「肉体と愛の狂気を喜劇的にシニカルに描く」愛はステロイド HKさんの映画レビュー(感想・評価)
肉体と愛の狂気を喜劇的にシニカルに描く
トレーニングとステロイド剤による肉体の膨張と
呼応するように恋愛にのめり込んでいく。
その狂気の様をときに喜劇的にシニカルな視点から描く。
80年代の設定や音楽が、空気感にハマっている。
ラストのスーパーヒーローのような戯画的な表現も楽しい。
後半はサスペンス的な展開がすごく面白いが、
これも当時の女性の置かれていた状況、立場がきっかけになっていたり、
エンタメ要素が強い中で社会的なテイストも含まれていて、時代設定に改めて納得。
珍しいユニークな設定なので観る前はどうかなと思っていましたが、
まったくの杞憂で、ハラハラしながら楽しく観ました。
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