劇場公開日 2025年8月29日

愛はステロイドのレビュー・感想・評価

全129件中、21~40件目を表示

3.0愛はステロイド、なかなか粋な邦題

2025年9月19日
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笑える

怖い

カワイイ

1989年、ボディビルの大会に出るためヒッチハイクでラスベガスに向かっていたジャッキーは、仕事を紹介してもらうため途中の街で男と寝て、射撃場のウェイトレスの仕事を紹介してもらった。その後トレーニングジムへ行き、従業員のルーと出会った。ルーはレズで、ジャッキーに惚れ、2人は恋に落ちた。実は、ルーの父親は射撃場とトレーニングジムの両方のオーナーだったが、街の裏社会を仕切り凶悪な犯罪を繰り返していた。そして、ルーの姉は夫からDVを受けていて、ルーは家族にさまざまな問題を抱えていた。そんなルーの苦悩を解決しようとしたジャッキーは、仕事を紹介してくれた男がルーの姉のDV夫だとわかり、ルーのために彼を懲らしめようとし、度を越して彼を殺してしまった。姉の家にやってきたルーにDV男の死体を発見され・・・さてどうなる、という話。

ボディビルダーのジャッキーは肉体美が素晴らしいし、ルーも可愛いかったし、レズシーンはエロくて良かった。
警察も巻き込んでの裏社会を仕切る親父、自分の身を守るためなら娘でも殺そうとするものなのか?相当な悪だなぁと驚いた。
悪の親父を演じたエド・ハリスの怪演は素晴らしい。
確かに、裏社会の悪人たち、レズシーン、殺した男の崩れた顔面など、ノアール、ラブストーリー、スリラー、とてんこ盛りだけど、行き当たりばったりのジャッキーは何か抜けてる。ステロイドの影響?そこがユーモアなのかも。

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りあの

4.0ハードなレズビアンの激愛

2025年9月18日
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女同士だと違和感を覚えないのは何故。

時は1989年、父親が経営するトレーニングジムで働くレズビアンのルー(クリステン・スチュワート💕)とボディビルの大会で優勝すべくラスベガスへ向かうマッチョでバイセクシャルな女性、ジャッキー(元ボディビル選手というケイティ・オブライアン‼︎)の運命的な出会い。

激しく求め合う二人が好きだった。

なよなよな自分はケイティのムキムキなボディが苦手だったけど、汚れてタフなクリステンが大好きだった。クリステンの代表作にエントリーした。

ルーの凶悪な父親がエド・ハリスだということを後で知った。別人だった。

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エロくそチキン2

3.5強い女性が強い女を撮る

2025年9月18日
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するってえともれなく精神的にも肉体的にもモンスター化する。男中心の社会へのアンチテーゼがマッチョとちょいエロとクスリと怪物で構築される作品が続いてて、とても興味深いですな。

そもそも女の人同士の恋愛って身体的にも精神的にも結びつきが強そうだから、それを加速させるドーピング剤としてのステロイドってことなんだろうけど、これを邦題に持ってきた配給側はわかりやすさも相まって大変センスがいいかも。

ちなみに原題は【Love Lies Bleeding】で、アマランサスの品種の名前らしい。鮮やかな赤や紫の花穂が長く垂れ下がるのが特徴で、この花穂が血のように見えることから「出血する愛(嘘どこいった?)」という愛の激しさや傷つきやすさを比喩した詩的な名前がついたんだって。しかもアマランサスの花言葉は「不滅の愛/永遠」だから、嘘を重ねながらも血みどろになりながら深まり高まる映画の内容とぴったりで驚いたり。絵作りも赤を基調に作られてるしね。

とはいえ男性の監督では踏み込めない表現やテーマを女性監督が自由に描ける時代は始まったばかり。これからも面白い作品が見れたらいいな。

それではハバナイスムービー!

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きーろ

5.0肉体と愛の狂気を喜劇的にシニカルに描く

2025年9月18日
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楽しい

トレーニングとステロイド剤による肉体の膨張と
呼応するように恋愛にのめり込んでいく。

その狂気の様をときに喜劇的にシニカルな視点から描く。
80年代の設定や音楽が、空気感にハマっている。
ラストのスーパーヒーローのような戯画的な表現も楽しい。

後半はサスペンス的な展開がすごく面白いが、
これも当時の女性の置かれていた状況、立場がきっかけになっていたり、
エンタメ要素が強い中で社会的なテイストも含まれていて、時代設定に改めて納得。

珍しいユニークな設定なので観る前はどうかなと思っていましたが、
まったくの杞憂で、ハラハラしながら楽しく観ました。

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HK

3.5ステロイドの打ち過ぎは体に良くない!

2025年9月18日
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驚く

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Mr.C.B.2

2.5A24

2025年9月17日
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A24作品だし低評価も少ないので見に行きました。
80年代を意識した荒い画質は良しとしても、トイレ清掃とか入れる必要があるのか。前半はよくわからなかった。

ボディビルダーを目指すジャッキーが一度は拒否したステロイドは違法性が高い物なのか。
私はたとえ合法ステロイドでも医薬品に変わりはないので、それでできた造られた身体やボディビルには嫌悪感を覚える。
その点でも自分には合わなかった。

レズビアンの三角関係がストーリーの中心だが、そこに殺人の証拠隠滅やらルーの父の実態が絡むので、後半はもっと分かったような分からないような。

ボディビル会場は幻想なのは明らかだが、ラスト(の少し前)は何?
人がそれなりに一生懸命見ているのに、ファンタジー? (MCU入りでもしたら?)
そういった映画だと思って見ていないので、ビックリというより、ガッカリだった。

………………
google の AI によると

"Love Lies Bleeding"は直訳すると「愛は血を流して横たわる」という意味で、転じて、血まみれで痛々しく、暴走するような愛、あるいは愛ゆえに傷つき、危険な状態に陥る状況を表す表現です。

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imaxmax

5.0原題:愛は血を流す

2025年9月17日
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クリストフ

3.0神話なき里で生まれた20世紀発祥の神話? 脚本/演出付きの壮大なほら話? みたいな感じでそれなりに楽しめるB級映画

2025年9月16日
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え、そう来るか、という予想外の方向にストーリーが展開してゆき、それが転がり始めると、まあ、そう来るだろうな、と既視感のある方向に進み、その後にまた、え、そう来るか、という予想外の展開が待っているという、なんだか変てこりんなサスペンス•スリラーです(と、そんな風に簡単にジャンル分けもできないのですが)。

アメリカの片田舎の街みたいなところで物語は展開してゆきます。なんだか古臭い感じがするなあ、誰も携帯電話、使ってないし、と思っていると、劇中のTVがベルリンの壁が崩壊寸前だった頃のニュースを伝え始め、この物語の現在が1989年であることに気づきます。この近過去の設定がけっこうはまっていて、世代が一つ前の人たちの都市伝説感に繋がっているのかなと思いました。また、なんとなくアメリカの西部開拓時代からの伝統のトール•テール(tall tale)の香りがします。もちろん、この作品には様々な要素がぶち込まれていて素朴な話ではなくなってるんですけど、焚き火を囲みながらの席で、わけ知り顔のおっさんが語る、「ちょっと前に、こんな話があってなあ……」から始まる与太話、ほら話の類いが根っこのところにあるのでは、と思いました。

タイトルにB級映画と記しましたが、映画業界でB級という単語と相性のいい言葉に「ジャンル映画」という言い方があります。でも、この作品は、え、クィアのラブ•ストーリー? え、サスペンス?、コメディ?、ノワール?……とジャンル分け不能で(それが冒頭に書いた予想外の展開に繋がっています)、従来型のジャンル映画の方程式の外側にいるような感じです。まあ、ぶっちゃけて言えば「変な映画」なんでしょうかね。こういうのが大好物だという映画ファンは一定数いそうですが、私の場合はアメリカ系の変よりヨーロッパ系の変のほうが好きかなぁ、と自分でも何言ってるか、訳がわからなくなってきましたので、私の映画鑑賞のセンスでは処理しきれませんでしたとして、真ん中の点をつけて失礼します。

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Freddie3v

3.0"山のフドウ"

2025年9月15日
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カワイイ

クリステン・スチュワートの可愛さは健在で、、、、

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万年 東一

5.02025年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️✨✨

2025年9月15日
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『テルマとルイーズ』を思い出しました…と言っても、観たのはかなり大昔ですが笑

生々しいSEX描写もありますが、男同士では画面を観ていられなくなりますが女性同士だとあまり気になりません、なぜか笑(かなり汗がベタつく感じとか嫌な臭いまでして来そうな映像でした…実際、排泄物がたくさん出て来ましたけどね笑)

愛とか暴力とかサスペンスとか、屈折していて刺激的なものがお好きな方は、どうぞ!笑

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stoneage

4.0過激なラブコメ

2025年9月15日
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恋するハートが暴走して止まらない、女二人の過激なラブコメディ。
次の展開も着地点も全く予想できなくて、どーなっちゃうんだろうとドキドキしたままラストまで。
W主人公、どちらもバカで衝動的で、おかしい。
ガツンと頭を殴られたみたいな衝撃を味わいました。
うん、観てよかった。

ラストシーンなんて犯罪なのに、清々しいお笑いシーンにしか思えなかったw

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コージィ日本犬

3.0確か

2025年9月15日
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ごっとん

3.5理屈抜きで引き込まれる

2025年9月14日
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筋書きなんてどうでもいい、と思えるくらいインパクトのある作品です。また、内容もぶっ飛んでますが、キャストが皆さん個性的で何だかよく分からないけど引き込まれます。特にエド・ハリスが普段とは一味違う、サイコ野郎を上手く演じてました。また、クリスティン・スチュワートは相変わらず魅力的で、タバコがやけに似合う女優さんです。

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alias

3.0豪快な映画でした!

2025年9月13日
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ドキドキ

奇想天外な作品!
A24作品らしい、ドキドキ感が良かったです!

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nami

4.5星空キレイ! 女優さんの表情豊か! エド・ハリス不気味! ルー役・...

2025年9月13日
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星空キレイ! 女優さんの表情豊か! エド・ハリス不気味!
ルー役・クリステン・スチュワートのにじみ出る美貌が素敵でした。

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Mk.plass

3.0鑑賞動機:二村氏のコラム9割、A24 1割

2025年9月12日
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なお

4.5トンデモ映画じゃないのにトンデモない。

2025年9月12日
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トンデモ映画じゃない普通の映画なのに(普通じゃないか)トンデモない展開。
それが受け入れてしまえるのはなぜだろう。

予想外の方向へ。
でもその人物設定なら、そっちへ向かっていくのもおかしくないか。
巧みな脚本、演出。魅力的な演者。
そしてトンデモない展開。
また普通(普通じゃない)に戻っちゃう。
なんか受け入れてしまえるラスト。
なぜだろう。不思議な映画。

クリステン・スチュアートは銃が似合う。
アクション映画のヒロインも似合いそう。

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大吉

3.5びっくりした 面白く飽きない

2025年9月11日
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斬新

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ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

1.5とっ散らかった展開でありながら途中まで中々面白い

2025年9月11日
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ねこたま

4.0こんなの反則だよ(とてもいい意味で)

2025年9月11日
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ジムで働くルーと、ボディビルの大会に出場するため転々としているジャッキーが出会い、2人の愛の営みを描く序盤。ルーの父親や姉夫婦が絡んでからは徐々におかしな方向に転がっていく。
クライムサスペンス的な話としてなかなか面白くなってきたなと思っていたら、どんどんイカれた展開に。ちょいちょい出てくるいくつかのグロいシーンは突然すぎてちょっと笑ってしまった。女性の監督が撮ってるのにこんなにグロくするんだ!と少し戸惑うくらい。さらに最後のジャッキーの姿に驚いた。なんだこれ!?と。こんなの反則だよ(とてもいい意味で)。「愛はステロイド」なんて邦題は最悪だなと思っていたが、あのシーンを観ると、この邦題にした理由がほんの少し理解できる。
クリステン・スチュワートの魅力がつまっていたことも印象的だ。とても美しくて、それでいて凛とした佇まいがカッコいい。主演2人をキャスティングした段階で成功していたんじゃないか。
クィアの恋愛感情、ルーの姉のDV被害、周りの男たちの視線や嘲笑、所々で女性の生きづらさが描かれるあたりは監督が女性だよなと納得できる作り。その生きづらさがから逃れようとする流れを観て、テイストが全く違う映画だが「テルマ&ルイーズ」を思い出していた。あれに比べると、より闘う姿勢が強くなり、しなやかになっている印象。時代が変わっているなと実感する。なかなかめちゃくちゃだし、グロかったりもするが、でも観終わった後は少し爽快だったりする。とても妙な映画だった。

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kenshuchu