題はナイスアイディア。一方、原題は『Love Lies Bleeding(愛は血を流す)』で、これはこれで観終わって解る“本作のテーマ”をストレートに表すタイトルですが、そもそもどんな映画かと言えば、想像をはるかに超えるようなトンデモな展開が連続にもかかわらず、ストーリーは破綻せずに最後には見事に終着してしっかりと面白い。多少は目の覆いたくなるようなシーンもありますが、そこはA24お馴染みに行き過ぎていて思わず笑ってしまいます。そして、スリル感は申し分なくハラハラドキドキで最後まで目が離せません。
と言うことで、総評から入れば“褒め一辺倒”に聞こえると思いますが、今回も前情報を全くに入れず鑑賞を始めてみて、正直なところ序盤では作品の方向性が掴み切れずに心配もしました。ところが、ジャッキー(ケイティ・オブライアン)を見染めたルー(クリステン・スチュワート)が、お近づきの印に勧めた“マクガフィン”による“変化”を示すサウンドエフェクトが大変に効果的で気味が悪く、その都度にスクリーンの向こうに嫌な予感が充満して気が付けば夢中に。そして、中盤に起こる事件をきっかけに加速度的にヤバ味が増幅し、大変に焦りながらも最善策を取ろうとするルーの“後始末力”もあって、決着がつくまでの展開に無理筋を感じさせません。
そして、全体的なルックも当時(1989年設定)そのものに見えて(行ったこともないアメリカに)既視感すら感じますし、主演の二人の素晴らしい好演は勿論のこと、嬉々としてヤバい爺を演じるエド・ハリス、如何にも薄っぺらそうなイケメン役は鉄板のデイヴ・フランコ、粘着質強めで厄介な存在が板についたアンナ・バリシニコフ等々、キャストが皆イメージ通りのキャラクターという点においても優秀で違和感は全くありません。更に、上映時間104分と言うコンパクトサイズもありがたい。と言うことで、前半に感じた不安もなんのその。思いもやらぬ“最終決戦”のギミックには最早驚きを越え、思わず吹き出してしまいました。天晴れ!w
運命のように出会い、すぐに惹かれ合うルーとジャッキー。それまで夢を追いつづけることこそが自分の人生の意味だった真っ直ぐなジャッキーにとって、ルーから得られる“強い魅力と刺激”に抗い切れず、ジャンキーと化して次々と事を起こします。そして、そんなジャッキーに戸惑いつつも結局は一番に思って決意するルーもまた、過激な状況の連続に最早麻痺してジャッキーの暴走を受け止めます。いやはや愛って何なんだ…w
いやいや、面白かった。A24×ハピネットファントム・スタジオ、次回も期待しています。
確かにあの時代って後ろの髪の毛だけ長かったw
80年代後半のニューメキシコが舞台。
かつて父親の犯罪に手を貸し、今はトレーニングジムで働くやさぐれたゲイのルーと、宿無しで体を売ってその日暮らしをしているがコンテストで優勝しカリフォルニアでジム経営を夢見るボディビルダーのジャッキー。
2人は恋愛関係になり、ステロイドを打ちながらも一緒にジャッキーの夢をかなえようとしていたところ、ルーの家族の問題からジャッキーが次第に制御不能となり、ルーも後始末に奔走するが事態は最悪の方向へと向かっていくという、なんちゃって「テルマ&ルイーズ」かとんでも「超人ハ◯ク」?
吐瀉物、糞尿、薬物、暴力、(レズビアンの)性交シーンなどがストレートに表現され、意図的に不快感を覚えさせる描写をふんだんに織り込んでいるのは嫌いではない。
細かい説明を求めてはいけない類の代物だが、と言ってものすごくぶっ飛んでるかというとそこまでではない感じでもある不思議な作り方。
一部にはどこから現実なのかファンタジーなのか解釈が難しい部分があるが、突き詰めずに見た目をストレートに受け止めて楽しむ事にした。
エド・ハリス、髪型は置いておいて、久しぶりに見たけどやっぱり雰囲気あるなあ。
A24版デルマ&ルイーズの匂いがする作品
A24版デルマ&ルイーズかと思わせながらもしっかりスリラー作品になっていて面白かった。何といっても最近のA24はシビル・ウォーや関心領域とA24の雰囲気がなかったが、この作品はエブエブみたいに元祖A24らしさ全開だった。個人的にA24は話がぐちゃぐちゃしながらも最後はしっかり伏線回収するのがA24作品と思っているが、愛はステロイドはまさにこれぞA24作品と言える。好みは分かれそう。題名は作品を観ていくうちに納得。
予測不能な異色ラブストーリー
公開初日に鑑賞。女性二人の恋模様を暴力的に描いた異色ラブストーリー。暴力的で目を背けたくなるようなシーンもあればロマンスシーンもあり掴みどころのない作品でしょうか。思わず笑ってしまうような予測不能なクライマックスも見どころです。
2025-128
まさかのオチに目が点になりました笑
邦題イイね!
原題はLove Lies Bleeding(愛は血を流す)だが、それを「愛はステロイド」とした配給さんに拍手!ステロイドはこの映画のキーアイテムだし、B級な単語の響きがとても素敵。
ボーイッシュなクリステン・スチュワートがマッチョな女性ボディービルダーと恋仲になり、暇さえあればイチャイチャチョメチョメ(死語)。日本だったら白石和彌監督が描く北関東のような閉塞感漂う街を舞台に、エド・ハリスが妙なロン毛カツラ付けてぶっ飛んだ父親を好演。兄も兄嫁もクリステンに惚れてるストーカーまがいの女も、まともな人はもうこの街にはいない様子。そんなヒリヒリグチョグチョした舞台・人物設定の中で、クリステンとボディービルダーの愛が乱高下する。その振り幅が大きければ大きいほど、こういう映画は楽しくなるのだ。
確かにこのノリはA24好みな気がする。「MEN 同じ顔の男たち」のぶっ飛んだクライマックスには負けるが、それでも「??」なクライマックスの飛び抜け感はA24!
80年代(多分)ソングの嘘臭いポップ感がステロイドの嘘臭さを助長して、もうイクとこまでイケや!と変なアゲ感と共に劇場を後にする。何かに似ている。そうだ、これはジムの筋トレで追い込んだ後のパンプアップ感そっくりだ!
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