劇場公開日 2024年10月25日

八犬伝のレビュー・感想・評価

全342件中、41~60件目を表示

5.0江戸時代の文学、って、面白い

2024年11月13日
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鑑賞方法:映画館

小説では、知ってたけど、実写版で理解が深まりました

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プロテイン

3.5馬琴と北斎トークがたまらない

2024年11月12日
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鑑賞方法:映画館

馬琴と北斎。役所さんと内野さんの演技バトルだけでも見応えたっぷり。これだけでも見る価値がある。
馬琴の部分と南総里見八犬伝の部分が交互に来るが、お得感より中途半端に感じたのが本音。
里見八犬伝自体が有名でどうしても比べてしまうので時間的にも致し方ない。
しかし、馬琴の執念は凄まじかった。流石役所さん。

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ダルメシアン07

3.0曲亭馬琴伝

2024年11月12日
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鑑賞方法:映画館

知的

『南総里見八犬伝』などで知られる江戸時代の戯作者 曲亭馬琴(滝沢馬琴)を描いた映画。
八犬士の活躍を描いた里見八犬伝の物語パートと
戯作者曲亭馬琴の半生を描いた伝記パートで構成されている。

CGを使った八犬士と彼らの敵玉梓の妖術の対決はなかなか見応えあり。
そして曲亭馬琴のパートでは友人の挿絵師葛飾北斎や他の同時代の文化人との交流の中で
自らの創作する物語の在り方や方向性に思い悩み、
また良好とは言えない家族関係への苦悩も描かれる。

自分の見た印象としてはメインは曲亭馬琴という作家の半生であり、
その作品の内容を説明する上での八犬伝パートだと感じた。
これらが交互に流れるため「里見八犬伝」として見る場合はややテンポが悪く、
里見八犬伝の物語を見たい場合は他の映像作品を見た方が集中して楽しめるかもしれない。

他方曲亭馬琴伝としては彼の眼の病や家族の問題についてかなり細かく描かれており、
役所広司さんの真に迫る演技ともあいまって彼の人物像をよく描き出していると思う。
里見八犬伝の娯楽作品というよりは作者の伝記といった趣の映画でした。

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映画ファンさすせそ

3.5お路伝

2024年11月12日
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光陽

5.0短いレビューでスミマセン。

2024年11月12日
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楽しい

興奮

幸せ

2024年11月11日
20時15分アポロシネマにて鑑賞。
『抜けば玉散る氷の刃』
1973年、中学2年生の時に見た
NHKの新八犬伝の坂本九ちゃんの
ナレーションを久しぶりに
思い出した。

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misia_yuming

3.5技ありと技ありの合わせ技で一本

2024年11月12日
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泣ける

楽しい

単純

NHK新八犬伝世代としては一応観ておかないとね。
滝沢馬琴の話と八犬伝のストーリー、両方やるって中途半端になるんじゃないの?って思ってたけど、技ありと技ありの合わせ技で一本って感じでした。
間に挟まれる八犬伝のストーリーはダイジェスト版ぐらいの感じでちょうど良かったし、滝沢馬琴の話は如何に長い年月を掛けて制作されたかが分って良かった。
ただ…ラストシーン「パトラッシュもう疲れたよ…」かよっ!ってツッコミ入れたくなった。

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キブン

4.0ジョンオバニオンの曲が頭の中でまわる

2024年11月11日
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八犬伝といえば子供の頃に観た、薬師丸ひろ子の「里見八犬伝」が思い出される。当時、日本映画の枠を超えたファンタジックな内容とジョンオバニオンのあの曲がとても印象的でした。それもあって楽しみにしていた作品でした。
滝沢馬琴がどのようにして、あの虚の世界を書いて行ったのか。
滝沢馬琴の執筆生活と、パラレルで展開する八犬伝の虚の世界。そこに葛飾北斎も登場してくる豪華さ。
あの長編の物語がどれだけの長い年月をかけて創作されたか、困難な状況の中でどのように完成させたのかがわかりとても見応えがありました。
エンディングは「里見八犬伝」とは違いますが、見終わったら、ジョンオバニオンが歌っていたあの曲が頭の中でぐるぐるまわってました…

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TOMO

4.5虚の世界の正義と現実の世界

2024年11月11日
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知的

曲亭馬琴は原稿料のみで生計を立てることができた最初の作家といわれている。
葛飾北斎、渡辺崋山らとの交流、同時代の作家鶴屋南北の作品との違い、そして馬琴の家族生活、これらは映画では現実の世界として描かれている。
それと並行してファンタジーの虚の世界、南総里見八犬伝が進行していく。
馬琴が28年もかけてわが国最長ともいえるこの戯作を描いたのは何故なのだろう。
期待していた一人息子の早世、理解してくれない妻、老いによる衰えと失明、理想とはかけ離れた現実、それだからこそ正義の虚の世界を描き続けたのだろう。そして亡くなった息子の嫁の献身によって奇跡的にも作品は完成する感動的な場面で終わる。
山田風太郎の原作を読みたくなった。

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文

4.02本分楽しめました

2024年11月10日
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楽しい

興奮

知的

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ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

2.5役所さんの上手さばかりが印象に残る

2024年11月10日
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楽しい

単純

八犬伝の粗筋に作者の物語を加えた映画。八犬伝の方は粗筋追うにしても、もう少しストーリーを膨らませられたのでは?作者を追うほうも、これでは人間性がわからない。単に真面目な堅物というだけで、見ていて面白くない。混ぜたせいで両方とも中途半端になってしまったようで勿体無い。一番印象に残ったのが役所さんの演技力。やる気を出した時の目の輝きとか、嬉しい表情とか、本当に凄いです。

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Salu!!

4.5虚であれど、それを真実と思い貫けは実となるby渡辺華山

2024年11月10日
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楽しい

興奮

知的

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みっちょん

4.0絵作りが良い

2024年11月10日
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監督がもともとVFX畑の人なので、映像が凝ってて面白かった。一般に邦画は撮影がつまらなくて、平べったい退屈な絵ばかりなのだけど、本作は深い陰影や色使いなど、とてもきれいに撮られてた。

「南総里見八犬伝」という大作を、二時間半に落とし込むにはやや無理があったが、活劇の演出も良く出来てて、娯楽として及第点。

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CR7

3.0虚も、実も、すべてはファンタジー。

2024年11月10日
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虚としては八犬伝の物語が進行し、実としては馬琴と北斎の掛け合いが描かれる。
ただ、北斎の生涯もそれほどはわかっていないと思うので、すべてはファンタジーと言えるかもしれない。
ハリウッドのヒーローものであれば、正義と悪が闘って、地球を救う、多くの人達を助けるなど、わかりやすい図式があるが、この物語の場合、個人的な恨みと言えなくもなく、里見家が畜生道に落ちず守られたという結論にしかならない部分がある。
その図式なら、それはそれでいいのだが、伏線の部分で大きな犬が出てきて、その犬をかばい、姫は鉄砲て撃たれて死んでしまう。
飼い犬まで、たたったのだろうか。犬は飼い主に忠実なイメージがあるので、玉梓という女の呪いとの闘いにストーリーを絞った方がわかりやすかったのではないかと思う。
犬にとりついたということかもしれないが、犬はやはり飼い主のために闘うのではないだろうか。
CGもきれいで、演技や衣装も悪くないのだと思うが、最後まで感情移入できず、全編を通じて歌舞伎のような演技に、途中から疲れて、もういいかなと思ってしまった。
足や手の汚れなど、細かな部分まで隙がなかっただけに、ちょっとストーリーの中核が足りない気がしてしまう。
まあ、私見になるので、このあたりで…。

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caduceus

5.0大谷さん

2024年11月9日
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虚構と現実を同時に生ききれる希有な能力の持ち主だけが歴史を刻む。

彼の活躍を喚起と感じた自分の感性が虚構なのか現実なのか全くわからない。

魔法にかかったような素敵な映画です。

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かな

2.5戦国ヒーロー戦隊ハチレンジャー!

2024年11月9日
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「南総里見八犬伝」の作者の生きざまと作品の世界を交互に観せてくれます。面白い取り組みですが、結局どちらにも入り込みきれないまま、不完全燃焼で終わった感じ。現実世界には実力派の役者さんが揃っているのに、活かしきれていない。虚の世界はまるでイケメン戦隊モノ的な演出。まっ、8人のヒーローを揃えるとなると、どーしてもあーなっちゃうのかなぁ…。
ウェイトをどちらか一方に置いて深堀りしてもらったほうが、もっと楽しめたかもしれません。

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つもろう

3.5馬琴と北斎のイチャコラでほっこり

2024年11月9日
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知的

幸せ

すごい
何がすごいって馬琴とお百の崩壊した夫婦関係が
最後の最後まで全く歩み寄りや和解のないまま
終わっちゃう

最初は口の悪いババアみたいな感じに出てきて
その実ものすごい孤独な人物だったなあと

明確には描かれてないけど中盤自分の糞っぷりを指摘された馬琴は
そのまま自室(仕事)に逃げちゃって事態の収拾しなかったんだろうな

物語は馬琴と北斎の楽し気なひと時の合間合間に
八犬伝の物語が紡がれる
虚実入り混じる構成だ

その虚と実もたんに作家と物語という二面性だけでは無いのが面白い
芝居小屋のエピソードは物語をぎゅっと引き締め
観てる方もドキッとさせられて印象深い

期待したよりもずっとのめりこめ楽しめる作品なのだけど
ラストシーンは蛇足だったなあ正直…

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破雲泥

2.0柱集結。水の呼吸?

2024年11月9日
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今から200年前からジャンプ黄金期みたいなプロット書いてたらそりゃウケるわな。

Google音声入力もないのにすげ〜、とは思ったけど、もうちょい実部分を掘り下げて欲しかったな、と。

学研の伝記まんがみたいな優等生的なつくり。

ラストはフランダースの(八)犬。

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ヒビノミライ

3.5面白く観ました

2024年11月9日
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komagire23

4.0「虚」と「実」

2024年11月9日
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役所広司演じる滝沢馬琴の日常が「実」、滝沢が書く戯作「八犬伝」のストーリーが「虚」。それらが混乱することなく構成されていて極上のエンターテイメントに仕上がってます。
滝沢は言う「戯作は『虚』。家族『実』」。
しかし、家族の死や戯作に没頭するせいで生じる家族の亀裂。「実」である家族が虚ろになっていく。ますます没頭していく戯作執筆こそが「実」なのか。家族の為に書いていた戯作のはずが、戯作のために家族が苦しんでいく。重ねる年齢。何のための人生だったのか?何が「虚」で、何が「実」だったのか?
「虚」ばかりの世の中だから、戯作の中に「実」を見出すことに価値がある。そう信じていた滝沢を揺るがす、天才が現る。
「八犬伝」のストーリーパートではVFXを駆使した斬新な演出が施されている。実生活パートでは、伝統的な時代劇として楽しめる。
何より、この映画そのものに人情本の戯作文学の味わいが通底している。
役所広司と寺島しのぶの演技は圧巻ですぞ。

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愚者

2.5NHKの坂本九さん語り手の人形劇の頃からの八犬伝のファンです。とて...

2024年11月9日
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楽しい

単純

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Max_Ponta