劇場公開日 2024年10月25日

「様々な解釈深読みが可能」八犬伝 tomokuni0714さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5様々な解釈深読みが可能

2024年10月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

と言うことは優れた作品だ。と言えると思う

とそんなありきたりの文句で高評価を残して終わりだと
僕の感想としては片手落ちなので

一部自己解釈を書き残し締めておこうと思うのだ。

僕はある時期に同じクリエイター先祖と思い
馬琴縁のち詣を行っていた
その場所は自社オフィスのすぐ近所で直ぐにでも詣ことが
可能な場所だった。

その場所を振り返りつつ、今の僕が取り憑かれている
要素振り返りを行うと

八と言う数は古来より我が国を彩る物語で
語り続けられて来た数である。

八島に八岐大蛇に八咫烏など陰極まる数である。

因みに八犬士が倒すべき相手が玉梓とされていたので
確証は持てないが、これが玉藻であるならば
九尾の狐。

渡来の妖怪である◎

ついでに八犬士が持つ珠は

仁義八徳で七福を超えた数でもある。

これもまた渡来の神で占める福を超えた話だなぁ。と

つまりは馬琴は新時代に向けて、我が国鼓舞を意図し

本作を創作したのではないか?

と本作展開より感じた。

まぁ、僕の深読みだが、多いに刺激を受けたのである。

無事役者新旧入替も見てとれ良かった良かった◎

tomokuni0714