「あー、黄身は私がいただきますぅ」愛はステロイド sugar breadさんの映画レビュー(感想・評価)
あー、黄身は私がいただきますぅ
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ジャッキーは後先考えないこじらせマッチョ。ステロイド禍で拍車がかかる。
ルーは(多分A型の)片付けないと気が済まない性格。でも思考は内に向かいがち。デイジーが射殺された直後の、ルーの虚脱感溢れる表情が秀逸です。
性格の違う二人が惹かれ合うのもなんとなく分かる。愛がある故の暴走であり、愛あるが故の許しなのです。
死体や暴力描写のデフォルメが効いていて、なかなかインパクト大。
終盤はサスペンス、コメディ、シュールレアリズムなどの要素が混沌とし、最後はゾンビ映画になるのではと心配してしまいました。
でもこの世界観はなかなかに好きですね。
エド・ハリスとアンナ・バリシニコフ(ミハイルの娘!)の怪演も相当に楽しませてくれました。
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