「確かにあの時代って後ろの髪の毛だけ長かったw」愛はステロイド カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
確かにあの時代って後ろの髪の毛だけ長かったw
80年代後半のニューメキシコが舞台。
かつて父親の犯罪に手を貸し、今はトレーニングジムで働くやさぐれたゲイのルーと、宿無しで体を売ってその日暮らしをしているがコンテストで優勝しカリフォルニアでジム経営を夢見るボディビルダーのジャッキー。
2人は恋愛関係になり、ステロイドを打ちながらも一緒にジャッキーの夢をかなえようとしていたところ、ルーの家族の問題からジャッキーが次第に制御不能となり、ルーも後始末に奔走するが事態は最悪の方向へと向かっていくという、なんちゃって「テルマ&ルイーズ」かとんでも「超人ハ◯ク」?
吐瀉物、糞尿、薬物、暴力、(レズビアンの)性交シーンなどがストレートに表現され、意図的に不快感を覚えさせる描写をふんだんに織り込んでいるのは嫌いではない。
細かい説明を求めてはいけない類の代物だが、と言ってものすごくぶっ飛んでるかというとそこまでではない感じでもある不思議な作り方。
一部にはどこから現実なのかファンタジーなのか解釈が難しい部分があるが、突き詰めずに見た目をストレートに受け止めて楽しむ事にした。
エド・ハリス、髪型は置いておいて、久しぶりに見たけどやっぱり雰囲気あるなあ。
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